初場所の堤防で真鯛を仕留める|遠投で見えた海底の変化で粘り勝ち【投げ釣り実釣記】

以前から気になっていて、

「いつか一度、釣りをしてみたい」と思っていた某堤防。

今回は、その堤防での初釣行です。

地形も、シモリの位置も、回遊位置も分からない――「外したら何も残らない」怖さがありますが、初場所は何度経験してもワクワクしますよね。

水深はそこそこあり、潮の流れも効いている。

沖では魚のライズがあり、背後には沈みゆく夕日。

「魚の活性は悪くなさそう」

そんな印象を受ける、雰囲気の良い釣り場です。

想像できる地形、潮通し、そして何より大物の取り込みが可能かを頭の中で整理しながら釣り座を決定。

早速、準備に取り掛かります。

 

 

初めての釣り場なので、

エサ取りの状況も、魚の距離感も分かりません。

エサは多めに用意していましたが、まずは様子見ということで2本竿でスタート。

1本は前面に広がるテトラ帯の切れ目を狙ってちょい投げ

もう1本は、沖にあるはずのかけ上がりをイメージして投入しました。

テトラ際に入れた仕掛けを、軽く引いて探ってみると、

グッ…と硬い感触。

「あ、ここ怪しいな」

1投目から根掛かりは避けたいので、無理に動かさず、そのまま置いて様子を見ることに。

一方、少し飛ばした仕掛けは、引いても想像していたような明確なかけ上がりは感じられず、

意外とフラット。

もしくは、かけ上がりに対して斜めに引いている可能性もあるので、こちらも一旦そのまま。

テトラ側の仕掛けがやや不安だったため、交換用の仕掛けを用意していると──

ジィジィジジジーーーーー

ちょい投げしていた竿に、1投目からアタリ!

が、竿に近づくにつれて、アタリはピタッと止まってしまいました。

少し待ってみるものの、追い食いはなく終了。

「残念…」

すぐ近くに魚がいる可能性が高かったので、軽くさびいて誘いを入れてみることに。

▶アタリが止まった|直後に追い喰いを誘発する方法

──が、この判断が裏目に。

やはり最初に感じていた通り、テトラ際。

数回誘いを入れたところで、完全に根掛かりしてしまいました。

何度か竿をあおると、わずかに動くものの、すぐに再びスタック。

最終的には完全にロック。

アタリの出方から考えると、真鯛かスズキの可能性も十分

 

時合いを逃したくなかったため、やむを得ずラインを切る判断をします。

すると、回収した力糸を見ると──

ラインはズタズタ。

おそらく、海底付近のテトラで完全に擦られていました。

不安な部分をすべて引き出してカット。

ナイロンラインを使っていると、こういう判断が躊躇なくできるのは大きなメリットですね。

交換用の仕掛けがあったので、数分で再セット。

最初のちょい投げよりも、やや先に投入します。

ただ、

・ラインを切ったタイミングが悪かったのか

・根掛かりを恐れて距離をずらしたのがいけなかったのか

その後、アタリは続かず。

もう1本の中距離の仕掛けにも反応はなく、エサもそのまま戻ってきます。

そこで、針のチモトに夜光玉を装着。

▶夜光玉っている?いらない?

蓄光機でしっかり光らせてみるものの、反応は薄い。

距離や角度を少しずつ変えながら探ってみますが、初場所ということもあり、なかなか突破口が見えません。

ちょい投げの竿は、アタリが出たポイントなのでそのまま放置。

もう1本は、角度を変えてもかけ上がりを感じることができず、ここは思い切って中距離を捨て、遠投で勝負することに。

 

久しぶりのフルキャスト。

着底後、ゆっくりと探ると、今度はゴツゴツと明確な海底変化を発見。

「あ、ここだな」

何も変化のない砂地から、少し岩肌かゴロタが顔を出したような変化なので、

ハリス分だけ引き込み、境目に餌を置くイメージで仕掛けを置きます。

 

エサ交換を繰り返すも、なかなか反応が出ず。

残りエサも少なくなってきた頃──

ジィー…ジィー…

遠投した竿に、はっきりとしたアタリ。

しかし、これもすぐに止まる。

誘いを入れても反応がないため、すぐに新しいエサに交換し、同じポイントへ再度キャスト。

向かい風の影響で、同じ距離に届かず。

そこで、天秤のオモリを好感して、もう一度フルスイング。

ほぼ同じ感触のポイントで攻め続ける。

 

そして、用意したエサも残りわずか、ちょい投げした竿を片づけ

諦めかけた最後の最後に──

ジィジィ~~~~~~~~~

慎重にやり取りして水揚げすると、

想像以上のビッグサイズ。

※画像は先出ししています。久々の釣果記事はこちら。

 

初めて入った堤防の沖で、

運よく回遊ポイントに当たった形でした。

後日、遠投仕様のタックルを持ち込んで再挑戦するも──

完全ノーバイト。

その後、数回通ってみましたが、結果は同じ。

腑に落ちない部分は残りますが、

初釣行で釣れた時間帯がかなり遅かったことを考えると(初場所だったので餌を多め用意したため、普段よりかなり納竿の時間が遅かった)

「この釣り場は回遊時間が遅い可能性がある」

そんな仮説も立てられます。

あくまで仮説ですが、

こうした経験を頭の片隅に置いて釣りを続けていくと、

今まで気にも留めなかったことに、ふと気付く瞬間があります。

初場所の一匹には、「いつもの」とは違った価値がありますね。

▶初心に帰って、ぶっこみ釣り「濁りの入ったサーフ」でチヌ狙い!ゆっくりドラグが?

 

あなたにとって有益なヒントが見つかれば幸いです。

▶真鯛釣りに答えはひとつじゃない|状況から導く投げ釣り・考え方の全体像

スポンサーリンク
釣り場・ポイント攻略
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました