一般的なカツ丼と言えば「卵とじ」のカツ丼ですが、卵でとじない「ソースカツ丼」というものがあります。
揚げたとんかつを秘伝のソースにくぐらせたものなんですが、これがまた旨い!
(下の画像は福井県のソースカツ丼)
ソースカツ丼の発祥というと諸説ありますが、有名なところで言えば
福島会津名物ソースカツ丼
群馬県桐生名物ソースカツ丼
信州伊那谷名物ソースカツ丼
新潟名物ソースカツ丼(タレカツ)
福井名物ソースカツ丼
あたりでしょうか。
今回お邪魔したのは、信州伊那谷にあるソースカツ丼の人気店
伊那名物ソースカツ丼の元祖 「ひげのとんかつ」・・・・???
信州伊那谷のソースかつ丼
信州(長野県)伊那谷では、カツ丼と言えばソースカツ丼。
学校給食でもなじみのメニューで、ご飯にたっぷりのキャベツをのせてソースにくぐらせたかつをのせるのが伊那谷流。
もちろんソースカツ丼を提供するお店はたくさんありますが、地元の人オススメのお店は・・・
伊那名物ソースカツ元祖 ひげのとんかつ「青い塔」
おそらくほとんどの人が引っ掛かっているであろう・・・「ひげのとんかつ」
これはメニューにも書かれているお店の紹介から
ひげのとんかつ 青い塔
上伊那の中心、伊那市通り町、厚生市場に開店しましたのが始まりです。
店名の由来については、満州で満州鉄道の賄をしていた時に、大変お世話になった「青い塔」というお店の名前をいただきました。
その後、現在まで受け継がれているソースの元になる旨みソースを先代が考案し、どんぶりのご飯にキャベツをのせ、その旨みソースをくぐらせたトンカツをのせたのがソースかつ丼の誕生です。
それが評判となり、先代の特異な風貌とあいまって、口々に「ひげのとんかつ」と呼ばれ、その味は多くのお店に影響し、伊那町に端を発し、現在は、伊那谷の食文化として広く愛されるソースカツ丼になりました。
ゆっくりとお食事の時間をお楽しみいただければ幸いです。
まー簡単な話・・・店主がひげを生やしてた!ということですが、女将さん曰く・・・頭がつるつるだったとか(これは要らない情報だったかも)
で、お店の一番人気は
☑ロースのソースカツ丼
画像から伝えきれるかはちょっと微妙ですが、肉厚のロース肉はけっこうなボリュームです。
ここまでお肉が厚いと少し固そうなイメージがありますが、食べてみると非常に柔らかくてジューシー。
反対に衣は少し厚めでソースにくぐらせているのに、サクッと歯ごたえがあるくらいです。
しっかりとした衣とジューシーで柔らかいロース肉に、少し甘めに味付けた秘伝のソースが絡んでほんと美味しかった。
☑ヒレのソースカツ丼
こちらは、ヒレ肉のソースカツ丼。
女性の方に人気のメニューで、これもまた柔らかく美味しい。
カツが4枚もあるのでボリュームも申し分なく食べごたえ十分。
脂のうまみよりお肉の味をサッパリ食べたいのなら、こちらがおすすめです!
他には、サッパリヘルシーな「チキンカツ丼」、普通盛りはちょっと多いという人にはミニ丼もあります。
ソースとは別にして欲しい方には「ロースかつ膳」「ヒレかつ膳」「チキンかつ膳」「海老ヒレ御膳」
外せない「カツカレー」もしっかりと用意されていました。
個人的には、
「本日はご用意ができません」
と断られてしまった・・・
ヒレカツサンドが食べたかった!!
絶対うまいぞーーーーーヒレカツサンド!!!
伊那名物の絶品ソースカツ丼、そして幻のカツサンド(個人的な意見)を食べるためリピート確定!
気になる人は、是非一度食べてみては?
女将さんから、粗品をもらったからってお店の回し者じゃありませんから・・・
☑アクセス
中央自動車道「伊那インター」出口から1㎞弱(車で2分)のところにある伊那名物ソースカツ丼の元祖「青い塔」
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