「オキアミは投げると外れる」「ブラクリはエサ持ちが悪すぎる」――そんな悩みを持っている人に、かなり面白い人工エサかもしれません。
先日、マルキューのハイブリッドクロス(有頭エビタイプF15)を沖メバル釣りで実際に使ってみたんですが、結論から言うと生エサに遜色がないほど優秀な人工エサでした。
その釣行レビューはこちらにまとめています。
▶ハイブリッドクロス(人口餌)を沖メバル釣りで使ってみた感想
そして使い終わったあとに、改めて思ったんです。
あれほど反応するエサなら、ブラクリでの根魚狙いや、ぶっこみ釣りでのマダイ・クロダイ(チヌ)にもかなり相性が良いはず——いや、効く確信があります。
まだ自分はぶっこみ釣りやブラクリで使ったわけではないので推測込みですが、なぜそこまで感じたのか、理由をまとめておきます。
沖メバルで実証された「生エサ並みに釣れる人工エサ」
そして大事なのが、
- 生エサを比べても遜色がない
- オキアミやイワシそのものが素材
- エサ持ちがいい
水深100m級の沖メバルでこれだけ普通に食ってきた以上、岸寄りの根魚(カサゴ・キジハタ・アイナメ・ソイなど)にも当然反応するはずです。
ぶっこみ釣りでも使えそうだと感じた理由
ぶっこみ釣りのマダイ・クロダイ狙いに、ハイブリッドクロスはかなり相性が良いはずです。理由は明確に2つあります。
1つ目は、本物のオキアミ・イワシを使っているから。
ハイブリッドクロスは、オキアミやイワシなどの生素材をミンチにして、マルキュー独自のエサ持ち素材と練り合わせた構造です。
生エサそのものではないですが、原材料は本物のエビ・魚系。これに反応しないマダイやクロダイは、まずいないと考えられます。
2つ目は、柔らかく餌持ちが良いのに、遠投にも耐えられる強度があること。
ぶっこみ釣りは投げる距離もそれなりにあるので、生オキアミだとキャストや着水の衝撃で身が崩れたり外れたりしがちですよね。
その点、ハイブリッドクロスは硬度(F値)で耐久度が選べる構造なので、F10〜F15あたりを使えば遠投しても問題なく針に残ります。
※ラインナップにはF1.5など軟らかいシリーズの耐久性は未確認
そのうえでマダイの吸い込みに対応できる柔らかさも残しているのが、このエサの一番の強みです。
「食わせと持ちの両立」という、ぶっこみ釣りで一番ありがたいバランスを実現しているように感じました。
ブラクリ(穴釣り)根魚狙いでも相性が良さそうな理由
ブラクリ(穴釣り)でも同じく、かなり強いエサになりそうだと感じています。理由は3つです。
1つ目は、メバルと同じ根魚に対するエサだから。
ブラクリ(穴釣り)の主なターゲットは、カサゴ・キジハタ・アイナメ・ソイなどの根魚です。
沖メバルでこれだけ反応したエサが、同じ根魚に効かないわけがありません。
むしろ穴の中の根魚は警戒心が薄く、反射的に食う傾向があるので、沖メバルよりシンプルに反応してくれる可能性もありそうです。
2つ目は、餌持ちが良いことがブラクリの宿命に直結する点。
ブラクリは穴の中で齧られたり、海藻や岩に触れたりして、エサの消費が異常に多い釣りです。
青イソメや冷凍エビだと付け直しの回数がどんどん増えて消費が激しくなります。
ハイブリッドクロスはイカタン並みに餌持ちが良いので、ここの悩みがかなり減りそうです。
3つ目は、集魚効果のある匂いがしっかり出ること。
ブラクリは、暗い穴の中に潜む根魚に対して、匂いや波動で存在を気付かせる要素がかなり重要な釣りです。
もちろん、最近のワームや人工エサにも集魚成分入りのものは多く、実際によく釣れるものもあります。
ただ、ハイブリッドクロスはオキアミやイワシなどの生素材をミンチ化して使っているので、人工素材系とはまた違った「本物のエサ感」があります。
実際、沖メバルでも違和感なく食ってきたので、穴の中のカサゴ・ソイ・アイナメ系にもかなり相性が良さそうだと感じました。
参考|沖メバルで使ったエサ
- 生オキアミがすぐ外れる人
- ブラクリでエサ交換が面倒な人
- 冷凍エサ管理を減らしたい人
- 遠投でも残るエサを探している人
マルキュー ハイブリッドクロス 有頭エビタイプ(F15)
ぶっこみ釣りやブラクリで試すなら、まずはこのあたりが扱いやすそうです。
状況別の使い分け
シーン別の使い分けはこんな感じになりそうです。
| シーン | 合いそうなタイプ | 理由 |
|---|---|---|
| マダイ本命の遠投ぶっこみ | 有頭エビ F15 | 沖メバルで使えた餌持ち、形状もマダイ向き、遠投にも耐える |
| マダイの食い渋り対応 | 有頭エビ F10 | 硬度を下げて食い込み優先 |
| ぶっこみ五目(クロダイ・カサゴなど) | 有頭エビ F10 | サイズ感がちょうど良く、雑食魚種にも合わせやすそう |
| ブラクリで根魚 | 有頭エビ F10 | 1/4カットで使うと扱いやすそう |
現時点では、実際に使用したF10~15を中心に考えています。
F2.5などについてはサイズ感や用途的に相性が良さそうだと感じていますが、まだ未使用なので今後試してみたいところです。
注意点|フグには弱いらしい
これは自分が確かめたわけではないですが、他の釣り人のレビューを見ていると、フグには弱いという話がちらほら出ています。
F15でも数投で取られるという報告もあるようです。
ただ、これは生エサでも同じことなので、ハイブリッドクロス特有の弱点というより、「フグが多い場面ではどんなエサも厳しい」という話かなと思っています。
まとめ|かなり可能性を感じた人工エサ
沖メバルで実証された「生エサに遜色がないほど優秀な人工エサ」という性能は、メバルと同じ根魚を狙うブラクリ、そしてエビを好むマダイ・クロダイを狙うぶっこみ釣りにも、そのまま転用できそうだと感じています。
今回はあくまで「沖メバルで使った感触からの考察」ですが、実際にぶっこみ釣りやブラクリで使う機会があれば、また改めて検証してみたいと思っています。
「マダイ用のオキアミがキャストやエサ取りで溶ける」「ブラクリでエサの付け直しに時間を取られる」と感じている方は、本気で候補に入れてみてほしいエサです。
気になる方はこちら
ぶっこみ釣り・ブラクリで試すなら、有頭エビタイプ(F7〜F15)あたりからの導入が扱いやすそうです。
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