その行動、魚に全部見られてます|釣れない人が無意識にやっていること

夜の堤防で釣りをしていると、
ヘッドライトで海面を照らしている人を見かけることがあります。

これ、良くないですよね。

例外はあるにせよ、
「そこにいる魚を狙って釣りをしている」以上、
釣り人の存在をできるだけ悟られないように振る舞うのは、
釣り人としての基本的な配慮、周りの釣り人への配慮かなと。

 

実際、堤防で大声を出したり、
むやみに水面を照らしたりしている釣り人ほど、
釣果が伸びていないケースが多いと感じませんか?

 

ここで一歩踏み込んで考えてみると、

「マナーは分かるけど、そこまで気をつける必要ある?」

という疑問が出てくると思います。

でも、正直に言うと――

魚は、想像以上によく“釣り人”を見ています。

水中から見上げて、

「さっきからあの人、うるさいな」

くらいは、普通に感じ取っていると思っています(笑)

 

魚は本能的に「上」を警戒している

水深の浅い場所にいる魚にとって、
水面上は常に危険と隣り合わせです。

水鳥や外敵に襲われるリスクがあるため、

魚は本能的に水面上の動きに強く警戒する習性を持っています。

 

たとえ「何か分からない存在」であっても、
見慣れない影や光、動きがあれば、まず警戒します。

つまり、
不用意に水面をライトで照らす行為は、
魚に警戒心を与えるだけになりやすいということです。

 

※ただし、集魚灯は別です。

集魚灯はプランクトンや小魚を集める効果が高く、
使い方次第では釣果に直結します。

ただし、周囲の釣り人とのトラブルには十分注意しましょう。

水中の魚は、人の姿が見えている?

我が家では金魚を飼っています。

僕が水槽をのぞくと、
金魚は水面に寄ってきて、エサをねだる仕草をします。

ところが、
一番下の子が水槽をのぞくと、
金魚はサッと隅に逃げてしまうんです。

 

これは、

金魚が人の存在を認識しているだけでなく、
「誰か」まで見分けている
という証拠。

つまり、水面上の様子はハッキリ見えているということです。

これが金魚で起きているなら、
海の魚でも同じと考えて不自然ではありません。

魚の目には「偏光フィルター」がある

太陽光は水中を明るくしますが、
その一部は水面で反射します。

この反射光が、いわゆる「水面のギラつき」です。

釣り人が偏光グラスを使うのは、
この反射光をカットして水中を見やすくするためですよね。

実は魚の目には、
この偏光グラスと同じような機能が備わっています。

つまり魚からは、
水面上の人の動きがかなり鮮明に見えているということです。

水面がざわついていても、見えている

「波立っていれば見えないんじゃ?」
と思いがちですが、実はそうでもありません。

ダイバーの話によると、
水深2m程度までは水面のざわつきで見えづらくても、

水深5mほどになると、
水面上の景色が驚くほど鮮明に見える
そうです。

偏光フィルターを持たない人間でそれなら、
魚にはなおさらクリアに見えているはずです。

沖提防での黒鯛の実体験

ある沖提防に渡ったときの話です。

堤防を歩いていると、
黒鯛の群れが何ヶ所かではっきり見えました。

試しにカニを落とすと、
一切反応せず、スーッと海底へ消えていきます。

 

そこで少し時間を置き、
こちらの姿が見えない位置から竿だけを伸ばして再チャレンジ。

すると、すぐに竿先に重み。

結果、同じ手法で40cmオーバーを3枚。

釣り人の姿を見て警戒していた――
そう考えるのが自然だと思いませんか?

 

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