なぜ釣れる?【ケイムラ】を効果的に使おう!メカニズムが分からない?

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サビキやエギ、メタルジグ、フックなど様々な製品に採用されている「ケイムラ」ですが、それってどんなものなのでしょう?

発光することで魚にアピール!

夜光(グロー)と同じようなもの?

ということは皆さん知っていると思いますが、もう少し「ケイムラ」を理解することで効果的に使うことができ、釣果につなげることができますね。

 

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ケイムラってなんだ?

では、ケイムラについて解説していきます。

※ケイムラとは「蛍光紫」の略

引用(ヤマシタ

ケイムラは青白く発光する蛍光体

ケイムラは、紫外線を可視光線に変換し、青白く発光する特殊な蛍光体です。

引用(株式会社モリゲン

ちょっと難しいので補足をすると、

太陽光の成分のひとつで日焼けの原因にもなる紫外線は、人間の目で見ることができませんが、その紫外線を青白い(目に見える光)に変えることができる!のが、「ケイムラ=特殊発光体(塗料)」ということですね。

 

ケイムラが発光する紫外線の性質

下の図を説明すると、太陽光の中には大きく分けて「紫外線」「可視光線」「赤外線」と3つの領域があります。

引用(気象庁)

その中の可視光線(人も認識できる色)は「紫、青、水色、緑、黄、橙、赤」で、俗に七色(虹の色数)と言われる部分です。

※細かいことを言えば、人間の色覚は3色(赤、緑、青)でその組み合わせで7色を認識

 

その可視光線の赤色を超えた領域が「赤外線」、反対に紫色を超えた領域が「紫外線」となります。

 

これを踏まえて

紫外線は水中で、可視光線の中の「赤色」が一番最初に吸収され、「青色」が一番吸収されにくい性質があります。

引用(株式会社モリゲン)

「どういうこと?」

 

可視光線の中の「赤色」は一番最初に吸収される!ということは、一番最初に見えなくなる!ということです。

反対に「青色」は一番最後まで見えにくくなりにくい!という性質があります。

※この性質を理解すると、一番吸収されにくい青色が最後まで残り海が青く見える!ということも分かるのではないでしょうか。

 

水深が深くなるにつれて可視光線は、赤色から順番に届きにくくなり見えなくなる!ということで、紫外線は可視光線に比べて水中により透過しやすい性質を持っているので、水深が深くても届きやすい。

つまり「ケイムラ」は、水深に大きく影響を受けることが無く水中で青白く発光するので、広範囲の魚から見えやすくとてもアピール効果が高い!ってことになりますね。

 

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ケイムラが効果的なシチュエーション

水深があるところ

前述の通り、ケイムラは水深の深いポイントで大きな効果を発揮します。

また、中層から底付近を狙う釣りに最適で、ルアーやエサの存在をアピールすることができますね。

 

日陰になるところ

日中でも日陰になるようなところ(紫外線は日陰も届く)で効果があります。

堤防の際やくぼみ、桟橋の下、根際など、ピンポイントで狙うルアーフィッシングでおすすめです。

 

マズメ(朝・夕)のローライトな時間帯

マズメ(朝夕)のローライトな時間帯は、とても効果が高いです(個人的に強く感じます)

マズメ時は薄暗く魚の活性が高いので、アピールすることで効率よく狙うことができます。

 

濁りがあるとき

濁りがあるときも、ケイムラが強いタイミングです。

通常、濁りのタイミングではカラーやシルエットはアピールに欠けるので、音とニオイが効果的をされますが、紫外線がある状況下ではケイムラによる広範囲へのアピールも効果的です。

 

常夜灯や街灯下

常夜灯の光にも紫外線を含みます(近年のLEDはNG)ので、効果は期待できます。

ただし、太陽光と違って紫外線が少ないことと、光が届かないエリアは月夜でもない限り効果は薄くなってしまいます。

光がない闇夜では、効果があまりないと考えて良いでしょうね・・・

 

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「ケイムラ」と「グロー(夜光)」の違いは?

ケイムラは紫外線に反応することで、発光し魚にアピールします。

逆を言えば、紫外線がないと発光しません!

グロー(蓄光)や夜光カラーは、ライトやUV(紫外線)ライトを当てることで、光を貯めて発光します。

なので、光が一切ない闇夜でも発光させることができます。

 

「ケイムラ」と「グロー(夜光)」の違いを理解することで、状況により効果的な使い分けが可能になりますね。

ハピソン「蓄光器」10秒間の強力UV(紫外線)LEDが照射可能!
中深海~深海ジギング、太刀魚(タチウオ)ジギング、メタルジグ、テンヤ、タイラバ、メバリング、アジング、エギなどグロー系を発光(蓄光)するのに便利なのが蓄光器(UVライト)。 わずらわしい蓄光(発光)を瞬時にできるので、グロー系を使う夜間釣行には必須アイテムともいえます。hapyson(ハピソン)UV蓄光器 YF-970

 

ここまでくれば、かなり「ケイムラ」を理解したのではないでしょうか?

ケイムラをより効果的に活用することで、釣果も期待できると思います。

個人的にも、色々なシチュエーションで使ってみてはいるのですが、まだまだ奥は深そうです!

 

それでは最後に、ケイムラチューンについてです。

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どんなものでもケイムラチューンにできる?

いつも使っているルアーにケイムラカラーがない・・・

お気に入りの針をケイムラでアピールしたい・・・

オモリをケイムラに・・・

など、ケイムラ仕様でないものをケイムラにカスタムすることが簡単にできます。

超!ケイムラコート

紹介するのは、ハケ付きボトルのケイムラコーティング剤です。

エギ、プラグ、メタルジグ、オモリ、フックなど、幅広い用途に使用できます。

ボトルキャップに付いているハケで、発光させたい部分に薄く塗るだけ!

3分(20℃)で乾燥するので、ケイムラを試したければ釣り場でもOK。

また、非常に透明度が高いクリヤコーティング剤なので、見た目を損なうこともなくケイムラチューンが可能です。

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超!ケイムラ・ウレタンフィニッシャー

コチラは、超!ケイムラコートよりも強靭なコーティングが可能な一液ウレタン塗料です。

ルアーやメタルジグ、スプーンの制作やリメイクチューンに使用できます。

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ケイムラ玉ソフト

エサ釣りの人にはこちらがオススメです。

針先やチモトに取り付ければ、深場や海底でエサをアピールすることができます。

ソフトタイプなので、針先から脱着可能はありがたいですね。

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魚にアピール【夜光玉】っている?いらない?こんな風に考えれば・・
大物ぶっこみ釣り(投げ釣り)は、基本的に投げて待つ・・・投げて待つ・・・の繰り返し。その中で、魚にエサを見つけてもらい、食わせることができなければ釣り上げることができません。大切になってくるのが、エサのアピール。発光する夜光玉を使用してアピールします。

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