天秤を遠投して、沖の魚(ターゲット)を狙う「投げ釣り」
そんな投げ釣りでは、どんな魚が釣れるのでしょうか?
対象魚を一覧で確認できます。
引用元(投魂物語)
投げ釣りで釣れる対象魚(魚種一覧)
☑シロギス
投げ釣りでの代表的な存在。基本の「サビキ釣り」を多用した釣りスタイル
投げ釣り=「キス釣り」と言われるほど、人気が高い対象魚。
13センチ~25センチ程度が、投げ釣りで狙える基本的なサイズで、秋に数釣りができる10センチ程度のものは、ピンギスと呼ばれる。
反対に、25センチを超えるものは大物と呼ばれ、30センチを超える「尺ギス」は、キャスターの目標。
超遠投が可能であれば、1年を通して狙うこともできるが、一般的な釣期は5月~12月。
☑カレイ
シロギスと並ぶ人気の投げ釣りターゲット。複数の竿を並べる置き竿スタイル
引用(YouTube)
シロギス同様に人気が高く、砂地で狙える投げ釣りターゲット。
キス釣りのように移動しながら数を伸ばす釣りと違い、1か所で竿を並べる置き竿スタイル。
投げ釣りのターゲットとなるカレイは、20種類以上とも言われているが、ポピュラーなものは「マコガレイ」と「イシガレイ」
ベストシーズンは、晩秋と春。産卵前に釣れるものは「乗っ込みガレイ」、産卵後に釣れるものは「戻りガレイ」と呼ばれる。
☑カワハギ
沖釣りイメージが強いが、美味しいカワハギは置き竿スタイルでも人気が高い
引用(https://www.zukan-bouz.com/)
船の沖釣りのイメージが強いが、投げ釣りでは良型が狙いやすく人気が高いターゲット。
カワハギは全国各地に分布しているが、投げ釣りで狙える釣り場は限られてくる。
サイズは20~25センチ程度、場所により30センチ程度まで狙える。
カワハギの旬は冬だが、良型をまとめて釣ることができるのは、産卵前の5月頃~7月中旬。
また、秋にも沖磯などでは、近投で数釣りが楽しめる。
☑マダイ
日本人にとってなじみの深い魚の王様。力強く逆転するドラグ音が魅力!
エサを喰うと一気に走り出し、力強く逆転するドラグ音が魅力の「真鯛」も、投げ釣りで人気のターゲット。
魚の王様「真鯛」は日本列島のほぼ全域に生息していて、岸から釣る方法は「投げ釣り」のほかに「カゴ釣り」がある。
数釣りができる時期は30~40センチ程度だが、乗っ込み(産卵)時期は60~80センチ、時に10キロオーバーも狙える。
釣りやすい数釣りの季節は「秋」で、9月~10月半ば、大型が狙いやすい季節は「春」で、5月中旬~7月初旬頃まで。
大型の真鯛を狙うには、基本的に夜釣りとなる。
☑クロダイ(チヌ)・キビレ
海釣りの人気ターゲット。投げ釣りでは大型が釣りやすいのが魅力
日本全国の沿岸部に生息している「黒鯛(チヌ)」は、海釣りの人気のターゲット。
様々な釣り方がある黒鯛だが、投げ釣りでは通常の25~40センチ程度よりも大きい40センチ以上が比較的多く釣れる。
場所や時期よっては、50センチオーバー狙えることからもクロダイを専門に狙う人も多い。
黒鯛は居着きのものが多く一年中狙うことができるが、年無しと言われる50センチオーバーは、乗っ込み(産卵)時期の4月~5月頃が釣りやすい。
一般的には警戒心が強い魚とされているが、真鯛と同様に大型は夜釣りが適している。
☑スズキ(シーバス)
大物はメーター級。数、型共に狙える投げ釣りの人気ターゲット
東北~九州まで広い範囲で生息するスズキは、ルアーフィッシングでは「シーバス」と呼ばれ、人気の高いターゲット。
その大きさによって「セイゴ」(30センチ級)→「フッコ」(50センチ級)→「スズキ」(50センチ以上)と呼ばれる出世魚のひとつ【関東地方の呼び名】
フッコクラスの群れが回ってくると数釣りも可能で、専門に狙う人も多い。
沿岸部全域(河口などの汽水域含む)で一年中狙うことができるが、産卵前後の晩秋~春にかけてベストシーズンとなる。
とくに11月~12月頃は、産卵前の個体が接岸してくるため、大型の期待も高まる。
☑アイナメ
北上するほど大型が生息するアイナメ。極寒期でも狙える冬のターゲット
多くは岩礁周りに生息する「アイナメ」は、根魚としても有名なターゲット。
ルアーフィッシングでは、ロックフィッシュと呼ばれ、東北~北海道ではとくに人気が高い。
通常釣れる魚は、20~25センチ程度で、30センチを超えてくると良型、50センチ級の大型も釣れる。
冬の釣りものとして有名なアイナメは、12月~3月頃が釣期とされるが、~6月頃まで狙うことができる。
☑カサゴ
根魚の代表格のカサゴ!鮮魚ではあまり出回らない白身のおいしい高級魚
全国で釣れる根魚の代表「カサゴ」は、食べておいしい人気の高いターゲット。
本格的に狙うのであれば磯場がメインとなるが、サイズを問わなければテトラや捨て石のある堤防でも手軽に狙うことができる。
通常釣れるサイズは、20~30センチ程度の小型が多いが、磯場など釣り人の入っていない釣り場では、40センチ級も狙える。
低水温に強いカサゴは、サイズを問わなければ一年中狙うことができるが、身も締まり脂の乗る冬がオススメ。
☑イシモチ(ニベ・シログチ)
地域が限定されるイシモチだが、小型のものなら砂浜で数釣りが楽しめる
引用(http://www.honda.co.jp/fishing/)
イシモチは、主に宮城県以南の太平洋岸と、瀬戸内海に生息している。
とくに、瀬戸内海の急流で育った大型(50センチオーバー)は、お刺身にしても美味とされる。
基本的に夜行性のイシモチは、夜釣りで狙うことが多いが、波の荒い場所や濁りの発生した場所は、日中の砂浜から手軽に楽しむことができる。
一般的な釣期は、5月中旬~11月頃までで、梅雨時期と秋は砂浜からでも数釣りが可能。
☑ハマフエフキ(タマン)
専用ロッド(タマン竿)が市販されていて、超大型の強烈な引きが魅力
ハマフエフキは、太平洋側は千葉県以南、日本海南部のサンゴ礁海岸の周辺海域で生息している。
非常に引きが強く、沖縄では「タマン」と呼ばれ、専用の(竿)ロッドがあるほど人気のターゲット。
アベレージサイズは、50~60センチクラスだが、大型になると80センチを超える超大物も仕留められている。
水温の高い6~11月頃が狙える時期となるが、その中でも9~10月頃は大型の狙い目。
☑マゴチ
見た目はグロテスクだが、白身の高級魚。主な釣り場はサーフ(砂浜海岸)
ソルトルアーフィッシングでも人気の高いマゴチは、本州の全域の比較的浅い砂地に生息している。
ヒラメと並ぶ白身の高級魚とされ、初夏に釣れるマゴチは特に高値で取引される。
主にエビや小魚を捕食していて、投げ釣りで掛かったシロギスに喰いつくこともあり、シロギスが接岸する時期がひとつの目安となる。
一般的な釣期は初夏~秋で、特にピンギスが接岸する秋はサーフで狙いやすい。
☑マハゼ
チョイ投げで狙える!ファミリーフィッシングにおすすめのお手軽ターゲット
マハゼは日本各地の入り江の奥や河口域の海水・汽水域(淡水と海水が混ざるエリアのこと)に生息している。
特別なテクニックは必要がなくチョイ投げで狙うことができるので、子供から大人まで手軽に楽しめる人気のターゲット。
晩夏は、サイズは小さめ(8~10センチ程度)がメインとなるが数釣りが楽しめる。
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