投げ釣り【置き竿】何本が適正なの?多けりゃ釣れるってわけじゃない

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大物を狙った投げ釣りやぶっこみ釣りは、仕掛けを投げ入れて竿立てに掛けておく置き竿スタイルですから、竿の本数を増やすことができます。

竿の本数を増やすことにより広範囲を探れることはもちろん、魚と出会う確率を上げることができるので、置き竿で釣りをするなら竿は数本用意して臨みたいところですね。

 

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それでは、竿って何本が適正なのか?

いくつか判断をする条件がありますので、まとめてみました。

釣り場の状況

釣り人の数が多かったり釣り場自体が狭い所では、竿の本数が多いとトラブルの原因になります。

そういった釣り場では、周りの状況を考えながら竿を出しましょう。

反対に釣り人も少なく広い範囲を攻められるような釣り場では、多めに竿を出して攻めることで確率を上げていくことができます。

 

時期や時間帯によるエサ取りの有無

時期や時間帯によっては、エサ取りが多くて釣りにならない釣り場もあります。

エサ持ちが悪すぎるときや頻繁にエサ取りが針に掛かってくるようなときは、餌がいくつあっても足りません。

このような場合に竿を多く出しているとかえって効率が悪くなるので、竿の数を減らすか、または一時的に竿を上げておくとことが効率の良い対処法となります。

 

自分が管理できる範囲内の数

自分自身で管理ができる本数が重要になってきます。

管理ができる範囲で、手返し良く釣りをすることが、実は一番効率が良い!

仮に釣りにならないような状況であった場合に、その釣り場を見切り他の釣り場へ移動する場合にも、タックルは少ない方が決断をしやすくなります。

 

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二兎を追う者は一兎をも得ず

ごくまれなことではありますが、同じタイミングにアタリがでることや、やり取りの最中に他の竿にアタリがでることがあります。

チャンスの少ない大物釣りではありがたいことなのですが、一人で釣りをしている場合に欲を出してしまうと、双方とも逃してしまうことにもなりかねませんし、焦ってトラブルの原因にもなります。

 

知り合いの方の中には、やり取りをしたままアタリのあった竿に合わせを入れて、ドラグフリーにしておき2枚とも捕獲するベテランの方もいますが、これってそう簡単にできるものではありません。

竿の本数を減らしてしまうとチャンスを逃してしまうような感覚にもなりますが、こういったときは魚の食いが立っていて、再投入後に食ってくる可能性が高いので、まずは一つ目のチャンスを大切にしましょう。

 

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タックルは増やすだけでなく、揃えることもメリットに?

置き竿にしてアタリを待っているとき竿の穂先をぼんやりと眺めていますが、複数の竿を出した場合は、穂先の高さを一定に揃えるとアタリが見やすくなります。

同時に竿は同じ仕様のものを揃えると、波や風などによる穂先の動きも一定になり、ちょっとした動きに対して判断がしやすく大きなメリットになります。

また、キャスト時に長さの違う竿やオモリ負荷の違う竿を使うよりも、同じ仕様の竿に揃えることで、キャストの感覚や精度が安定しますので釣りやすくなるメリットもあります。

 

これはリールにも同じことが言えます。

QD(クイックドラグ)やTD(ツインドラグ)など大物釣りに定番のこの機能は、同メーカーであっても機種によってクセがあり、使用感が変わります。

落ち着いていれば特に問題はありませんが、気を抜いたときや大物の突然のアタリがあると焦ってしまい、使用感の違いでドラグの締め込み不足やそれが原因で合わせが効かなかったりというトラブルなども発生しやすくなりますので、注意をしたいところです。

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結局のところ・・・竿の本数は?

僕自身、過去に5本の竿を出して釣りをしたことがありますが、エサの交換、針先のつぶれや傷の入ったハリスの交換などを行っていると、ほとんどの時間をそれに費やしてしまい、竿先のアタリを見て管理をしている時間がありませんでした。

こんな状態ですと、少なくともエサの付いていない(空針)状態の竿が数本でてきますので、ハッキリ言って意味がない状態・・になってしまいます。

また竿の数が増えますと、まとまったエサの量が必要となりますので、コストが掛かり過ぎてしまうマイナス面も発生してきます。

 

釣り場の状況や釣り人の手際の良さなどによるところはありますが、エサ取りが多いなどの手のかかる釣り場は2本程度、エサ取りや根掛かりなどが少なく、じっくりと構えられる釣り場では4本までが良いのかな?というのが個人的な考えです。

 

というのも、ほとんどの釣り場でそうなのですが、竿を何本出していてもアタリがある竿、又は魚が掛かる竿は1~2本に限られます。

結局のところ、ある程度ピンポイントで釣りが成立してるということなんですね!

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