ステンレスは錆びないの?海釣りで使ったらどうなるか実例で解説

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「ステンレスなら錆びない」と思っていませんか?

海釣りで使う道具はステンレスが安心。
そう思っている方は多いと思います。

たしかにステンレスは錆びにくい素材です。
しかし——

「ステンレス=錆びない」ではありません。

実際に海で使うと、思っている以上に早く劣化するケースもあります。


ステンレスにも種類がある

ステンレスといっても、実は種類があります。

  • 一般的なステンレス(SUS304など)
  • 海水に強いステンレス(SUS316など)

本来、海で使うなら後者が理想です。

ただし——
安価な製品では、そこまで耐食性の高い素材が使われていないことも少なくありません。

やっかいなのは、安価なプライヤーほど素材のグレードが明記されていないことが多い点です。「ステンレス」とだけ書かれていて、SUS304なのか316なのか、あるいはそれ以下なのかが、買う側からは分からない。これが、素材名だけで選ぶことの怖さです。


実際に使って分かった「ステンレスプライヤー」の落とし穴

以下は、半年間、釣行後すぐには洗わず、半日〜翌日に水洗いしていたステンレスプライヤー

半年間水洗いせずに海で使い続けたステンレスプライヤーの腐食

使用後すぐに洗わず、海水や魚の血液が付着したまま時間が経つと、ここまで劣化が進みます。

見た目以上に、内部の腐食や可動部の劣化が進んでいるケースも多く
動作不良や固着の原因になることもあります。

※特別に過酷な使い方ではなく、一般的な海釣りでの使用環境です。

「ステンレスプライヤー」でも安心できない理由

ここで重要なのが、「ステンレスプライヤー」という表記です。

一見するとすべてがステンレスでできているように思えますが、実際には——

  • 本体
  • バネ
  • リベット
  • 可動部

複数の素材で構成されていることがほとんどです。

つまり、たとえ本体がステンレスであっても、
他の部分から腐食が進む可能性があるということです。

さらに海釣りでは、

  • 海水(塩分)
  • 魚の血液や体液

が付着し続けるため、腐食は想像以上に進みます。

特に魚の血液は、気づかないうちに腐食を進める原因になります。

加えて、異なる金属同士が接触することで
電食(ガルバニック腐食)も起きやすい環境です。

ただし——

本当に耐食性の高いステンレスは、ここまで簡単には劣化しません。

また、素材や構造がしっかりしているプライヤーであれば、
同じような使用条件でもここまで状態が悪化しないケースもあります。

その違いについては、以下の記事で実例をもとに解説しています。

本当に耐食性の高いステンレス製フィッシュグリップについては、こちらの記事で紹介しています。
▶ボガグリップは一生モノでいい|20年使って分かった偽物と正規品の違い

また、錆に強いのはステンレスだけではありません。
実際に2年間水洗いなしでも使えたプライヤーについては、こちらで詳しく紹介しています。
▶【検証】ウミボウズのプライヤーを2年間“水洗い無し”で使ってみた結果…

楽天ランキング1位の人気モデル。2年水洗いなしで使ってきた身としても、納得です。


海釣りは想像以上に過酷

海で使う道具は、真水の環境とはまったく別物です。塩分や血液の付着に加え、乾燥と湿気を繰り返し、素材の違う部品同士が触れ合う——こうした条件が重なることで、「ステンレスだから安心」というイメージ以上に劣化が進みます。

だからこそ、海釣り用の道具は素材名だけで選ぶのではなく、実際の耐久性や構造まで見て選ぶことが大切です。


まとめ

  • ステンレスでも種類によって耐食性に差がある
  • 安価なステンレスは海で普通にサビることがある
  • ステンレスプライヤーでも、すべてがステンレスとは限らない
  • 海水や魚の血液、電食によって腐食は進みやすい
  • 本当に耐食性の高いステンレスや、設計の良い道具は劣化しにくい

 

本当に良い道具は長く使うことができます。

価格だけを見ると高く感じるかもしれませんが、買い替えの回数やトラブルを考えると、結果的にコストは抑えられます。

長く使えることこそが、本当の意味でのコストパフォーマンスではないでしょうか。

 

ぶっこみ釣りをもっと詳しく知りたい人はこちら
▶釣りに関する記事をカテゴリー別にまとめています。 気になるテーマを選んでください。
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