「ぶっこみ釣りで、なかなか魚が釣れない・・・・」
こんな悩みを持っている人もいると思います。
釣りは自然が相手なので、良い日もあれば悪い日もある!
という考えが正しいのかもしれませんが、やっぱりたくさん釣りたい。
で、始めたばかりの人や釣果が伸びない人がやってしまいがちな間違いをまとめてみました。
ここでまとめたことは、特別なテクニックとかではなく、釣り経験の長い人にとっては普通のことです。
これだけで釣果が改善されるものでもありませんが、少しでも参考になればと思います。
ぶっこみ釣りで「釣れない」間違い!
時期が違う!?
とても単純で怒られそうですが、夏に釣れる魚を冬に狙っても釣れませんね。
でも、これをもっと落とし込んで考えてみると、分かりやすいかもしれません。
例えば、例年釣れている時期(シーズン)から、1週間早く釣りに出かけたらどうでしょうか?
魚には1年のサイクルがあり、それに従って毎年ほぼ同じように行動しています。
※特別な気候などで例外はありますが・・・
「釣りをしている時期(タイミング)が違う」
この間違いを解決する方法で手っ取り早いのは、前年の釣果を見直すことです。
以前の釣果を記録していない、もしくはこれから始める!という人は、釣具屋さんの前年釣果を確認することでもOKです。
ここでポイントは、前年の情報という点です!
5年前の情報も使えなくはないですが、ちょっと古いかな?というのが個人的な考えです。
温暖化の影響?などで年々水温も変化して状況が変わってきてますから、数年前のものよりも前年の情報が妥当です。
また、釣りブログなどは「リアルタイムな釣果情報」が満載なのでチェックすることも釣果に繋がりますね。
投げている場所が違う!?
時期(シーズン)や釣り場が間違っていなければ、あとは魚のいる場所にエサを投げれば「ぶっこみ釣り」の成立です。
と・・・そこが、意外と難しいですよね?
ただ、そんなに難しく考えなくて良いのが「ぶっこみ釣り」です。
ウキ釣りなど中層を釣る釣り方と違って、オモリを投げて底を釣る「ぶっこみ釣り」は
二次元で考えるだけ!
突き詰めていけば、波の状況や潮の流れ(複数の潮)など多くのファクターを考慮しなければいけませんが、一番の要因は底の状況です。
なので、地形や障害物(シモリや海藻など)を気にするだけで釣果を改善することができます。
これも単純ですが、例えば、砂地のエリアにポツンと海草が生えている岩があったら、この岩の周りに仕掛けを投入する方が釣れる可能性が高いですよね?
海底が見えないから、投げ入れたらそのまま・・・ではちょっと難しいですね。
投げ入れた仕掛けをサビく(オモリを引く)ことで、障害物を見つけて仕掛けを置いておくことが大事になってきます。
仕掛けを引いてくるとゴツゴツと感触があるゴロタ(石が多くあるエリア)や、堤防の周りに存在する捨て石などは魚を多くストックするポイントなので積極的に攻めたいところです。
また、引っかかる感触はないが重たくなるようなかけ上がり(海底の起伏)も、有望なポイントとなります。
なかには、仕掛けを動かすとすぐに根掛かりしてしまう釣り場もありますが、それはそれで魚影が濃い可能性が高いので、この場合は投げ入れたらそのまま。
ぶっこみ釣りは、難しく考えずに海底の変化に注目しましょう。
釣り針の大きさが合っていない!?
特別な大物を狙っている場合に、小さいサイズを釣らないために大きな釣り針を使うことは良くあります。
ですが、一般的には釣り針が合っていないとなかなか魚を釣ることができません。
釣り針は、対象魚に合わせる!もしくはやや小さめのものを選択する!
が、正解になります。
万が一釣り針が大きいと、魚の口に入らず針掛かりがしません。
また、大きめの針は、魚に違和感を与え食い込みにも影響してしまいます。
一般的なぶっこみ釣りで、おすすめの万能針は、「丸セイゴ」の10号~12号程度です。
エサ、魚種を問わず、食い込み針掛かりに関しても問題ありません。
個人的にも、「ぶっこみ釣り」では丸セイゴやチヌ針をメインに使用しています。
エサの種類が合っていない
狙っている魚が、好んで食べないエサを使ってもなかなか釣れないですよね?
これは、釣り場や地域によっても微妙に違ってくることなので、地元の釣具屋さんに聞くか、もしくは事前にリサーチすることが大事になってきます。
もちろん定番のエサというものは存在しますし、ぶっこみ五目釣りなど対象魚を限定していない釣りでは、万能エサが釣果を伸ばす要因となります。
個人的な考えでは、
多くの魚種が好む「万能エサ」を使用する
ですね。
地域によって多種多様なエサがありますが、定番の「青イソメ」や「チロリ」、「オキアミ」は絶対的な存在で、個人的にもおすすめです。
※遠征の場合は、地元の釣具屋さんに尋ねるのが効果的
また、シモリなどが多く根魚(ロックフィッシュ)が多く釣れる釣り場では、サバやサンマなどの切り身「身エサ」やイカタン(イカの短冊)が効果的です。
ぶっこみ釣りの定番「黒鯛」のエサはコチラ
仕掛けの管理ができていない!?
せっかく魚が仕掛けの近くにウロウロしているのに、釣れない!
こんな機会損失的な状況になっているのを、初心者に良く見られます。
主な原因としては、
「エサが付いていない、もしくは活きが悪い」
「仕掛けが絡んでいる」
といったところ。
エサ取りにエサを食べられてしまっているのに、そのまま放置している人・・・けっこういますよ。
魚には居着きもいますが、回遊(移動)してくる魚もいますので、そのときにエサが付いていないと釣れません。
また、ハリスがオモリに絡んでいるやハリス自体が絡んでいる・・・
こういったことが無いように、
エサを含めた仕掛けの管理をしっかりとすること!
が、とても大事です。
竿先にアタリがでない場合も多く、エサの有無はなかなか把握しづらいですが、仕掛け絡みも含め定期的に仕掛けを確認をすることで対処できます。
効果的な方法としては、
小まめに仕掛けを回収して、エサのチェックをすることです。
同時に、仕掛け絡みにも対処できますし、空バリ(エサが無いこと)対策にもなります。
仕掛け絡みで関連する記事はコチラ
特別なものではなく、あくまで基本的な部分を書きました。
おそらく釣れない人は、この中に当てはまる項目があるのではないか?と思います。
ちょっとした思い込みや認識のズレを感じた人は、参考にしてみてください。
後付けですが、ぶっこみ釣りってどんな魚が釣れるの?
魚種を問わないぶっこみ釣りであれば、万能鈎の「丸せいごサーフ」(徳用)を良く使います。
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