春の乗っ込みシーズン、釣行回数はだいたい30回くらい。
その間に揚がる真鯛は平均40枚近く。でも70㎝を超える大型となると、たぶん5枚とかそのくらい。80㎝台なんて、1枚会えるかどうか・・・いや、会えない年の方が多いか。
そんな中、とうとう90㎝オーバー・9㎏超の真鯛を水揚げ・・・した。

真鯛を本気で始めたのが25年くらい前。目標に掲げた10キロオーバーも、正直もうあきらめかけてた頃です。
釣りでよく言う「釣りたい気配が出てると魚は食ってこない」ってやつ。あれが妙にしっくりくる1枚で、いやぁ、釣りはほんとおもしろい。やめられません。
前に書いた記事の内容を、信じて実践してました。
なぜ投げ釣りで大真鯛が出続けるのか|3年連続80cmオーバーの3つの再現性(考え方と行動)
この記事のキモになっているのは、この3つ。
- まずは数を釣ることに全力を注ぐ
- 大型実績のあるポイントで釣りをする
- 春に真鯛を全力で狙う
このあたりを、もう一歩踏み込んだ個人的な考えも混ぜつつ、検証してみます。
検証① やっぱり春の乗っ込みシーズン
まずシーズン。大型の確率がダントツで高いのは、春の乗っ込みです。
産卵期の春は、浅場にエサを獲りにくる真鯛がとにかく多い。1年で一番真鯛を釣りやすい時期で、しかも産卵前後の大型を獲りやすい時期でもあります。
自己記録はこの春の乗っ込み、って方も多いんじゃないでしょうか。
僕が釣り上げた80㎝台の真鯛も、全部このシーズン。3年連続なんてタイミングもありましたが、基本は数年に一度のレベルです。
数を釣るから、大型に近づける。この考え方は今も変わっていません。
今回の90㎝も、もちろんこの乗っ込みシーズンに水揚げ。
検証② 大型はシーズンをずらしてやってくる
前の記事でも書きましたが、とくに大きな真鯛は、乗っ込みシーズンの前後(先取りか終盤)に釣れることが多いんです。個人的には、わざと産卵のタイミングをずらしてるんじゃないか、とまで考えています。
▶投げ釣り・ぶっこみ釣りで大真鯛を狙う考え方|実釣で見えた3つの共通点とは
なので・・・今回も、乗っ込みが始まる少し前から狙い始めていました。
実際に釣れたのは、遊漁船で乗っ込みの釣果が出始める1週間くらい前です。
実績で言うと、終盤もあなどれません。乗っ込みで痩せた真鯛がほぼ回復して、30㎝に満たないチビが混じってくるような時期にも、とんでもない大真鯛が釣れたりします。
検証③ 大型が出る場所は決まっている
大きい魚ほど1級ポイントを好む。僕はそう考えています。大真鯛がよく揚がる実績ポイントでは、毎年でかい真鯛が揚がり続けてる。それが何よりの証拠かなと。
今回釣れたのも、毎年のように超大型が出る実績ポイント。大型が出る場所って、やっぱり決まってるんだなと実感します。
ただし、ここで言う実績ポイントは「シーズン中に大型が出やすい場所」のことじゃありません。その地域でほかのポイントより早く真鯛が揚がり始めて、しかも大型の確率が高い場所。ここが一番の狙い目です。
当日の状況|アタリは一度きり
シーズンを先取りしての釣行なので、当たり前ですが、その日のアタリは一度だけ。
前後にほかの真鯛が釣れることもなく、完全に単発です。大型は群れと一緒に行動しない。とくにシーズン先取りは「ポツンと単発」が僕の中では定番で、そこで掛けられなければ、ほぼその日は終了。ま、アタリがあると結局粘っちゃうんですけどね・・・
今回の真鯛、お腹の中はイワシだらけでした。
乗っ込み時期の黒鯛の胃袋には、カニやエビ、とくに海藻が入ってることが多いんですが、真鯛はイワシなんかの小魚が入ってることがよくあります。
冷凍イワシをエサに試したこともありますが、大型狙いなら、やっぱりユムシの実績が高いですね。
▶釣れる魚は?ユムシは大物用の釣り餌!こんなに色々釣れちゃうの?
予想外だった、90㎝の引き
意外だったのは、引き。
90㎝を掛けたならさぞかし走るだろう、と想像していたのですが・・・意外と引かない(いや、かなり引きはした。でも驚くほどではなかった)
揚げてから「あれ、これでかいな」と気づいて、そのまま検量へ。そんな感じでした。
前に一度、明らかに「モノが違う」引きの魚にハリスを切られたことがあります。投げる前にハリスの傷に気づいてたのに、交換しなかった。完全に自分のミスです。
大きいから強く引く、とは限らない。そう考えると、あのとき切られた魚はいったい何だったのか・・・
まとめ
- 春の乗っ込みは、大型真鯛のチャンス
- シーズンの先取りは、超大型が期待できる
- 狙うのは「地域で一番早く釣れ始める」大型実績ポイント
- シーズン初めの大型は、ほぼ単発
考え方は、大きく外れてなかったと思います。
シーズン30回の釣行で、大型のチャンスは数えるほど。それを何年も続けて、やっと出た1枚です。
目標の10キロオーバーまで、あと少し。

