ストリンガーを使うときに迷いやすいのが、「どこに通すのが正解なのか」という点です。
ネットでは「下あごが正解」「エラはダメ」といった説明をよく見かけますが、実際の釣りの現場ではもう少し柔軟に使い分けられています。
この記事では、特定の魚種に限定せず、一般的なストリンガーの刺し場所と現場での考え方をざっくり整理します。
結論|長く活かすなら下あご、短時間ならエラでも普通に使われている
まずは結論です。
- 長時間活かすなら「下あごの薄皮」が無難
- 短時間のキープなら「エラ通し」でも普通に成立することが多い
- ただしエラ通しは、弱る・死ぬ確率がやや上がる
つまり、エラ通しは「絶対ダメ」ではありません。
ただし、条件が悪くなるほど差が出やすいため、状況に応じて使い分けるのが現実的な運用です。
ストリンガーの基本|なぜ「下あご」がよく使われるのか
一般的に推奨されるのは、下あごの内側にある薄皮(膜)部分です。
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この場所が選ばれる理由はシンプルです。
- 呼吸を邪魔しにくい
- 出血しにくい
- 長時間でも弱りにくい
特に、半日以上キープする場合や、できるだけ元気な状態を保ちたい場合は、この位置が最も無難です。
ただし現場では「エラ通し」も普通に使われている
ここが重要なポイントです。
実際の釣りでは、エラにストリンガーを通している人も多く、特に次のような状況では一般的に行われています。
- 数時間だけキープする
- 釣り終わりが近い
- 持ち帰り前提
- 魚の数が少ない
このような条件なら、普通に元気なまま持ち帰れることも多いのが実情です。
エラ通しが「ダメ」と言われる本当の理由
エラ通しが注意されるのは、「すぐ死ぬから」というより、ダメージを受けやすい場所だからです。
エラは魚にとって、呼吸を行う重要な器官です。
- 血管が多い
- 呼吸に関わる
- ダメージの影響が出やすい
そのため、条件が悪くなるほど弱りやすくなる傾向があります。
実際に差が出やすいのは「刺し場所」よりも条件
現場の感覚としては、魚が弱るかどうかは、刺し場所だけで決まるわけではありません。
影響が大きい順に並べると、だいたい次のようになります。
- 水温(特に夏)
- 時間(どれだけ長くつないでいるか)
- 波や潮の強さ
- 魚の数
- 刺し場所
つまり、エラに通しても、条件が良ければ問題にならないことも多く、逆に条件が悪ければ下あごでも弱ることはあります。
ストリンガーのフックサイズによってはエラに通せないこともある
もう一つ現実的なポイントとして、ストリンガーのフックの大きさがあります。
大型魚や太軸フックの場合、そもそもエラの隙間に通せないこともあります。
この場合、無理に通そうとすると逆にダメージが大きくなるため、次のような判断になります。
- 通せない → 下あごに通す
- 無理に通さない
これは非常に現実的な判断です。
状況別|現場での一般的な使い分け
| 状況 | 一般的な選択 |
|---|---|
| 数時間 | エラでも問題ないことが多い |
| 半日以上 | 下あごが無難 |
| 真夏・高水温 | 下あご推奨 |
| 魚が多い | 下あごが安全 |
| すぐ持ち帰る | エラでも問題なし |
まとめ|絶対的な正解はなく「時間」と「状況」で使い分ける
ストリンガーの刺し場所については、次の考え方が最も現実的です。
- 基本は下あごの薄皮
- 短時間ならエラでも普通に使われている
- 長時間・夏場は下あごが無難
- 無理に通さないことが一番大事
「ここが絶対に正解」というより、状況に応じて使い分けるのが、実際の釣りの現場に近い考え方です。
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