毎回のエサ交換、エサの消費・・・エサ盗りが多くなるとなかなか厄介なのが、置き竿スタイルの大物を狙った投げ釣り。
水温が上昇してくると仕方のないことですが・・・仕掛け回収時にほぼ毎回エサを交換しなくてはなりませんよねー
そんな面倒なエサの交換を繰り返していると、
ピタッとエサがやられなくなる時間帯があります。
「エサが残ってくる・・エサ盗りがいなくなったのかな?」
こうなると、仕掛けの回収・エサのチェックをこまめにしなくても良くなりますから、釣りとしてはとても楽になります。
と同時に、本命の大物の期待も高まります。
竿先にアタリが出ないようなエサ盗りというものも存在します。
海ケムシ、ヒトデ、カニあたりは、その代表格ですね。
知らない間にエサが無くなったりと困ることばかりですが、個人的に一番厄介なエサ盗りが「フグ」
憎きフグ兄~でございます!
クサフグ
形態 体の背側と腹側に小棘がある。体色は背部が灰色から濃緑色で、白色の斑点が見られる。腹部は一様に白色。鰓孔後方に大きな暗色斑がある。全長20cmほどの小型種。 分布 北海道~九州までの日本各地沿岸、八丈島、沖縄諸島。~朝鮮半島、台湾、中国。 生息環境 日本の沿岸ではコモンフグ、ヒガンフグなどと並んでよく見られるフグのひとつ。内湾に多く見られ、砂、泥底に多く、よく砂中にもぐる。汽水域にもよく入り、ごく稀に淡水域にまで入る。 食性 甲殻類、軟体動物、多毛類など様々な動物を捕食する。他のフグ科の魚の卵も食べることがあるほどだという。 引用(WEB魚図鑑)
クサフグは、エサはどんなものでも全て食べてしまいますし・・・ハリスはガシガシとかみつき傷だらけにされますし・・・それなりの大きさだと針に掛かってきて困ったもんです。
そんなクサフグも他のフグに例外なくしっかりと「毒」を持っています。
堤防でアジ釣りをしていると、アジは横取りするカモメもフグだけは見向きもしません・・・おそらく大した天敵もいないのでやりたい放題のはず!
と思いきや、実はイメージと違いかなり小心者(臆病)なんですね。
毒を持っているので、基本的には食べられることはないのですが、自分よりも大きな魚が近づくとビクビクして逃げてしまい、砂の中へ潜ってしまいます。
こんな感じに~潜っちゃうんですよね。
大型の魚が近づいてくると、エサ盗りなどの小さな魚はこのような状態(砂に潜るのはフグだけですが)になります。
それまで、エサがかじられたり無くなったりとしていたのが、ピタッとやられなくなる。
「エサが残ってくる・・エサ盗りがいなくなったのかな?」
という状態は、
「大物釣りではチャンスタイム!」
の可能性が高いですね。
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