ぶっこみ釣り(投げ釣り)をしていると、仕掛けを回収したときに「どうしたらこんな絡み方をするんだろう…」と思うほど、ハリスが道糸や仕掛けと絡んで戻ってくることがあります。
仕掛けが絡んでいると、アタリが出なかったり、アタリが出ても途中で止まってしまったりして、魚はまず掛かりません。

ぶっこみ釣り(投げ釣り)で仕掛けが絡む原因は、実はある程度パターンが決まっています。
主な原因は次の通りです。
- ハリスが長すぎる
- エサの付け方が曲がっている
- キャストの角度が悪い
- 着水時に糸を止めていない
- 仕掛けが海底で整っていない
- ハリスにクセ(パーマ)が付いている
この記事では、ぶっこみ釣りでよく起きる仕掛け絡みの原因と対処法を実体験をもとに解説します。
仕掛けが絡むタイミングは2つある
ハリスや仕掛けが絡むタイミングは大きく分けると次の2つです。
①投入〜着底まで
②アタリ待ち
まずはキャストから着底までのトラブルを見ていきます。
投入〜着底で仕掛けが絡む原因
ハリスの長さは適正ですか?
置き竿スタイルではハリスを長くすることで魚に違和感を与えにくく、大物狙いでは有利と言われています。
しかし、長すぎるハリスは絡みの原因になります。
目安としては1.5メートル前後です。
それ以上長くなると、キャスト中や着水時に絡む可能性が高くなります。
大物釣りで「ヒトヒロ」と言われる長さが使われるのも、絡みのリスクが少ない範囲で長く取れるからです。
ハリスの長さについてはこちらの記事も参考にしてください。
餌はまっすぐ付いていますか?
エサの付け方が曲がっていると、キャスト時に回転して仕掛けが絡むことがあります。
特に回転しやすいエサは次のようなものです。
- イカタン(イカの短冊)
- エビ
エサはハリスに対してまっすぐ付けることが大切です。
日中であればキャスト時の仕掛けの動きを一度確認してみると原因が分かることもあります。
投げる角度は適正ですか?
キャストの角度も絡みの原因になります。
ライナーでも山なりでも仕掛けは絡みやすくなります。
理想のキャスト角度は40〜45度です。
この角度で投げるとオモリが先行して飛び、ハリスとエサはその後ろを引かれる形になります。
その結果、道糸との絡みが起きにくくなります。
着水直前に糸を止めていますか?
着水時に糸を出しっぱなしにすると、ハリスが道糸やオモリに絡むことがあります。
これを防ぐ方法が着水直前のサミングです。
着水直前に糸の放出を止めると、オモリが先に落ちてエサが遅れて落ちる形になります。
この動きになることで仕掛けは絡みにくくなります。
アタリ待ちで仕掛けが絡む原因

キャスト時に絡んでいなくても、アタリ待ちの状態で仕掛けが絡むことがあります。
仕掛けを回収したら絡んでいる…という状態です。
この場合は、仕掛けの構造や海底での状態が原因になります。
着底したら仕掛けを馴染ませる
着底直後の仕掛けは海底で整っていない状態です。
そのまま放置すると絡みやすくなります。
着底したらハリスの長さ以上仕掛けを引きずり、
道糸 → オモリ → ハリス → エサ
が一直線になるようにします。
これを「仕掛けを馴染ませる」と考えると分かりやすいです。
オモリ(天秤)に絡む
ぶっこみ釣りでは亀の子オモリやオタフクオモリなどの専用オモリがよく使われます。

このタイプは糸が海底から離れにくいため絡みにくい特徴があります。
また、多少絡んでも竿をあおると元に戻りやすいメリットがあります。
一方、投げ釣りでよく使われる海藻天秤(L型天秤)は糸が海底から浮くため、流れやウネリの影響を受けやすく絡みやすい傾向があります。
対策としては砂ズリ(ワイヤー)を長くする方法があります。

また
- ジェット天秤
- スパイク天秤
- 名古屋天秤
などを使うと絡みをかなり減らすことができます。
ハリスが絡む
大物狙いではナイロンハリスを使うことがありますが、ナイロンは柔らかいため絡みやすい特徴があります。
その場合はフロロカーボンハリスを使うことで改善することが多いです。
フロロは張りがあるため、太くすることでさらに絡みにくくなります。
ハリスのクセ(パーマ)
意外と多い原因がハリスのクセです。
ボビン巻きのハリスや事前に作った仕掛けは、クセが付いていることがあります。
この状態だと絡みやすくなります。
使用前にハリスの両端を持って軽く引っ張るだけでクセは取れます。
まっすぐなハリスとクセのあるハリスでは、絡みにくさがまったく違います。
ぶっこみ釣り(投げ釣り)などの置き竿スタイルでは、仕掛けが絡む原因が「ハリスの長さ」や「天秤の種類」にあることも少なくありません。
この2つを見直すだけでも、仕掛けトラブルはかなり減らすことができます。
詳しくはこちらの記事で解説しています。

