ハリスとサルカン(ヨリモドシ)を接続する場合、個人的に多用しているのは、
「クリンチノット」
ダブルクリンチではなく、シングルの方ですよ。
引用(http://tsuridensetsu.com/)
別にシングルにこだわっているわけではありませんが、ルアーフィッシングに夢中になっている頃からのクセ?みたいなもので、基本的なことを言えばアイ(金属の輪)に2回通すダブルの方が確実に強いです。
これはダブルで巻き付けることで、ラインがアイ(金属の輪)で滑りにくくなり糸つぶれがしにくくなるからだと思いますが、なぜだかダブルクリンチは慣れない・・苦手なのですよ。
で、思うことは、
一番得意な結び方が、一番強度がある説!
ようは、慣れない結び方をして締め込み不足や不安があるまま釣りをしていたら、結びが甘く後悔することがありますよ!ってことです。
※個人的にそういう経験があるもので・・・
ただ、今回はーーーー
結束強度100%ノットの最強ノット
をご紹介します。
この結び方をマスターすれば・・・・
結束強度100%ノットの最強ノット
数年前に導入した(ちょっと大げさ・・・)結び方で、この結び方を見つけたときは、
「理にかなった結び方だなー」
というのが、率直な意見でした。
というのも、結び目が切れる大きな理由としては、
「結びのときの強度低下」と「締め込み続ける結束方法」
この2つだと、個人的には考えています。
例えば、結び目を締めこむ際の注意点として、「唾を付けましょう」とあります。
これはライン同士の摩擦により熱が発生し強度低下が起きるからです。
新しいラインに結び替えたのに、すでに「お前はもう死んでいる」的なことにならないように、必ずたっぷりと唾(もしくは水)を付けることが大切です!
そして、もうひとつの切れる理由である「締め込み続ける結束方法」
これは、強くラインが引かれたときに、結び目がどんどん締め込まれていき、糸がつぶれ細くなることで強度が低下することです。
ライン同士で殺しあうような感じですね。
いまフッと思いついた結び方は、
・・・・ユニノット
ユニノットは、覚えやすく確実に締め込みができるため、初心者におすすめすることが多い結び方ですが、強く引けば引くだけ締めこんでいくので、ラインが細いと・・・(あくまで私感です)
引用(http://tsuridensetsu.com/)
今回紹介する「結束強度100%ノット」は、
ハーフヒッチだけノット ダブル
実際の強度テストで使われていた名前が、「ハーフヒッチだけノット ダブル」なのでこの表記にしていますが、ジギングの結束で使用される「イモムシノット」のことですね。
引用元(ジギング魂)
この結束方法は、
強く引かれても締めこまれず強度低下が起きにくい!
と考えられます。
理由をユニノットで説明すると・・・
下の図の本線(赤い部分)を引くと、青い部分がアイ(金属の輪)に擦れながら結び目が締めこまれていきます。
これは、摩擦熱による強度低下・・・と同時に、引かれれば引かれるほど締めこまれ、糸つぶれによる強度低下が起きます。
この点、「ハーフヒッチだけノットダブル」は、アイ(金属の輪)の部分で滑りにくくなっており、さらにはこの部分がダブルなので、シングルよりも糸が食い込みにくい構造になっています。
イメージで言うと、「漁師結びの利点」を活かした簡易版?
しかも、アイの部分の結び方とハーフヒッチは締め込みに熱が発生しにくいと思われるので、非常に理にかなっているなと・・・
ハーフヒッチだけノットダブルの結び方
引用元(ジギング魂)
この「ハーフヒッチだけノットダブル」を公開したサイトでは、実証するために強度テストを行っています。
強度テストの詳細については、是非下記のサイトをご覧ください。
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