投げ釣りで真鯛を狙ってみたいけど、どこで釣りをすれば良いの?
新たなポイントを探したいけど、分からない・・・・
「どのような条件で真鯛が釣れるのか?」
やみくもに釣りをしても真鯛は釣れませんから、釣れる(可能性が高い)条件を考えてみます。
条件を知ったら、真鯛が釣れるということではありませんが、知ることにより効率よく釣果を出すことが可能になりますし、新たなポイント開拓にも役立つと思います。
また、結果が出にくいターゲットなので、確信持って待つことができないと、釣れる釣り場なのに見落とす原因にもなりますので、良かったら参考にしてみてください。
個人的に、ポイント開拓はシーズン中(釣れやすい時期)に行います。
釣れるポイント(実績ポイント)を回れば、魚の数は伸びるのですが、条件によって選択できる釣り場が多いと釣果が安定しやすいからです。
また一概には言えませんが、大型のサイズとなると数釣りが可能な釣り場(そんなに簡単ではありませんが・・・)と異なる場合があるので、数は期待できないが「大型実績ポイント」として分けて考えています。
真鯛が釣れる条件って?
大型となると、なかなか狙って釣れるものでもありません。
現状での考えは、過去の記事で書いてありますから良かったらコチラを・・・
今回は、真鯛が釣れる(回遊してくる)可能性が高いポイントの条件を考えてみます。
☑海であること!
「ふざけるなーーーーー」
と、聞こえてきそうですが・・・
これも、大切なひとつの条件です。
というのも、黒鯛(チヌ)のぶっこみ釣りでは、河口(川の流入箇所)付近を狙う場合があります。
河川は、絶えず流れが効いているので、水生生物や小魚など黒鯛にとってエサとなる生き物が豊富にあります。
落ちのシーズンには黙ってもエサが流れてきますから、黒鯛にとって条件が良く居着きも多くいます。
ですが、
真鯛が釣れる可能性は低い!
一見、大型の魚が好みそうな条件なので、真鯛も例外なく・・・と考えがちですが、
河川の流入となると、真水が入り込んできます(いわゆる汽水域)
真鯛は、塩分濃度が低い汽水域を好みませんので、可能性は低いですね。
河口でも釣れている釣り場はありますが、川の流れが外れたエリアです。
川の水と海水は、混ざり合うのに時間が掛かりますから、ほとんどの場合は境目ができます(増水などで濁ったときが分かりやすい)
なので、海水域を狙うことで釣れる可能性がある!と付け加えておきます。
☑過去に岸から真鯛が釣れた実績があること
「そりゃそうだろーーーー」
と、聞こえてきそうですが・・・
これも、大切なひとつの条件で、チャンスでもあります。
良くあるのが、ルアーマンがジグやルアーで真鯛を水揚げした!というパターン。
ジグやルアーは、小魚を捕食している大型が釣れる可能性が多い!
これはありがたい条件で、かなりのチャンスです。
で、そうなると釣れた情報が流れ、釣り人が集まってきてたくさんの竿が立ち並ぶ・・・
ですが、釣れた情報だけだとあいまいで、ピンポイントで狙えないので、その後の釣果がないと元の静かな釣り場に戻ります。
次の年には誰もいない・・・ということは良くありがち!
こういった釣り場は、ちょっとした小場が多くすぐにいっぱいになるので、釣り人がいなくなったタイミングがチャンスです。
真鯛が釣れたことは確かなので、釣れた時期に合わせて釣り場に入ることで期待が持てます。
また、水揚げされたのがシーズン終わりでの釣果であれば、その後釣れなかったことも説明が付きますから、ベストなタイミングであれば、真鯛が回遊しているとも考えられますね。
☑釣り場が深い・・・もしくは、沖に深場を有していること
以前は、深場の絡んでいるもしくは、沖に深場がある地形を探していました。
ちょっと余談ですが、地形に関しては海図や空撮釣り場ガイドを使って調べていました。
今では、Google Mapsなどで簡単に見ることができますが、「空撮釣り場ガイド」は、地図には無い小道や駐車スペース、釣り場の状況などが記載されていて、かなり価値のある情報でした。
こういったものがあります。
今までにいろいろなパターンで真鯛が釣れる経験をしてきて、深場に関しての考えが少々変わってきました。
過去に書いた記事の中から引用しますが、
実際に、真鯛を水揚げするポイントは狭いエリアだけでなく、例えばサーフ(砂浜)を50メートル・100メートルと移動しても真鯛が釣れること、そして並んでいる竿の一方向から順にアタリが出やすいことからも、
深場からは、決まった魚道のような溝やかけ上がりなどの地形変化に沿って浅場に入り、そこから広範囲のエサ場に散らばっていく(横移動する)ことが想像できます。
ポイントはどこ?投げ釣り【真鯛】の行動パターンから探す方法!どこのポイントに仕掛けを投げたら、真鯛は釣れるのか? 誰もが知りたい疑問ですが、その答えは釣り場の数だけあります! これには、真鯛の行動パターンと釣り場の状況を良く把握することが大切です。回遊を含めた行動パターンと釣り場の状況を把握する手順。かけ上がりと根(シモリ)周りが絶好のポイントとなるので、確認してみてください。
過去の記事の抜粋の通り、「浅場に入ってから広範囲に散らばっていく!」が、今現在の考え方です。
で、何を言いたいかというと、
深場の地形を有している釣り場(ポイント)は、望ましいが絶対ではない!
ということですね。
現状、望ましい・・・・・です。
これは、深場が近くに無くても真鯛が釣れちゃったからですね(笑)
もちろん、他の条件が重なった釣り場ではありますが・・・水深5メートルは問題なく狙えます。
ちなみに、水深に関しての驚きの体験がコチラ
裸足になって海に入りルアーマンと話をすると、真鯛が釣れたエリアも1メートルくらいしかないらしい!子供用のプール並みの水深。。。
【投げ真鯛】で初体験!こんなことあるんだ?おかげで計8枚の釣果!今期はもう終了した真鯛の乗っ込み。なんだかんだシーズン中は通い詰めて、大小含めて少なくとも30枚くらい釣れましたが、今期の釣果のうち8枚は、初めての経験でした。
☑潮通しが良いこと
真鯛に限ったことではありませんが、「潮通し」は絶対条件!
真鯛狙いでは水深が強調されることが多いですが、潮通しが良いと驚くほど水深の浅いところでも実績があります。
潮通しが悪い釣り場は、そもそも真鯛が回ってきませんから重要視しなければいけませんが、難しく考えることはありません。
釣り場の状況にもよりますが、例えば「港内」であれば奥に行けば行くほど流れが弱くなりますよね?
反対に、入口・先端は流れが強くなります。
この単純な考えで、港の奥より入口、堤防の内側より外側、入り江(湾内)の奥より岬先端など、沖に面した方が条件が良いと考えられます。
ただし、全体の流れが速すぎるような釣り場では、釣り自体が困難になりますし、釣果が見込めない場合があります。こういった釣り場では、むしろ緩んだポイントや流れに変化がある(淀むとか巻き込むような)ポイントが有望な場合が多いです。
☑砂地で根(シモリ)が点在していること
個人的に、もっとも重視しているポイントです。
簡単なことを言えば、砂地だけではポイントにならないということです。
根(シモリ)が点在しているというのは、真鯛狙いでは定番の考え
だと思いますが、限定的なことではなく底質の変化ととらえても良いですね。
例えば、砂地の地形で、岩礁に変わるエリアやゴロタに変わるエリア、またその逆もそうです(岩礁帯で砂地のスポットなど)
波が穏やかで水が澄んでいるときは、目視でも確認ができますから、釣り場を見て回ることは、ポイント開拓には有効な手段です。
☑総合すると堤防が好条件!?
個人的には、サーフ(砂浜)好きなので、サーフの方が釣りをする機会が多いのですが、総合的に判断すると・・・
堤防(防波堤)の方が、好条件です。
「塩分濃度が安定している」
「水深が深い」
「潮通しが良い」
「地形に変化が多い、また複合している」
「釣れたエリアが限定的」
などなど、釣れる可能性が高い条件が重なることが多いですね。
良かったら、釣り場選定やポイント開拓の参考にしてみてください!
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