サーフ(砂浜)での投げ釣り(ぶっこみ釣り)で、竿を立てておくのに使用される「サーフスタンド」
置き竿で一般的に使用される三脚タイプでは、脚が砂に埋まってしまう欠点があるため、砂浜ではサーフ専用の竿立てが便利ですね。
そんな「サーフスタンド」なんですが、ちょっとした問題があります。
竿を立てかけておく「サンドポール」タイプはさほど問題ないのですが、「サーフスタンド」と呼ばれる竿尻を差し込んで使用するタイプが今回のケースに当てはまります。
サンドポールタイプ
サーフ(砂浜)用のポールタイプの竿立てです。
サーフスタンドタイプ
サーフ(砂浜)用のアングルタイプの竿立てです。
それなら、立て掛けるタイプの「サンドポール」を使うよ!ってことでも良いと思いますが、竿尻を差し込んで使う「サーフスタンド」は、立て掛けるタイプよりも竿先を高く構えることができます。
サーフスタンドのメリット
サーフ(砂浜)は、釣りをする足元の高さが堤防などよりも低いですから、水面とより近くなります。
釣り座が高い堤防などでは気にならない波やウネリでも、サーフ(砂浜)では道糸に干渉し小さなアタリなどを確認することが困難になります。
また、かけ上がりなどで道糸が砂に擦れてキズが入る場合もありますから、竿先をより高く構えられるというのは、大きなメリットになるわけなんです。
実際にサーフの大物投げ釣りをされている人の中には「竿先をもっと高く構えたい!」と脚の長いサーフスタンドを自作されている人もいますからね!
竿立ての詳細はコチラ
サーフスタンドのデメリット
サーフ用の竿立ては安定性が高く、砂浜にサクッと刺してすぐに使うことができるので、僕も良く使用するアイテムなんですが・・・
繰り返し使用していると、竿受けの部分と竿が擦れて竿にキズがついてしまうんですよね。
まぁーちょっとしたあるあるです・・・
個人的にはあまり問題視していませんが、大切な竿にキズが付いてしまうので、気にしている人は多いのではないでしょうか?
ロッドカスタムで改善
竿のキズ防止対策でオススメなのが、「ラバーホールドグリップ」
商品名からも分かるように、本来の目的は竿(ロッド)やランディングシャフト(玉の柄)のグリップ部分の滑り止めですが、竿の保護やコルクグリップなどの劣化防止にも役立ちます。
デザインやカラーのちょっとしたロッドカスタムにもなるので、実用性も兼ねたアイテムです。
このラバーホールドグリップは、「熱収縮チューブ」と呼ばれる素材でできていて、好みの長さにカットしチューブを取り付け、ドライヤーや熱湯などで加熱することにより、被せられた竿(ロッド)の形に合わせて収縮します。
非常に簡単なので、初めての人でも簡単に取り付け可能です。
動画では、アルコールランプで加熱していますが、初めての方は失敗しないドライヤーでの加熱をオススメします。
また、収縮後にカットすることで綺麗にセットすることができます。
ロッドカスタム講座(収縮ラバーグリップ)
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