日本人なら誰でも知っている魚の王様である「真鯛」
その真鯛を陸から狙って釣る!
誰もが知るその味覚、独特の首を振る強い引き、そして何よりも興奮させてくれる強烈なアタリは、これまで釣り上げた魚の中で、一番の感動を与えてくれたことは間違いない!
その真鯛を狙って釣るには、天候や海の状態はもちろん回遊ルートなども大切な条件となります。
その条件の中の一つにエサ取りの有無があります。
☑エサ取りからエサを守る
こんなことが可能なら苦労はしませんが、単純に針に付いたエサを真鯛に見つけてもらう前に食べられてしまったら、それは釣れませんよね・・・
そうかと言って、エサ取りがいない場所で釣りをすれば良いという事ではありません。
エサ取りがいないような魚にとって魅力のないところには真鯛も回ってはきません。
僕が釣りをする地域では、フグがエサ取りの代表格。
そのフグ兄~を回避するために、フグに強い天秤とか黒いハリスなど、良いと聞けば色々と試しました。
が、ことごとくフグ兄~の洗礼を受けました。
ハリスを噛まれる、噛まれまくってズタズタになる、しまいには針ごと無くなっている・・・ しかしエサ取りはフグだけではありません。
ありとあらゆる小魚がその対象となります。
結論から言いますと回避不能です!
☑エサ取りが少ない時間帯
これはチヌを狙っていた以前の話ですが、いつものように釣具屋さんでホタルイカを2パック調達し夜釣りへ。
数時間釣りをして、いつもならエサを使い切るのですが、半分近く残る状況に・・・エサ取りが少なく打ち返しの回数が少なかった。
そのいつもとは、
昼間の釣りのことです。
昼間は多くの小魚が活発に活動するが、夜間は活動しないものも多く存在する
ってことです。
これは釣り場によって状況は変わりますので確実な事ではありませんが、夜釣りの方がエサ取りにエサを食べられる機会が減り、打ち返しが少なくなることにより
長くエサを海底に置いておけるメリットは非常に大きい
さらに昼間は多くの釣り人がいてキャストを繰り返したり、釣り上げたりする中で魚に与えるプレッシャーは高くなり、大物になればなるほど警戒します。これも釣り辛くなる要因と考えています。
釣り人が少なくなる夜の釣行は
魚の警戒心も薄れ、より大物を釣り上げるチャンス
なんです。
☑釣り人が少ないと自由度が増す
そして最後の理由ですが、これは実は一番大切なものかもしれません!
例えば、堤防の先端が釣れるとよく言いますが、これは本当ですよね?釣れる要素がたくさんあります。
細かくなると食物連鎖の話になってしまうので簡単に言いますと、
・潮通しが良いこと
・構造物の変化
・船道などの地形変化
・水深
・上記に伴い大物のエサとなるものが多い
おそらく考えていけば、もっと理由は出てくると思いますが、これくらいにして・・・
僕が言いたいのは、これだけ条件の良いところを広く攻められるところです。
堤防の先端以外は一方向にしか投げられませんが、堤防の先端の角に釣り場を構えることが出来れば扇形に攻めることができます。
これは絶対的にメリットが大きい。
色々な方向や距離に投げることより、地形変化や釣れるポイントを絞っていくことが可能になります。
昼間のたくさんの釣り人がいる中で竿をやっと2本出せたとしても、オマツリをしないように投げていると決まったところにしか投げられない。
運が良ければ釣れるかもしれませんが、なかなかそうはなりませんよね?
また同じフレーズが出てしまいますが、
釣り人が少なくなる夜の釣行は
釣り場での自由度が高くなることにより釣果が期待できる
ってことですね。
そもそも僕は人がたくさんいる釣り場は好きではないんです・・・
邪魔されることも嫌ですし、気を使うことも好きではありません。
釣れる釣り場は分かっていても、そんな釣り人の多い釣り場にはほとんど行きません(たまには行きますよ・・・)
僕の持論ですが、
一晩に10匹回遊してくる釣り場に20人で釣りをするより、一晩に2匹しか回遊してこない釣り場で一人で釣りをする方が確率が高い!!
ってことです。
人気のない釣り場は、いつ行っても1等席が空いてます!
そんな釣り場はなかなかないと思いますが、信じて通い詰めて見つけたり、時には偶然見つけたことがありました。
過去にそんな事実を幾度と当てはめてきました。
最近の夜釣りの釣果
釣り人がほとんどいない穴場の釣り場にて2日間連続釣行。
最大65センチ
軽快に走るも、40センチにも満たないサイズ。
これが釣れちゃうと。。。
で、この日は別にもう1枚水揚げ。
釣行2日とも貸切状態・・・釣れるのになぁ~
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