これを話すと、投げ釣りのタブーかもしれないんですが……正直に書いてみます。

投げ釣りは遠くの魚を狙える釣りスタイルです。それは間違いありません。
ただ、「遠投=釣れる」という考え方になってしまうと、本質を見失うと思っています。
遠投はあくまで、その場の状況に対応するひとつの手段です。
目的は魚を釣ること、遠投はそのための手段
キスの投げ釣りが上手な人は、200メートル以上飛ばせるから釣れるわけじゃないんですよね。魚の居場所を把握して、そこへ正確に届けられるから釣れる。
真鯛も同じです。遠投できることよりも、魚がいる場所を知っていることの方がずっと重要です。
乗っ込みシーズンに遠投が有利な理由については、こちらで詳しく解説しています。
乗っ込み真鯛は遠投が有利な理由|回遊ルートとエサ場から考える投げ釣り攻略
釣果の良い人がやっていること
釣果を安定させている人に共通しているのは、「状況を把握するのが早い」ということです。
キス釣りのエキスパートがマイポイントを持っているのも、その釣り場を熟知しているから効率よく釣れる。これは大物釣りでも同じです。
釣れた実績があれば、次は同じポイントか似た条件の場所を狙えます。それが再現性につながります。
真鯛釣りで釣果を安定させる考え方はこちらも参考にしてください。
なぜ投げ釣りで大真鯛が出続けるのか|3年連続80cmオーバーの3つの再現性
正確に投げ入れることの重要性
「同じポイントを狙う」というのは、思った以上に精度が必要です。
方角と距離だけでは足りなくて、「このかけ上がりを過ぎて、この感触のところ」というレベルで再現できるかどうかが釣果の差になります。
特に夜釣りでは、アタリのあった方角や距離を正確に把握しづらい。ここが経験の差として出やすいところです。
複数の竿を出しているときも、それぞれの方角・距離・海底の状況・アタリの出方を把握しておく。アタリが出たらその竿は同じポイントへ、他の竿は似た条件のポイントへ。
これができるかどうかが、「たまたま釣れた」と「狙って釣った」の分かれ目だと思っています。
釣り場でのポイント選びの考え方はこちらも参考に。
投げ釣りで真鯛はどこで釣れる?回遊条件と釣り場探しから考えるポイント選び
遠投にこだわりすぎてポイントが定まらないと、釣れてもまぐれです。力いっぱいキャストするより、魚のいるところへ正確に投げ入れることを意識してみてください。
遠投を否定しているわけじゃないですが、目の前の魚を逃がさないために……という独り言でした。
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