釣りをしていれば、ほとんどの人が経験するであろうロッドの破損・・・
「車のドアに挟んだらポキッ」
「踏んでしまってガイドがグニャ」
「キャストで物に当ててバラバラ」
などの、自己責任の部分の破損と
「合わせを入れたらバキッ」
「魚の取り込み時にポキッ」
「キャストしたらパキッ」
のように、グレーな部分のロッド破損があります。
「これって、責任は誰にあるの?」
という点がとても気になりますよね?
なので、ちょっとそこら辺の話を・・・・
グレーな部分に関して言えば、大きく分けて2つのポイントがあります。
①ロッドの限界値
②ロッドを折りやすい釣り人と折りにくい釣り人
ここら辺をよく理解することで、責任の所在が分かるかもしれません・・・
ロッドの限界値
当たり前ですが、ロッドの限界値が高ければ「折れにくい」、低ければ「折れやすい」というもの。
これって
「硬いロッド=強いロッド」
「柔らかいロッド=弱いロッド」
と勘違いされやすいですが、本質的にはむしろ逆です(あっ常識ですかね・・・)
ちょっと説明すると、
現在の市販されているロッドのほとんどは「カーボンロッド」
このカーボンロッドは、カーボン繊維をレジン(接着剤の役割)でまとめている「カーボンシート」を中空形状にして作られています。
通常の「カーボンシート」は、カーボン繊維の間に多くのレジンがあります。
このレジンを多く含んでいると、柔らかく粘りがあるロッドを作ることができます。
ただし、このレジンはカーボンに比べるとけっこう重たい・・・
近年の傾向の「軽量化」を考えると、このレジンの量を減らしたい!
で、減らすと(そんな簡単なことではありませんが・・・)カーボン密度があがり「軽量化」はもちろん、「高感度」「高反発」とロッド性能が向上します。
が、接着剤の役割を果たす「レジン」の量が減ると・・・・・・
ロッド(竿)の粘りが無くなり、結果もろくなる!
この言い方が正解か?は分かりませんが、カーボンロッドの場合は、高価なロッドほど折れやすくなる傾向があります。
ただし、使い方を間違えていなければ、まーそんな簡単に折れるものではありません。
ロッドが良く折れる・・・という人は使い方が間違っている可能性が高いです!
ロッドの限界値
ロッドを「折りやすい釣り人」と「折りにくい釣り人」
ここら辺の解説をしている面白い動画を見つけましたので、宜しかったらご覧になってください。
「ロッドが折れた!悪いのは誰?」を解説!
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