エサを付けてブン投げて、竿立て(サーフスタンド)に立て掛けて、アタリを待つ・・・・
置き竿スタイルのぶっこみ釣りや投げ釣りは、何が釣れるか分からない。
それはそれで面白いわけで、個人的に「ぶっこみ五目」として、たま~に楽しんでいるわけです。
五目釣りなので、いわゆる「小物釣り」という感じにはなりますが、比較的簡単に色々な魚が釣れるので、とても面白い釣りです。
でも・・・どこでもエサを投げれば色んな魚が釣れるか?
ってことになると、やはりそう簡単なことではありませんよね?
釣果を伸ばす方法で大切なのは・・・3つ!
まず話を進める前に、「ぶっこみ五目釣り」で何が釣れるの?って気になる人は、こちらをどうぞ!
釣り場や地域によって釣れる魚は異なりますから、実際はもっとたくさんの魚を狙うことができますよ。
釣果を伸ばす3つの方法とは?
最初に言ってしまいます・・・この3つです。
「釣り場の選定」
「万能エサを使う」
「エサにちょっとひと手間を」
とても初歩的なことですが、釣れない人が見落としがちなところを書いてみます。
気になる人は読んでみてください。
☑釣り場の選定
どんなに釣りの上手な人でも、魚がいないところで魚は釣れませんから、釣り場選びはとても大切になってきます。
ですが、限定した魚を狙っているわけではありませんので、ポイントはあくまで「魚影の濃い釣り場」となります。
まー当たり前と言えばそれまでなんですが・・・
基本的には、魚種を限定せずに居着き(回遊してきた魚ではなく、一年中同じ場所にいる魚のこと)の魚を狙いますから、釣具屋さんのリアルタイムな情報はさほど重要ではないですね。
魚が居着ける場所となると・・・身を寄せるところが必要になります。
「防波堤」や「消波ブロック」、「点在する岩礁」なんかも良いですね。
これに海草が付いていたら・・・水深があったら・・・・さらに条件は良くなります。
これと複合して判断をしなければいけないことは、潮通しです。
釣りの本などに、「堤防などの先端は好ポイント」と書かれていますが、潮通しが良いからです。
間違いありませんね。
反対に、港内の奥などは水深が浅く、海水に動きが無いので小さな魚はいますが、有望なポイントではありません。
気を付けたいこと
釣れない人でよく見かけるのが、釣座を決めたらアタリが無くても粘ることです。
もちろん潮回りも関係していますが、同じ釣り場内で魚は釣れているのに、自分は釣れない・・・・
そこには魚がいない可能性が高いので、思い切って移動しましょう!
気配を感じないのであれば、ポイントを見切ることも大事です。
失敗することもありますが、「五目釣り」であればアタリの数を大切にする方が、釣果に結び付きやすいですよ。
☑万能エサを使う
「五目釣り」は、色々な魚種を狙う釣りです。
限定された魚種しか釣れない餌を使っては、むずかしいものがあります。
なので、多くの魚種が好む「万能エサ」を使うのが、セオリー!
さて、万能エサと言えばなにが思いつきますか?
海釣り全般で言えば、間違いなく「オキアミ」ですね。
「コマセに良い」と集魚効果が高く、「サシエに良い」と食い込みが良い。
しかも魚種を選ぶことなく安価とくれば・・・これ以上のエサないのではないでしょうか?
現段階では、海釣りで最も需要のある「万能エサ」です。
「オキアミ」をぶっこみ釣りで使うポイント
「それでは、オキアミを使ってぶっこみ釣りをしましょう~~~!」と・・・簡単な話でもありません。
と言うのも、オキアミは身が柔らかく、ハリから取れやすいためオモリが付いた仕掛けで投げることにあまり向きません。
もちろん、磯竿の3号以下を使うとか、食わせオキアミ(スーパーハード)などの身のしっかりとしたサシエを使うとか・・・工夫で投げることはできますが、オキアミの集魚力と食い込みを上手く利用したこちらの釣りがおすすめです。
ぶっこみ釣りの万能エサは?
ぶっこみ釣りや投げ釣り、五目釣りなどで使用される万能エサと言えば・・・
「青イソメ」ですね!
投げ釣りでも使えるほどしっかりとしたエサで、たくさんの魚の大好物です。
全国どこの釣具屋さんに行っても、必ずありますから安心です。
たくさんの魚の大好物って言ってしまったので、なにが釣れるか・・・ちょっと書き出してみます。
キス、ハゼ、ウミタナゴ、ソイ、カレイ、セイゴ、ベラ、アナゴ、カワハギ、スズキ、メバル、カサゴ、アイナメ、キジハタ、クロダイ、マダイ、メジナ・・・・
これくらいにしておきます(^_^;)
すべてではありませんが、こちらに魚の画像がありますので確認をしたい人はこちらにどうぞ。
書き出した魚を想像してみると、海底で捕食をしている魚が多いことに気が付きます。
海底に仕掛けがある「ぶっこみ釣り」は、アオイソメと相性が良いわけですね。
☑エサにちょっとひと手間を
仕掛けに「アオイソメ」をつけて、ちょいと投げれば後は待つだけ・・・
釣り場に魚が濃く(たくさんいる)、万能エサのアオイソメを使っていれば、それなりにアタリもでて楽しめると思いますが。
ちょっとひと手間をかけると、さらに釣果を伸ばすことができます。
あまり釣れていない人を観察することで、ヒントが見つかります!
①アオイソメを一匹づつ使う
②活きの悪いエサを投げ続ける
③釣れていないのに、アオイソメをそのまま投げ入れる
初心者あるあるではないでしょうかね・・・
目の前にクネクネ動いている「アオイソメ」があったら、パクって食べちゃうわけなんですよね。
でも、魚がいないと釣れないので、アピールをしましょう!ってことになります。
アオイソメが一匹では、動きにアピール力が足りません。
複数のアオイソメがクネクネと絡み合うように動くと、遠くからも魚に見つかりやすくなります。
見つけてもらえば、近づいてきて・・・パクっ。
エサはケチケチせず、少なくとも3匹以上の房掛けにしましょう。
でも、魚に見つけられず放置された活きの悪いアオイソメは、見た目はそのままですが・・・
動きでアピールしてくれません。
元気がなくなってしまったら、小まめに新しいものと交換しましょう。
竿先に頻繁にアタリがでるようなら、そのままアオイソメを投げ入れれば良いのですが・・・
アタリが遠のいているのであれば、魚を寄せなければいけません。
アオイソメは、端を切って体液を意図的に出して、臭いでアピールしましょう。
最初にも言ったとおり初歩的な内容ですが、釣果を伸ばすためにはとても大事なことだと思います。
「釣り場の選定」「万能エサを使う」「エサにちょっとひと手間を」
最後に・・・釣果を伸ばすために、集魚効果は大切です!
エサ付けがしやすく、集魚効果もある・・・こんな便利なものもありますよー
エサ付けのときに滑りやすいイソメ類(虫エサ)が付けやすくなる「石粉」というものがありますが、「投げ釣りパウダー」はこの石粉と同じ滑り止め効果と、高摂餌素材と言われる集魚剤がプラスされた商品です。
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