「今日は良い潮回り（大潮）だから魚がたくさん釣れる！」って期待して釣りに行ったのに、全く釣れなかった・・・・なんて苦い経験をしたことはありませんか？
実はコレって、釣りあるあるなんですよね！
ということで、
今回は、釣り人にとって通説にもなっている「大潮は魚が釣れる！」は本当に正しいことなの？
ってことについて！
大潮は本当に釣れるのか？
まずは、なぜ大潮は釣れると考えられているか？
ここで細かな説明は省きますが、大潮は満干（潮の満ち引き）の差が大きいことで大量の海水が移動することが特徴です。
「潮が動いていないと魚が釣りにくい！」という事実がありますから・・・
潮が大きく動く大潮 ＝ 魚が良く釣れる
と認識されているのではないでしょうか？
潮が動くことで魚の活性が上がる？
余談ですが、潮が動くことで魚の活性に影響することは以下の通り。
・海水が流れてフレッシュ（酸素が多い海水）な海水が入り込む！
・身を寄せているプランクトンやゴカイ、甲殻類など魚にとってのエサが流される！
・流されたエサが岩礁や地形変化（堤防なども含む）の淀みに溜まることによって小魚が集まりそれを狙う大型魚（フィッシュイーター）の活性が上がる！
他にも様々な影響があると思いますが、海水が動くことで魚の活性が上がる可能性は高いです。
ただし、大潮に限ってのことではありません・・・
個人的な大潮の見解（経験から）
個人的には、ぶっこみ釣り（投げ釣り）をメインに、ライトソルト～オフショアジギング、船の餌釣りまで幅広く浅～く色々な釣りをしていますが、結論から言うと・・・・大潮は釣れない！あまり釣果が良くない・・・
ま、魚種によるところもあるのですべての魚ということではありませんが、個人的な感覚では多くの魚種がこれに当てはまり、好んで狙う真鯛もこの傾向が強い！
ただし、大潮の中にも比較的釣れる状況やほとんど釣れないタイミングがなどがあります（個人的な考え）
例えば、満月の大潮よりも新月の大潮が釣れやすいとか・・・大潮の満干の差がない時間帯は期待薄とか・・・大潮の大きく動くタイミングの潮止まり前後は狙い目とか・・・・
大潮は海面の高低差も大きいので、極端に水深がない浅場などは水深が確保される満潮時に魚が入り込み、底が丸見えになる干潮時は魚がいない・・・ということも釣果に影響してきます。
満月の大潮よりも新月の大潮が釣れやすい？
大潮は釣果が良くない！という前提での話ですが、満月よりも新月の方が魚が釣れる可能性が高いです。
これは夜釣りに限ってのことで、日中は満月新月に差を感じたことは（経験不足なのかもしれませんが・・・）あまりありません。
個人的に夜釣りで大型の魚を狙うことが多いので、闇夜の方が大型魚の警戒心が薄れて釣果に恵まれることも考えられますし、時期によっては満月で産卵を意識しているもしくは産卵していることで捕食行動をとらないとも考えられます。
また、大潮は満干の差が大きいですから、干潮時に極端に浅くなるポイントや流れが強くなる浅場よりも安定した沖に事前に移動している可能性も想像してます。
大潮は周期の分岐点
大潮は釣れないというわけではありませんが、経験上では釣果に恵まれないことが圧倒的に多いのも事実です。
狙う魚種によっても違いはありますが、個人的には大潮の後の中潮が好きですね。
釣果も良いことが多いので、海の動きがなじむイメージを持っています。
また、大潮までは良く魚が釣れていたのに・・・大潮を過ぎたら魚が釣れなくなった！なんてこともありますから、大潮は周期の変化するタイミングとも認識しています。
魚の活性は状況の変化が重要だと感じていますので、良かったら下の記事「魚の活性に重要なのは変化」も読んでみてください。
ブログランキングに参加しています。
宜しければ、応援ワンクリお願いします。