エサ盗り対策【フグ】大物投げ釣りでハリス切れを防ぐ方法とは?

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おそらく専門に狙っている場合を除き、厄介者と感じているのではないでしょうか?

釣りにエサ盗りは、つきもの!・・・と言ってしまえば、それまでのことですが、ハリスをキズだらけにされたり、飛ばされたりするエサ盗り「フグ」には、困ったものです。

特に大きな魚を狙っての投げ釣り(ぶっこみ釣り)では、キズに気が付かないと、アワセ一発でラインブレイク・・・・

なんてことも考えられますから、これはリスクでしかありません!

頻繁にキズが入ったりする場合は、交換作業もなかなか大変ですから、誰でも簡単に対応できる方法を紹介します。

 

 

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ハリスのフグ対策

 

☑仕掛け用チューブ(パイプ)を取付けて対策

ハリスのフグ対策で最もポピュラーなものが、仕掛け用チューブ(パイプ)をチモト(針の付け根)に取り付ける方法です。

仕掛け用のチューブ(パイプ)は、サイズ、色、共に数多く発売されていますから、自分の仕掛けに合うものを選んで取り付けるだけです。

ハリスの中でも、フグに1番カミカミされやすい針のチモトを保護することができます。

 

この方法は、「取付けが簡単」「コストが安い」「効果が高い」というメリットがあります。

オススメです!・・・と言いたいところですが、大物釣りにはちょっとデメリットがありますね。

 

大型の魚は、エサを捕食する際に吸い込むタイプが多くいますので、仕掛け用チューブ(パイプ)を取り付けるとハリスの柔軟さがなくなり、魚がエサを吸い込んだときに魚の口の中に入らず、結果、食い込みが悪くなってしまいます。

フグの総攻撃があると、そんなことは言ってられないのですが、個人的な利用の仕方は・・・・

 

①柔軟なタイプを使う

色は特に気にすることはありませんが、仕掛け用チューブ(パイプ)の中には、張りがある硬質タイプがあります。

ハリスの柔軟さを損なうようなかたいタイプではなく、やわらかいタイプが大物投げ釣りには向いています。

 

②短めにセットする

チューブ(パイプ)で制限される部分を少なくすることで、柔軟さを保つことができます。

基本は、10センチ程度ですが、個人的には柔軟さが欠けることを嫌うので、短いときは5センチ程度で使用します。

ただし、短いとチューブ(パイプ)の無いところを嚙まれることが・・・フグにはこれがリスク。

 

③フグの多いときのみの使用にする

そもそもフグがいなければ、ハリスにキズは付かないので、使用は避けます。

フグにやられるときのみ使用するのが望ましいですね。

例えば、チューブ(パイプ)無しで釣り始め、キズが繰り返し入るようであればキズの部分を切って針を結び直す際に、チューブ(パイプ)を取り付けるのが効率が良いと考えてます。

 

オススメの使い方

ハリスの柔軟さを損なわないために、柔らかめのチューブ(パイプ)を選択し、針のチモトから5センチ程度の長さ(状況で調整)に切ったものをハリスにかぶせます。

フグに1番かまれやすい針のチモトを、柔軟さを保ちつつ保護することができます。

色に関しては、どんなものでも構いませんが、大物を狙う夜釣りを視野に入れると、夜光タイプがベターです。

保護はもちろん、暗い海底でのエサのアピールにも役立ちますからね。

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☑フグ対策用の黒シリーズ

フグ対策という仕掛けの中で、黒シリーズがあるのをご存知でしょうか?

勝手に「黒シリーズ」と言っていますが、黒色のものですね。

黒ハリスや黒色天秤など・・・

 

すべてではありませんが、こっちもフグ対策は本気でしたので、色々と使ってみました。

これに関しては、個人的な結論は・・・・

効果を感じたことがない!!!

あくまで個人的な意見ですよ。

 

ここを掘り下げると、批判みたいになってしまいそうなので、これでおしまい。

 

では、次です・・・

 

☑根付をして対策

仕掛け用チューブ(パイプ)は、吸い込みにくいデメリットがあると書きましたが、考え方は人それぞれですから気になさらないのであれば、取付けが簡単なチューブ(パイプ)は、フグ対策に最適です。

次は、鋭い歯を持つフグ対策に最適な素材を使った方法です。

 

その素材は、「ポリアリレート」

ハリス、針のチモトを補強するリーダー用ラインで、加工したものを「ケプラー根付け」と呼びます。

イシダイ釣りではポピュラーな補強方法で、大物釣り師が好んで使うものですね。

 

このケプラー根付けのメリットは、強いだけではありません。

この補強方法は、結び目が無く「虫エサ」などの縫い刺しや、そのエサをチモト上までコキ上げることが容易にできるメリットがあります。

さて、その加工手順は・・・・

 

ケプラー根付けの作成手順

簡単に説明すると、

①市販のケプラー(個人的にはよつあみのものを使用)に針を通す

②針の軸にセキ糸をきつく巻き付ける

③コーティング剤(瞬間接着剤、マニキュア代用可)で固着

・・・・分からないですよね(^_^;)

 

ってことで、石鯛釣り釣行記さんが画像付きで分かりやすいですので、ご覧になって下さい。

こちらのサイトでは、本格的な石鯛仕掛けでワイヤーのスリーブ止めで接続しています。

僕の場合は、ケプラーの中にハリスを差し込んで8の字結びをするだけの簡易バージョンです。

強度MAX【ケプラーノット根付】史上最強のリーダーラインとは?
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使用する材料

ケプラーノット(よつあみのものを使用)

セキ糸

セルロース・ウレタンなどのコーティング剤(瞬間接着剤、マニキュア代用可)

あとは、「バイス」と呼ばれる針を固定する機具。

 

「バイス」は、毛ばりを作成するときに使うもの(僕の場合は、バスのラバージグ作成用)で、机に固定して使用するものです。

これが無いと締め込みが不足してしまう可能性がありますから、ぜひ用意しましょう(安価なもので十分です)

 

「加工するのは・・・・めんどうだ!」

という人には・・・・

 

☑ケプラー根付けの完成仕掛け

ケプラー根付け加工は、技術がいるものではありませんが、「正直めんどう・・・」とか、「自分で作ると強度が不安・・・」っという人もいるのではないですか?

ちゃんと完成品が販売されています。

おそらく唯一の市販の仕掛けじゃないですかね???(間違っていたらすいません)

 

それが、これですね。

【ササメ 特選 達人直伝投激マダイ仕掛け】

ご存知、投げ釣りのスペシャリスト「中本嗣通」さん考案、ケプラー根付けの最強投げ仕掛けです。

ハリス切れやエサ盗りによる仕掛けのロスを解消するこの製品は、「サーフ真鯛」という大物対応鈎を使用していますから、大物釣りに安心して使用できます。

中には、「1本鈎のケプラー根付け仕掛け」が2セット入っていますから、根掛かりが無い釣り場では竿1本にこの仕掛けを2セットで対応できます。

ササメ 特選 達人直伝投激マダイ

 

投げ釣りのスペシャリスト「中本嗣通」さんのサイトも良かったら!

やめられまへん 投げ釣りはっ!
やめられまへん!投げ釣りはさんのブログです。最近の記事は「緊急事態のemergencycallでっせ(汗)(画像あり)」です。

 

 

☑個人的な話をすると・・・

ハリスにキズが入った場合は、その部分を詰めて結び直すか、または用意してある仕掛けを交換してしまうタイプです。

ただ、エサ盗りが多く頻繁に仕掛けを交換しなければいけないときは、仕掛けを海中に置いておく時間をロスしてしまいます。

で、常日頃・・・・

「もっと簡単にフグ対策ができないものはないかな~」

と、考えていたわけです。

 

 

ある日の投げ釣り釣行で、アタリもなくとっても暇なので、フローティングベストのポケットを整理していると・・・・

以前のジギング釣行で使用した「釣り鈎」が出てきました。

メタルジグに取り付ける「アシストフック」???

 

ジグ用のアシストフックは、もともと根付け加工がされています。

大物バリとは形状が違いますが、

「これなら使えるかも?」

っと言うことで、仕掛けを交換してキャスト。

 

ここで釣れれば、話になりますが、結果は・・・ボウズ。

ただ、次の釣行には複数のアシストフックを用意して再チャレンジ。

まー普通に釣れますよ(笑)

 

いくつか使ってみてしっくりきたのは、

【shout(シャウト)のジャコフック】

アシストフックは、根付け加工がしてあるので、フグには強いし値段もお手頃だし・・・

実際にこれで何度も「真鯛」を水揚げしているので、問題ありませんよ!って言いたいですね。

 

なので、釣り鈎メーカーさん・・・大物投げ釣り用で発売してくれませんかね~!!

フグ対策で売れると思うのですが・・・・

投げ真鯛「警戒」エサを気にしながら周囲をウロウロ回遊しているはず!動画あり
投げ釣り(ぶっこみ釣り)でマダイを狙っていると、仕掛け投入後(直後)すぐにアタリが出るときがあります。これはほとんどがエサ盗りの仕業ですが・・・マダイが投入直後に食いつくことはまずありません。おそらくこんな行動をとっているはずです。
【真鯛】投げ釣り・ぶっこみ釣りで大物を釣るための3つのヒント!
大きな魚を狙っているとやはり記録的サイズを狙うのは当然のことですが、個人的な目標として、真鯛に関しては無謀にも10キロを目標としています。今現在は、数を釣ることで大型の確率を上げている状況です。釣れた魚の中に大型が混ざる感覚なのですが、これって半分が運の世界なので、大真鯛に対する個人的な考えを少し話したいと思います。

 

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