竿先アタリ【置き竿】スタイルで、高感度はさほど重要ではない説!

スポンサーリンク

竿先(穂先)のアタリは、置き竿スタイルの投げ釣りにおいて、とても重要なところです。

ウキ釣りで言う、「浮き」の動きと同じ意味を持つからですね。

浮きの動きで水中や餌の状態を想像する・・・・投げ釣りも同じように、竿先(穂先)の動きで水中、餌の状態を想像します。

 

海底での「今、この瞬間を知る」大切な情報ですから、伝達力の高い「高感度」を求めることは理にかなっています。

ですが・・・個人的に、「高感度」はさほど重要ではない!と考えているんですよね。

そのワケをちょっとだけ・・・

 

 

☑投げ釣りで「高感度」がもたらすメリット

そもそも投げ釣りで「高感度」のメリットは、海底の状態を知ることにあります。

岩礁なのか?砂質なのか?泥質なのか?・・・などの底質を判断する部分。

あるいは、

かけ上がりなのか?かけ下がりなのか?船道なのか?・・・などの地形変化を判断する部分。

海底の「底質」や「変化」を知ることで魚の居場所を特定し、さらには類似した魚の付き場を効率良く攻めることで、釣果を伸ばすことができますから「高感度」がもたらすメリットは大きいです。

 

☑竿先のアタリ感度

・竿先に変化はなかったのに、仕掛けを回収したら餌が取られて空バリになっていた・・・

・竿先(穂先)の動きが怪しいけど、ハッキリしなかったからチャンスを逃してしまった・・・

・前アタリが出なかったので、いきなりの本アタリに慌ててしまった・・・

 

など、「竿先のアタリをキッチリとりたい」・・・と考える人は、多いのではないでしょうか。

こういった経験をすると、どうしても「高感度」を求めたくなりますよね?

 

穂先の伝達力を強化した「高感度の投げ竿」や、アタリが出やすい「遊動式L型天秤」などを選択することも効果がありますが、手っ取り早く大きな効果を得られるのは、高感度PEラインを使用することです。

今まで気が付かなかった小さなアタリが取れ、いち早く対応することができます。

次世代型【シンキングPE】オードラゴンが弱点を克服した!?
PEは多くの釣りに欠かせない存在ですね。そのPEも性質上ラインスラッグ(糸フケ)などのデメリットが存在します。改善された高比重シンキングPEライン「オードラゴン」(よつあみ)は、その弱点を克服。強風下、ディープ攻略におすすめです。バス、エギング、アジング、シーバス、ライトゲーム(ナイロン、フロロカーボン、PE)

 

☑竿先のアタリ、高感度のデメリット

エサ取りの細かなアタリを取りたい!

っとなると、道糸はPEラインを使用して・・・仕掛け投入後にはしっかりと道糸を張る!

そう、しっかりと道糸を張る人が多くないですか?

 

皆さん知っての通り、PEラインのメリットである高感度は、ラインに伸びしろが少ないからなんです。

が、置き竿スタイルではこの伸びがないと少々困ります。

【PEライン】メリット・デメリットを知ろう!選び方のポイント
現代では、ナイロン、フロロカーボンを圧倒するPEラインのメリット・デメリットを紹介。直線(引張)強度が強く、糸のサイズ(径)を下げることができ、遠投性が高くなるメリットがあります。反対に耐摩耗性が低く、キズや擦れに弱いなどのデメリットを知ってPEラインの選び方のポイントを掴みましょう。4本撚り8本撚りの違いなど

海底の状況、オモリの重さや形状などにもよりますが、道糸をしっかりと張りすぎると、波や風などの影響で仕掛けが手前に移動してきます。

手前に移動してくるとなると・・・道糸がたるむわけです!

結果的に、むしろ竿先のアタリが出にくくなってしまいますよね。

どうする?道糸がすぐに緩む・・アタリが出ない時の原因と対処方法「大物投げ釣り」
大物を狙った投げ釣り(ぶっこみ釣り)でなかなかアタリが出ない、もしくはアタリが分からない。道糸がなかなか張らない、すぐに緩んでしまう・・・なんて人がいましたら、チェックしてみてください。このような置き竿スタイルのときの問題(原因)とすぐにできる対策(対処)方法があります。

 

置き竿釣法では、ルアーフィッシングのように魚がルアーをくわえた(アタリの)瞬間に「合わせていく」スタイルと違って、「向こう合わせ」が基本です。

向こう合わせは、勝手に針掛かりしてくれることですから、

食い込み中の細かなアタリ(感度)を取るよりも、しっかりと食い込ませて針掛かりした方が良い!

と考えています。

 

合わせていくための感度はそれほど重要ではない・・・のではないでしょうか。

向こう合わせが完了した竿先は、生命感あふれる動きをしますし、確実に掛かりますからね。

 

感度を犠牲にして、得るメリットというものもあります。

そこらへんは、こちらの記事をご覧ください。

使うだけで上達?【ナイロンライン】釣り初心者用ではないですよ!
遠投性や高感度のPEラインが主流の中、ナイロンラインは、安い初心者用のラインというイメージがあります。じつは、ナイロンは初心者以外にも、メリットが大きい!ナイロンを使うだけで、釣りが上手くなる(上達する)ことだってあります。デメリットも含めて…

ブログランキングに参加しています。

宜しければ、応援ワンクリお願いします。

にほんブログ村 釣りブログへ

タイトルとURLをコピーしました