正直に言うと、個人的には潮目をそこまで重視していません。
理由はシンプルで、釣行の大半が夜だから。

夜釣りでは、潮目を目で確認することはほぼ不可能です。
そのため、普段は「潮目ありき」の釣りではなく、
地形や構造物、底質変化を重視した釣りをしています。
ただし――
昼間に釣りをする場合、
潮目は非常に分かりやすい「変化のヒント」になるのも事実です。
正しく見極めることができれば、釣果に直結する可能性は高い
と感じています。
ここからは、
岸釣り目線・実体験ベースで、潮目について整理してみます。
潮目とは何か?
潮目とは、異なる性質を持つ海水同士がぶつかることで生じる「境目」のことを指します。
代表的な例としては、
- 流れの向きが違う潮の境目
- 流速の速い潮と遅い潮の境目
- 水温の違う水塊の境目
- 塩分濃度の違いによる境目
などがあります。
潮目では、
流されてきたプランクトンや微細な有機物が溜まりやすく、
それを目当てに小魚が集まり、さらにその小魚を狙って大型魚が寄ってきます。
結果として、
潮目周辺は「魚が集まりやすい場所」になりやすい
というわけです。
▶ 詳細解説: 潮目とは何か?
「効きやすい潮目」と「効きにくい潮目」
潮目を意識して釣りをしていると、
同じ潮目でも反応に差があることに気付きます。
ここでは便宜的に、
「効きやすい潮目」と「効きにくい潮目」
という表現を使います。
※あくまで岸釣り目線での話です。
浅場に絡む潮目は効きやすい
岸釣りでは、沖合だけにある潮目よりも、 沖から岸近くまで伸びてくる潮目の方が圧倒的に狙いやすく、反応も得やすいと感じます。
理由は単純で、水深が浅いほど魚との距離が縮まり、ポイントを絞りやすくなるからです。
境目がハッキリした潮目は効きやすい
モヤっと広がった潮目よりも、 境界線が明確で、筋の通った潮目の方が、魚の付き場を特定しやすくなります。
ルアーやジギングのように広く探れる釣りなら別ですが、岸釣りでは、「どこを狙うか分かる潮目」の方が圧倒的に有利です。
地形・構造物に絡む潮目は強い
※すみません、イラストが下手で。

途中で消える潮目や、
ぶつかって拡散するだけの潮目は効きにくい傾向があります。
一方で、
堤防・岬・かけ上がりなどの変化に絡みながら、 力強く伸びていく潮目
は非常に有望です。

潮目の先にヨレや淀みができると、
遠投カゴ釣り・ルアー・エギングなど、
さまざまな釣りで狙い目になります。

特に覚えておきたいのが、
潮目には「流れが強い側」と「弱い側」がある
という点です。
流れが強すぎる場合は、あえて弱い側を狙うことで釣果が出ることも多くなります。
潮目の狙い方
線で釣るスタイル(ルアー・ジギング・引き釣り)
線で探る釣りでは、潮目を横断するように釣ることが望ましいですね。
潮の向きや速さが違ってできる潮目は、引きものの抵抗が変わる感覚があるハズです。
釣れる場合は、潮目の「どちら側か」に答えが出ることが多く、可能であれば潮目と平行に探ると効率が上がります。
点で釣るスタイル(置き竿・ウキ釣り)
点で釣る場合で潮目を意識するのであれば、奥側 → 手前側と段階的に探り、潮目の動きに合わせて仕掛け位置を微調整します。
ただし、
底狙いの釣りでは、 地形変化の方が優先度は高い という点は忘れないでください。
潮目はあくまで、 「変化を知るヒント」 として使うのが、岸釣りではちょうど良いと思います。
参考: サーフのポイント解説
砂浜での釣り方

