魚を掛けたのにバラしてしまう。
せっかくのチャンスをものにできないのは、本当に悔しいですよね。
ここで紹介する次の2つのケースは、どちらもある共通の原因があります。
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遠くで魚を掛けたのに、フッキング直後にバレる
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寄せてきた魚が、足元でバレる
どちらも釣りをしていれば「あるある」の事例です。
心当たりがある人は、原因を理解して対策を取ることで、バラシを大きく減らすことができます。
この2つのケースに大きく影響しているのが、ラインの特性(伸び)です。
遠くで掛けてバレるケース
原因
ラインは伸びることで、ラインブレイクやバラシを軽減する役割があります。
しかし、魚との距離が遠い場合は、その「伸び」が逆にデメリットになります。
遠くで魚を掛けると、
ラインが伸びてしまい、フッキング時の力が針まで十分に伝わらないため、
しっかり掛かりきらず、直後にバレてしまうのです。
対策
対策は大きく分けて、次の2つしかありません。
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ラインテンションをしっかり掛けてからフッキングする
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テンションを掛けやすいタックルに変更する
① ラインテンションを掛けてからフッキングする
有効なのは、
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大きく合わせる
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巻き合わせなど、テンションを掛けながら合わせる
といった方法です。
ラインが張った状態で合わせることで、
フッキングパワーがしっかり針に伝わります。
② テンションを掛けやすいタックルにする
具体的には、
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ストロークが取れる長めのロッド
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パワーのあるロッド
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伸びの少ないライン
といった選択になります。
タックルを見直し、巻き合わせを組み合わせることで、
フッキングの成功率は大きく上がります。
足元でバレるケース
ラインの伸びをイメージする
ラインには種類ごとに「伸び」があります。
あくまで目安ですが、イメージとしては次のような感じです。
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PEライン:約5%
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フロロカーボンライン:約20%
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ナイロンライン:約30%
仮に、100mラインが出ていてテンションが最大に掛かっている状態だと、
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PEライン:約5m
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フロロカーボンライン:約20m
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ナイロンライン:約30m
それぞれ伸びていることになります。
原因
ラインは伸びると、元に戻ろうとする力が常に働きます。
たとえばナイロンラインなら、
約30m戻ろうとする力がかかるため、
魚とのやり取り中にテンションが抜けにくく、バラシが起きにくくなります。
しかし、魚を寄せて残り5mになった場合はどうでしょう。
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PEライン:約0.25m
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フロロカーボンライン:約1m
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ナイロンライン:約1.5m
この距離では、
ラインの伸びによるテンションの恩恵がほとんどなくなります。
その結果、
ロッドで常にテンションを掛けていないと、
簡単に魚はバレてしまいます。
これが、
大物や暴れる魚を足元でバラしてしまう大きな原因です。
対策
足元でのバラシ対策は、次の通りです。
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伸びのあるラインを使う
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特に初心者にはナイロンラインがおすすめ
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ロッドで常にテンションを保ち、ラインを巻き取る
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長めのロッドや、柔らかくしなる竿を使う
タックルを工夫することで、
足元でのテンション抜けを防ぎやすくなります。
まとめ
遠くでバレる原因は、
「ラインの伸びによって、フッキングパワーが十分に伝わらないこと」
足元でバレる原因は、
「ラインの伸びによるテンション維持が効かなくなること」
どちらも、
ラインの特性を理解し、適切に対策することで防げやすいバラシです。
とはいえ、僕自身も掛け損ねて、バラして、を何度も経験してきました。
この記事を読んでもらえたことで、
少しでも悔しい思いをする機会が減ってくれれば幸いです。
考え方はここで話しましたが、よりリアルな部分は、ここで説明しています。
意外と、知らないのではないでしょうか。
▶100m先の魚にフッキングしない理由|PEラインでも合わせが効かない本当の原因
ナイロン12lb、フロロカーボン14lb、どちらが強いか?って普通に考えればフロロカーボンですが、果たして?という記事です。

