【関東・東海・常盤・新潟】エリアの釣り情報を発信していた人気釣り雑誌
磯投げ情報
磯・投げ・堤防と海釣りの雑誌としては、かなり人気がある雑誌ですが、この度「廃刊」との情報が・・・・
※すでにご存じの方も多いと思いますが・・・
「磯投げ情報が廃刊」(株)海悠出版が事業を停止
(株)海悠出版(TDB企業コード:981198028、資本金1000万円、東京都文京区湯島2-9-10、代表福田千足氏)は、7月25日までに事業を停止し、事後処理を高島誠弁護士(東京都渋谷区恵比寿南2-6-14、アクセスライツ法律事務所、電話03-6451-2800)ほかに一任、自己破産申請の準備に入った。
当社は、1992年(平成4年)10月に設立された釣り雑誌出版業者。磯釣りや投げ釣り、堤防釣りまでの海釣り情報をまとめた月刊誌『磯・投げ情報』を発行するほか、ムック本『磯釣り秘伝』『釣り場ガイド』『友釣り秘伝』などのシリーズものや、電子書籍、DVDの編集・販売もおこなっていた。
釣りファンの支持を得てコンスタントに出版物を発行できた2008年9月期には年売上高約2億5000万円を計上していた。
しかし、東日本大震災の発生により、ポイントの多い東北地方での取材が一時困難となったことで刊行物の発刊が滞ったほか、同地域を中心とした釣り需要の縮小などから業容が徐々に低迷。
紙やインク等の原材料費や印刷外注費が高値で推移したことで収益も悪化し、人件費などの固定費削減に努めていた。釣り具メーカーからの広告費収入も減少するなかで、業況の回復が困難となったことから、今回の事態となった。
負債は現在調査中。
引用元(Yahoo・帝国データバンク)
僕自身、釣果情報の掲載や釣行の取材を受けたことがあり、なんとも寂しい気持ちになってしまいますが、何よりもこの厳しい現実を思い知らされました。
個人的な意見ですが・・・・というのも、
本は過去のモノでも売れるが、雑誌は今のモノしか売れない…
単純ですが、バックナンバー(過去のモノ)は基本的に売れず、最新号(今のモノ)を売り切らないといけないのが雑誌の宿命なわけです。
ほぼリアルタイムに情報が共有される現代で、
月刊誌というものが、いかに高い価値を持たなければいけないか?
と、同時に、広告がネットに移行していて広告費収入が減り続けますから、全く同じことをしても厳しいのが現実です。
ネットでささやかれている情報を調べてみると・・・廃刊についてこんな情報が!
でも・・・というか、単なる噂では無く、正しい筋からの情報を知った。
今出されている釣本の多くはルアー中心だが、従来からのオーソドックスな釣りを中心とした「磯・投げ情報」の中身は、今でも可なり人気があるのだと言う。
悪化の原因は「広告収入が減り、製作費の高騰にあった」と言い、これら等が改善すれば十分成り立つだろうと、既に何社かが目を向け、再開に向けた動きがあると言う。
勿論、これまでと同じようには行くまいが、投げ釣り、磯釣りを中身としたポピュラーな情報誌として、もう一度復刊れることを期待して止まない。引用元(高澤鱚介 Sea Side Blog)
☑さっそく釣りに行きたくなりました。
こんな心温まるような意見を目の当たりにすると、是非~磯投げ情報には「復刊」して頂きたいですね。
追記 海悠出版 お別れとお詫び
突然ではございますが、月刊「磯・投げ情報」は2018年9号で最後の発行となります。
ご愛読いただいていた皆様、労力を惜しまず協力してくれた筆者の皆様、雑誌作りにご参加いただいた皆様、サポートしていただいた釣具メーカー各位に、まずは心より御礼を申し上げます。
最良の読者と最強の筆者に支えられながら、このようなかたちで幕を引くことは、慚愧の念に堪えません。多くの方々の期待を裏切ったことを深くお詫びいたします。
釣りは人生を豊かにする遊びです。釣り竿を手に、海辺へ出かける皆様に、これからも幸せな出会いがあることをお祈りいたします。
あらためて、ありがとうございました。
2018年8月
月刊「磯・投げ情報」編集長 飯田敦、編集部一同
追記 2019年5月
2019/5/20 磯投げ情報が復活しました。
これからも応援よろしくお願いいたします。
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