この記事は、2017年の乗っ込みシーズン終わりころに書いたものです。
内容が感覚的なもの過ぎて、ほとんど伝わらないのではないか?と・・・迷っていたのですが、
当時の考えを記録する意味で公開します。
99パーセント妄想なので、信じないでください(笑)
あるバスプロ(バスフィッシングのプロ)の方が、ひとつのストラクチャー(障害物)をひと通り釣りきって
「このストラクチャー(障害物)には、もう魚がいないよ!」
っと言ったので水中カメラを沈めて確認すると、その障害物にまだたくさんの魚がいたという話を聞いたことがあります・・・
いきなり、何を言いたいかというと、
僕も含めて釣り人は、釣果を上げている方法をひとつの正解だと信じている!
ということなんですね。
仮に、それが間違った解釈でも・・・
なので、ここからは個人的な妄想だと思って読んでみてください!
真鯛を狙っているときに、黒鯛が釣れたら?
ぶっこみ釣りや投げ釣りで真鯛を狙っていても、どうしたって外道が釣れてきます。
外道を手に、「狙っているのはお前じゃないんだよなー」と言ってもいいのですが・・(当然僕も言います・・・)
ただ単に「外道が釣れた!」と終わらせてはいけません!
これは、地域や釣り場によって異なることなので、どこでも通用することではありませんが、個人的に目安としている魚がいます。
それが「黒鯛(チヌ)」と「根魚」です。
実は、この黒鯛や根魚が釣れるということは、
仕掛けの投入するポイントが間違っている!・・・もしくはズレている!
という可能性が高いということです。
実際の釣りでは、ここを修正していきます。
なぜ黒鯛と根魚か?
と言いますと、根などの障害物に居着くタイプの魚だからです!
根に居着くタイプの魚が釣れるとなぜ悪い?
ここでは視点を変えて考えてみます。
例えば、
「根魚釣りをするときは、どんな場所を狙いますか?」
という質問をされたら、当然のように「根などの障害物を狙う」と答えると思います。
単純に、これが答えですね!
カサゴやキジハタ、アイナメなどを狙っているのではないので、根魚狙いと同じ戦略では真鯛狙いだ!とは言えませんよね?
狙っているのは、あくまで真鯛です。
根魚狙いでたまたま真鯛が釣れたというのでは、確率が低すぎる・・・
狙い方を見直さなければいけません!!
これは、大物投げ釣りにおいて大切なことの中で、僕の持論でもある
「仕掛け・エサが海底で正常に長く置いておけることが好ましい」
ということにつながります。
ハリス絡みやカラ針(エサ落ちした針の状態のこと)は、魚が釣れない!
というのが主な理由ですが、狙っている魚が来るまでほかの魚を釣らないということは、本命を釣る近道になります。
ぶっちゃけた話・・・
黒鯛(チヌ)や根魚が釣れるということは、根を釣っている!
と、認識してください!!
ここらへんを書いた記事はこちら
真鯛は、時合にならないと口を使わない!
これもまた僕の持論ですが、
真鯛は、回遊してくるとエサを食べるのではなく、回遊してきても時合にならないと口を使わない!
という考え方があります。
この記事の「時合」についての抜粋がこちら
狙っている大物が口を使ってくれないと魚は釣れません。その口を使ってくれる?くれない?はどういったものか・・・
海釣りをしていると、止まっていた潮が動き始めて釣れた!なんてよく聞きますが、これが口を使ってくれる魚が釣れるタイミングです。
魚の捕食行動には、スイッチのようなものがあり、オンとオフを繰り返します。
これは一概に潮の動きだけでなく、波の影響であったり風の影響であったり、天候や気圧であったりベイト(エサとなる小魚)であったりと様々です。
そのスイッチが入ったときに魚が釣れる。
大型の魚ほどこの傾向がハッキリしていると感じます。
ジギングで青物を狙っていると分かりやすいですが、たまにポツポツと釣れるがパッとしないような状況でも、何らかの変化が影響してスイッチが入ると、入れ食い状態になることと同じですね。
仮に、投げ入れた仕掛けの近くに真鯛がいても、時合でなければエサを食べてくれませんから、黒鯛(チヌ)や根魚などの外道やエサ盗りなどからエサを食べられないようにすることが必要になります。
やはり「仕掛け・エサが海底で正常に長く置いておけることが好ましい」ということが大切になってきます。
では、どうやってエサを守ればよいのか?
ヒントとなるのが、真鯛の視力です!
真鯛は、魚類の中でもかなり視力が良いと言われています。
また、眼のレンズが大きくなるほど光を多く取り込めるため、大きく成長した大真鯛ほど暗い場所に強いとされています。
具体的な例で言うと、
体長が60センチクラスになると、たったの1ルクス(蛍光灯のナツメ球の下程度)の明るさで、12.2メートルも離れたところから、2センチ程度の物体を確認できるそうです。
魚はなぜ群れで泳ぐか(参考資料)
この暗いところで眼が効く!という大真鯛の能力を利用します!
※誤解のないように言っておきますが、側線がある魚は、水流や音、ニオイなどにも敏感です。
釣りという部分では、ニオイは強力な武器になります。
見つかりそうで・・・見つからない!
普通は、魚をたくさん釣りたいので、「ここらへんが釣れそうだな~」ってところに仕掛け(エサ)を投げ入れますよね?
僕も通常のぶっこみ釣りであれば、同じ狙い方をします。
たくさんの魚を釣りたいですからね(笑)
でも、狙っているのが真鯛オンリーであれば、真鯛がエサを食うまで、ほかの魚にエサを食べられないようにすることがキモになります。
「真鯛以外の魚に見つからないように」というと難しく聞こえますが、要は魚がいないところに投げ入れます。
これは、感覚的にやっていることなので、正直文章では伝えにくいのですが・・・
実践しているのは、仕掛けの位置を意図的にズラすこと!!
以前書いた記事で、実はこの内容に触れています。
根の位置がハッキリしていれば、根の周辺に仕掛けを投入すれば良いのですが、夜釣りでは把握しきれない場合があると思いますので、ある程度狙いのポイントに投げ入れ、仕掛けをサビきながら海底を探ります。
ゆっくりと仕掛けを引いてくると海底の感触があるので判断をします。
根の感触があれば、本来はそこに仕掛けを止めておくものだと思いますが、
僕の場合はさらに引いて、意図的に根から離して仕掛けを置きます
これは、ハリスの長さも関係してきますが、根際からエサが数メートル離れたイメージです。
理由としては、根に近づけすぎると他の魚がエサを食べてしまう確率が多いからです。
極端な話をすれば、根のポケットにエサを入れても真鯛に見つけてもらえず、根魚の餌食になってしまいます。
サーフ(砂浜)で投げ真鯛!回遊ルートはあくまでセオリー通りだね!潮の流れやヨレ、海底の状態を把握することがとても大事になりますが、必ず何かしらの変化が必要です。当然のことながら何もない所では、なかなか釣れません。魚が回遊してくるルートを予測して、そこにトラップ(罠)を仕掛けます。狙っている魚が回ってきたとき、仕掛けてあるエサに食い付き、竿先にアタリが出るわけです。
で、ここだけを切り取って・・・
「根から離せばいいんだ!!」
では、正直弱いんですね。
上の記事には、仕掛けを置くことはイノシシを捕らえるトラップ(罠)と同じ!
と書いているのですが、実はヒントが隠されています。
大事なことはイノシシの通る道に仕掛けること!
つまりは、
障害物に対して、真鯛が回遊してくる方向に仕掛けを置くことが大切です!
方向さえ合っていれば、見つからないところに離してエサを置いても・・・真鯛は見つけてくれます!
と考えています。
それは、なぜか?
さきほど書きました「大真鯛の能力」ですね。
大きく成長した真鯛ほど目が良いんですよ!
最後に
正直な話、感覚的にやっていることなので、書いたとおりに実践しても釣果につながらないかもしれません。
真鯛の回遊しているところを確認したわけでもありません。
大きく成長した真鯛が本当に目が良いのかも定かではありません。
でも、僕が実践して釣果を上げていることを理論立てていくと、こんな風に解釈ができるわけなんです。
最初に書きましたが、
僕も含めて釣り人は、釣果を上げている方法をひとつの正解だと信じている!
証明できるものはなにもないこの方法を、記事として書くことにとても迷いましたが、
思い切って書いてみました。
色々な経験をして、また考えが変わっていくとは思いますが、今はひとつの正解だと信じています。
あくまで僕は、ただの釣り人ですからね。
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