ハリスが太いと食いが落ちる!は本当か?個人的な考えを少しだけ・・

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「ハリスが太いと魚の食いが落ちる」

理想的なことを言えば、釣りに使う糸は細ければ細いほど良いとは思いますが、結局のところは強度とのバランスになっていきます。

いくら食いが良いからと言って、糸を細くしても魚が取れないのであれば何の意味もありません。

 

石鯛釣りでは、根などに潜られないよう太仕掛けで一気に引き上げます。

ましてやハリスはワイヤー・・・食いが悪いことより掛けた魚を取ることに重視しています。

重要なのは、何を求めるか?なんですね。

ただ、今回は「ハリスを太くすると食いが落ちる」ことについて個人的な考えを少しだけ・・・

 

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魚はハリスが見えている?

研究者ではないので断言はできませんが、「そりゃ見えているでしょ!」ってことですね。

ハリスの中にはカモフラージュされたラインもたくさんあります。

水の色と近いものや魚の目から見えにくい色に加工されたもの(真鯛はピンクが主流)、水の屈折率に近く同化するもの、ギラツキを抑えたもの・・・

まとめ【魚に見えにくい】ハリス13選!一度は試してみたい・・?
釣りにおいて、魚に見えにくい・見えない色のハリスは釣果アップに繋がります。代表的なピンクハリスや魚に見えにくいステルスカラー、周囲に溶け込むカモフラージュカラーの製品をまとめてみました。水の色や周囲の色と同化させるタイプ。水の屈折率に近づけたり、光を反射しにくい色を採用して、ギラツキを抑えたタイプ

 

過去に色々と使ってみましたが、正直「これはすごい!」と強く感じたものはありません。

なので、魚から見えている見えていないという観点から考えると、おそらく糸を細くしても見えているという点は変わらないと思います。

 

でも、

「ハリスを細くしたら食いが変わった・・・」

ということは良くある話。

これは僕も感じる事実です!なぜでしょうか???

 

糸を細くしたら変化すること

以前、仕掛けが流される対策としてオモリを重たくすることだけではなく、糸を細くすることも効果があると書きました。

ここが重要なポイントになりますね!

糸を太くすると水の抵抗がとても大きくなりますので、細くするだけでより自然な動きで魚にアプローチできます。

細くしても魚には見えているのに、細くして変化した部分は・・・「しなやかさ」です。

 

真鯛は捕食行動をするときに、エサを吸い込みます。

このときに、ハリスが柔らかくしなやかであると吸い込みやすく食べやすい。

張りのありすぎるハリス、言ってみれば硬いハリスは吸い込みづらく食い損ねやすいということですね。

個人的に、食い込みやすい!とは、これだと思っているんですね!

 

ハリスを太くしようとしたら気が付いた・・・

この事実を感じたのは、面白いことでハリスを太くしたときなんです。

そのとき太いハリスで試してみたいことがあって、かなり太いハリスで鈎を結んでいたら、

「あれ、細い号数のものと同じように締め込みができるな?」

って、感じたんです。

 

普通は太くなると締めこみにくくなるのですが、そうではなかった・・・

それから気になって、しなやかさを売りにしているハリスを使ってみたら、本命のアタリが止まりにくくなったんですね。

 

ハリス選定に重要なポイントの一つ

通常、ハリスは太くなると張りが強くなりすぎるので、製品の中には号数が上がるとしなやかさ(柔らかさ)を出すものもあります。

決して細くすることばかりが食いを良くするわけではないと、学んだ瞬間でもありました。

 

もし本命らしきアタリが頻繁に止まるようでしたら、使用しているハリスよりしなやかなものを試してみることも一つの方法かと思います。

大物釣り師の中には、フロロのハリスを使わずナイロンハリスにこだわる人もいらっしゃいます。

それって、こういうことではないのでしょうか?

【重要】置き竿での「食い込み」と「針掛かり」相反する要因の考え方!
置き竿(投げ釣り)で魚を狙っていると、アタリがあっても針掛かりがしないこと・・・ ありますよね? これには、いくつかの要因が関係しています。 大きな要因としては、 「竿先の硬さ」 「ラインの種類」 「竿の角度」 「天秤のタイプ」 「ドラグフリー設定」食い込みと針掛かりの考え方を紹介します。

 

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