ごっつい仕掛けではなくて、磯竿3号に10号のオモリを付けてヒョイっとちょい投げ。
竿を2本出して、何が釣れるかな~?なんて楽しむぶっこみ釣り(投げ釣り)も良いもんですよ!
さて、そんな手軽なブッコミ釣りをしているとき、知人が登場!
その人はもっぱらルアー専門でエサ釣りはやらない人なんですが、僕の用意した青イソメといかげそを見て・・・
「あのボリューミーなエサは使わないの?」
大物釣りで良く使われるユムシ(コウジ)のことなんですが、一度見たら忘れられないビジュアルだからか?
いつもユムシで釣りをしていると思っているらしい・・・さらに
「エサ取りに強いあの高価なエサじゃないと釣れないんじゃないの?」
・・・・まぁ、それなりに知ってるから面倒です(笑)
ユムシ
で、そのユムシというのがコレ!
引用(釣餌専門サワムラ)
釣り餌「ユムシ」って、どんな魚が釣れるの?
大物釣りのエサとして用いられる釣り餌「ユムシ(コウジ)」
釣れる魚としては、
黒鯛(チヌ)・真鯛・石鯛・良型カレイ・スズキ・マゴチ・ヒラメ・カサゴ・アイナメ・クロソイ・キジハタ・コショウダイ・アナゴ
などなどです。
活き餌なので他にも色々な魚が釣れますが、定番の対象魚としては黒鯛(チヌ)・真鯛・大型カレイ・鱸(スズキ)・根魚あたりでしょう。
ユムシは高価なエサ?
確かにやや割高に感じるエサではありますが、虫エサと比べるとエサ持ちは断然良くなります。
虫エサは早ければ数分でエサが完全に無くなってしまいますが、ユムシは30分以上(状況によって1時間くらい)持ち、完全には無くなりにくいエサです。
※歯の鋭い魚には敵いませんが・・・
大物狙いのぶっこみ釣りや投げ釣りは、腰を据えて長時間するタイプの釣りですから、長ければ1時間以上持つユムシの方が結果的にコストは掛からない場合が多いです!
ユムシは魚が良く釣れる餌?
大物実績が高いからか、良く釣れるエサと思っている人が多いですが・・・感覚的には真逆です。
理由は2つ・・・・身が硬いことと、ボリュームがあること。
単純な話ですが、虫エサと違い小さな魚では嚙み切れないことと、大きな針を使用するので、それなりの大きさの魚でないと針が口に入りません。
結果、大型の魚だけが掛かる・・・選んで釣ることができる!ということになります。
ただし、虫エサなどに比べると明らかにアタリが減り、日によってはアタリが一度もでないときもありますから・・・
まさに一発大物狙いのエサと言えます。
虫エサや身エサなどの方が、魚種を問わなければ良く釣れます(アタリが出る)ので、退屈な釣りはちょっと・・・でも大きな魚も狙いたいという人は、エサを限定しないで複数のエサを用意すると良いですね。
ユムシのメリット
大物狙いの投げ釣り(ぶっこみ釣り)は入れ食いという場面はそうそうなく、基本的には数少ないチャンスをものにしていく釣りスタイルなので、確率を上げていくことが釣果を伸ばす秘訣になります。
そうなると、まず考えることは竿の数を増やすことなのですが、増やし過ぎるとエサの管理が忙しくなります。
エサの管理をおろそかにして針にエサが付いていない状態(空バリ)では魚は釣れませんから、単純に竿の数を増やしても無駄が出てきてしまいますよね?
そこで、エサ持ちの良いユムシは、エサ交換の手間を減らすことができるので大きなメリットになります。
ただし、ユムシオンリーの大物狙いはアタリすらないことも・・・
ある日、釣りをしている僕に仕掛けを聞いてきた初心者が、1時間後に「釣れました~」と持ってきた50センチくらいの真鯛の口にアオイソメがぶら下がっていたこと、そのとき僕はユムシでアタリなしだったことは、内緒にしておきます・・・
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