毎年、毎年、何かしら新しいものを取り入れていますが、今回ちょっと注目しているのが?
【遠投スプリング遊動天秤】
とはいうものの、べつに新しいものというわけではなく、ただ単に僕がこの製品を知らなかっただけ・・・というオチ。
(厳密には2年前から知っていたのですが、試すことをしなかった・・・)
なんですが、大物投げ・底物遠投に対応している天秤!というのが、メーカーのコンセプト。
(OWNER(オーナー)から発売されているバネ式の遊動テンビン)
よくよく考えると・・・「あの釣り場では強力な天秤になるかも?」
と、ひそかに狙っているわけですね。
そこら辺の考えを、ちょっとだけ。
遠投スプリング遊動天秤
まだ実践で使用していませんから、あくまで想定の範囲でしかお話できません。
が、ハッキリと言えば、どこでもこれひとつあれば対応できるというタイプの製品ではないですね。
海草などはむしろ絡みそうですし、遠投ももっと優れている天秤がたくさんあるハズです。
ではどこら辺が理想に近い天秤なのか・・・
結論から言いますと、障害物に強い天秤だと思います!
底物に対応している製品だけに、そりゃそうだ。
ただし、海藻やそれに関係する茎・枝のようなもの、網や釣り糸みたいなもの、泥質などにはけっこう弱いかな・・・
☑遊動式なので、アタリは明確に!
個人的には、そこまで細かなアタリにこだわりはありませんが、分からないよりは分かった方が良い・・・当たり前です。
通常の遊動天秤と同じく、アタリは直接ラインに伝わるので、これに関しては同等と考えています。
☑バネの弾力が糸絡みを防ぐ
底物の天秤で「パイプ天秤」がありますが、効果はおそらくこれと一緒。
飛距離が伸びるタイプの天秤ではなく、糸絡みが起きにくいので、遠投が可能レベルで考えています。
感覚的には、ガルツの石鯛天秤パイプとイメージが重なります。
個人的には、この石鯛天秤パイプを良く使います。
釣り場によってですけどね。
☑バネの弾力が根掛かりを外しやすくする
根掛かりが外れるひとつの要因に、オモリが動くことにあります。
バネ式の天秤は、ここが強いですね!
食い込んだ根掛かりでなければ、天秤を揺らすことにより通常の天秤よりは外れる可能性が高そうです。
☑バネの弾力で針掛かりが期待できる
これは、砂ズリを使って半遊動式にした場合に大きく効果を発揮すると考えています。
魚がエサをくわえて左右、または上方向の泳いだ場合に、バネの戻りが針先を刺す力に変わる。
これは、バネの伸縮だけではなく、曲げからの復元力も使えるなと・・・
☑特殊フックドスナップは、超強力な武器になるかも?
「遠投スプリング遊動天秤」に標準で搭載されている特殊フックドスナップは、オモリが根掛かりした場合に強く引っ張ることで、スナップからオモリが外れて回収できる!というもの。
捨てオモリ式を糸ではなく、スナップで再現しているということです。
僕も、スナップをいじって外れやすくする場合がありますが、遠投時にやや不安を感じるため、製品としてここらへんも試してみたいところですね。
☑狙っている釣り場の状況としては?
当然のように「岩礁エリア」、それと「テトラ帯やケーソンなどの捨て石があるエリア」、「砂利浜のゴロタエリア」です。
とくに、ゴロタは石の大きさにもよるでしょうけど、隙間に潜りづらく外れやすいのでは???と期待しております。
実際の使用はまだですが、おそらくイメージ通りになるのでは?と考えています。
気になる人は、自己責任で試してみてください!
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