一回の釣行で数回訪れる魚のアタリ。
その中で穂先を激しく叩く大物のアタリは、何度見てもドキドキさせてくれます。
そして、ドラグの逆転音と同時に勢い良く引き出されていくラインは、置き竿スタイルの醍醐味。
実際に釣りをしていると、アタリも無いのにエサだけが無くなっている!!
どうにかならないものか??と思うところですが・・・
穂先にアタリがでない?
アタリを見逃しちゃう
まれにある、穂先に一回だけ大きなアタリがでて止まってしまう空アタリ(泳いでいる魚が道糸に触れて穂先に出るアタリ)を除くと、「風」や「波」「うねり」、「潮の流れ」、「浮遊物(海草やゴミ)」による穂先の揺れ、もしくはそれらが複合した揺れがあります。
小さなアタリがあってもこれに紛れてしまうと判断がつきにくく、「これは波だな」といった感じで見逃してしまうことがあります。
餌に喰いついているのに気が付かない
いくつか考えられますが、一番の理由はハリスにたるみがあること。
ハリスは一直線に伸び、それ以上引っ張られることによって道糸に作用し穂先が揺れます。
エサは海底に這わせて置いているイメージが強いと思いますが、実際は潮流などにより絶えずユラユラと動いています。
この時にどうしても「ハリスにたるみ」ができてしまいます。
ハリスが長ければ長いほどこのたるみは大きくなり、アタリが出にくい状況になります。
反対にハリスを短くすることで、アタリを多く確認できます。
根掛かりがキツイ釣り場でハリスを50センチ以下にして釣りをしたことがありますが、大きなアタリが止まってしまうことがあり、個人的にはハリスが短いと食い込みが悪い!と考えています。
※天秤がエサと近すぎ、驚かせることが原因ではないか
アタリが出にくいことは悪くないけど・・・
置き竿はアタリを取りたくなりますが、アタリを取りやすくしようとすればラインテンションが掛かり、魚に違和感を与えてしまいます。
逆を言えば、アタリが出ないということは魚もテンションを感じていないことになります。
実はコレ、食い込みとしては一番良い状態です!
個人的には、
違和感が無く針が完全に口の中に入ってから、初めて穂先に大きなアタリが出ることが理想
と考えています。
食い込んでしまえば、あとは置き竿の醍醐味(大きなアタリ)が待ってます。
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