これは、仕掛けや道具の細かい話ではなく、
ぶっこみ釣りで「何を優先して考えるべきか」を整理した話です。
釣果を左右する一番の要因は、そこに魚がいるか?いないか?
隣の人が釣れていて、自分には釣れない…
というのであれば、魚はいるけど釣れない原因がどこかにある、ということになります。
もちろん、運の要素もあります。
ぶっこみ釣りは、初心者でもあっさり魚が釣れたりしますからね(笑)
で、問題はここから。
「じゃあ、原因はなに?」
この段階で悩んでいる人は、
正直ちょっと……考えすぎているかもしれません。
考えすぎ、というよりも正確には、
むずかしく考えすぎ
ですね。
釣果を左右する要因を挙げだすと、
季節・天候・潮回り・水温・波・濁り・風・釣り場・ポイント・エサ……
いくらでも出てきます。
実際、僕自身もそうでしたが、
同時にいろいろ考えすぎると、何が正解かわからなくなるんですよね。
なので、釣れなくて悩んでいる人ほど、
もっとシンプルに考えましょう。
というのが、この記事の結論です。
ぶっこみ釣りは、
仕掛けを海底に置いて待つ釣りです。
ぶっこみ釣りは「2次元の釣り」と割り切り、とりあえず海底だけを見ることが一番大切。
ぶっこみ釣りは「海底」を把握するだけでいい
中層や表層を狙う釣りは、
タナを含めた立体的な思考が必要になります。
でも、ぶっこみ釣りは違います。
考えるのは底(海底)だけ。
これが、ぶっこみ釣りがシンプルな理由です。
釣れない人や初心者に多いのが、
「海底の状態がよく分からない」
という状態。
底取りができないと、正直ちょっと厳しいですね。
底が取れない(感じられない)理由
オモリをズルズルとサビくことで、
海底の起伏や障害物(ゴロタ・根周りなど)を感じ取れます。
ただ、これが分かりにくいケースもあります。
ラインの感度
基本的に、伸びないラインは感度が良く、
伸びるラインは感度が悪くなります。
感度が良い → PEライン
感度が悪い → ナイロンライン
慣れていないと、ナイロンラインでは底取りが難しく感じます。
ラインの比重
PEライン(0.97)
ナイロンライン(1.14)
フロロカーボン(1.78)

底取りしやすいのはフロロカーボン。
一番しにくいのはPEライン。
比重が重いフロロは底を這い、
比重が軽いPEはラインが浮き、オモリが持ち上がります。
底を取りやすくする一番シンプルな解決策
道糸をフロロにするのは、コスト的に現実的ではありません。
多くの人は、PEラインかナイロンラインを使っているはずです。
この場合の解決策は、
ゆっくりオモリを引く
そして、
オモリを重たくする
この2つ。
特に、オモリを重くすることで、ほぼ解決します。
近距離ほど道糸の角度がきつくなり、
オモリは浮きやすくなります。
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底を切った状態では、
ベテランでも海底の形状は分かりません。
根掛かりのリスクはありますが、
まずはしっかり底を取ることを優先しましょう。
オモリはどれくらい重たくする?
迷ったら、竿のオモリ負荷の上限を基準に考えればOKです。
磯竿3号 → 10号前後
投げ竿15号負荷 → 15号前後
底の感覚が掴めるようになったら、
徐々に軽くしていけば問題ありません。
底が分かれば、あとは「変化」を探すだけ
底取りができるようになったら、
次は海底の変化を探します。
投げた方角・距離・底の感触を覚えておくこと
これが、釣果を伸ばす一番の近道です。
かけ上がり、ゴロタ、捨て石、根、ケーソン周り、海草帯……
大きな変化がある場所に仕掛けを置き、待つ。
変化が見つからなければ、
仕掛けを回収して別の場所へ。
これを繰り返すだけです。

