真っ昼間の12時に、超大型の真鯛が釣れた・・・なんてこともありますから、大物の釣れる時間帯を決めつけることはできません。
ですが、一般的に言われる「朝マズメ」や「夕マズメ」は、やはり魚の活性が高いです。
なので、できることならこの時間帯を、釣行計画に入れておきたいところです。
ぶっこみ釣りで狙える魚はたくさんいますが、比較的大きな魚に限定すると、有利な時間帯というものがあります。
それは、ズバリ・・・「夜間」ですね。
夜釣りは、暗い中の釣りですから、なにかと不便な部分はありますが、大きなメリットがありますので、おすすめです。
☑釣り人が少ない
たいていの釣り場は、昼間より夜間の方が釣り人は少ないですよね?
釣り人が少ない釣り場は、「自由」です。
条件の良い「釣り座」を、取ることができます。
好きなところに仕掛けを投げることができます。
竿を複数出すことができます。
移動することができます。
などなど・・・色々とありますねー!
あまりにも釣り人が多いと、とりあえずやれるところでやる・・・みたいになっている人が多いような気がします。
釣り座は選択できないですし、好きなところに仕掛けを投げることもできません。
竿の数も限定されます・・・
これだと、そもそも釣果は運まかせ?になってしまいますので、安定した釣果は望めません。
それと個人的な意見ですが、
コマセを撒く釣り人が多い釣り場は、どうしてもコマセに魚がつくので、ぶっこみ釣りで釣りづらいですね。
☑エサ取りが少ない
夜になると少なくなるのは、釣り人だけではありません。
エサ取りも少なくなりますね。
昼間は活発に活動をしていたエサ取り(小魚など)は、夜になるとなりをひそめておとなしくなります。
エサ取りがおとなしくなるということは、ハリにつけたエサが長く持つことになりますから、ぶっこみ釣りでは好条件です。
大型の魚が回遊してきたときに、ハリにエサが無ければ・・・釣れませんよね?
エサ取りにやられずに、長くエサが持つことは、大物釣りにはとても重要です!
☑エサは活発になる
昼間より夜間の方がエサ取りは少なくなるが、反対に夜間になると活発に動き出すものもいます。
代表的なのがカニやエビなどの甲殻類です。
日中は、岩やテトラなどの隙間に隠れてジッとしていますが、日が落ちて暗くなると隙間から出て堤防や海底を徘徊します。
マダイやクロダイ(チヌ)、スズキ(シーバス)あたりは、この甲殻類が大好物ですから、夜な夜なエサ場に回遊してきます。
しかも、食い気たっぷりで回遊してくるので、昼間よりも釣りやすいところも見逃せませんね!
☑浅場まで回遊してくる
日中では海底が見えそうな浅いエリアでも、夜になると警戒心が薄れ、そんなポイントは大好物のカニやエビがウロウロしているので、当たり前のように大型の魚が回遊してきます。
単純に浅いということだけではなく、岩礁が点在していたりテトラや堤防などに潮がぶつかっていたりと条件はありますが、驚くほど浅い釣り場で釣った経験がたくさんあります。
確実ではないですが、昼間に見ると海藻が水面まで生い茂っていて海面で倒れているようなごく浅い釣り場でも、海藻の切れ目や砂地との境などは良い釣果になりやすいですね。
このようなとても水深の浅い釣り場は、昼間に大型の釣果が無いので、穴場的なポイントとなり特に狙い目です。
また、昼間は敬遠しがちでも夜間の釣行が可能となり、釣り場の選択が増えることになりますね。
☑警戒心が少なくなる
一般的には、夜行性の魚が活発になるイメージですが、個人的には、同じ魚でも(夜行性の魚でなくとも)大型になると警戒心が薄れ活発になるイメージです。
カニやエビなど好物である甲殻類が夜に動き出すこと、その甲殻類が比較的浅いエリアに多くいることなどから、日が差しているうちは、その存在が見つけられやすくなるので、日が落ちた夜間に捕食行動をするのではないか?と考えています。
(画像は、昼間かい・・・)
総合的に判断しても、
安心してより多くのエサを捕食できる夜は、大型になる魚にとって必要な時間帯であり、ぶっこみ釣りで狙うには好条件となります。
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