投げ真鯛を始めて間もない方やなかなか釣果に恵まれない方は、
「ここには真鯛がいないんじゃないか?」
「ここで真鯛は釣れるの?」
と思ってしまっていませんか?
そもそも投げ真鯛は回遊待ち!
投げ釣りで狙う真鯛は、
春は産卵に備えエサを捕食するため!
秋は越冬に備えてエサを捕食するため!
浅場に回遊してきます。
そのタイミング(時合)にエサを投げ入れて置くことで真鯛と出会えることができます。
いわゆる回遊待ちがスタイルなので、「釣果やアタリがない=釣れない釣り場」になりやすいのも事実です。
でもこの考えはちょっと違う。
そもそも回遊してこないと真鯛は釣れない(居着きがいる釣り場もありますが)ので、真鯛が釣れないとは釣れるポイントでも釣れない時間帯に釣りをしていただけ!ということも考えられます。
※ポイントを探していると、一回の釣行で結果が出にくいので非常に悩ましい
真鯛を狙う釣り場の考え方
基本的な条件から考える
真鯛が釣れる条件でとても大切なのは、釣り場にエサがあることです。
荒食いが目的で浅場に回遊してきますので、そもそもエサが無い所には回ってきません。
やはり、エサが豊富で一年中そこで過ごしている居着きの魚がいるようなところが望ましい。
ある程度の規模の堤防や磯は全てこの条件をクリアします。
サーフの場合は、根が点在していることが望ましい。
そう考えると、ほとんどの釣り場で狙えることになりますね。
反対に厳しい条件は、汽水域です。
小さな流れ込みは問題ないですが、ある程度の水量がある河口は真鯛狙いではちょっと避けたい。
淡水が混ざる汽水域は、塩分濃度が低くなりますので真鯛は好みませんからね!
もし河口で真鯛が釣れるとしたら、本流の流れを避けた塩分濃度の高いエリアとなります。
釣り人が多い釣り場はあまり好まない
例えば・・・ アジを釣りたいと考えたとき、釣具屋さんでコマセを買って「アジはどこで釣れてますか?」と聞くのが普通です。
しかしそのポイントは釣れているので魚はたくさんいますが、人もたくさんいます。
アジのように大きな群れで動く魚は竿を出すことが出来れば問題なく釣ることができますが、真鯛のように数匹単位の群れで動いている魚は、竿の本数が多いとマイナスに働くと考えます。
極論ですが・・・
その釣り場で合計10本竿が出ているときに、5匹の真鯛が回遊してきて全て釣れたとしても残りの5本の竿には絶対に釣れません。
この釣れない5本の竿の中に自分の竿が当てはまると・・・その釣り場で真鯛が釣れているのに悔しくない?ってことです!
竿が多く並んでいればどれかは釣れるでしょうけど、他人の竿じゃ意味がない!
反対に、魚の数は少ないが釣りをしている人(竿の数)も少ない釣り場なら、自身の竿にアタル確率はあがります。
また、少人数ですと投げたいポイントに投げられる自由度が高いメリットもありますね。
そんな釣り場は通って投げ入れるポイントを探るだけ!です。
そこで僕は、釣り人が少ない、いつ行っても狙ったポイントを攻められる、回ってきた魚を効率よく獲ることができる新規ポイントを開拓しています。
釣り場が困難な場所
魚はいるはずなのに釣りができない釣り場もあります。
根掛かりが多発して釣りにならない。
竿を振るスペースが無い。
魚が掛かっても取り込みが難しい。
このような釣り場は意外とたくさんあります。
僕自身、そんな釣り場にチャレンジして幾度と返り討ちに遭いましたが、真鯛を揚げている釣り場もありますので、あくまで「狙いにくいポイント」と考えています。
人気の堤防のように釣り人が多く思うように投げられないのであれば、対策をして「狙いにくいポイント」に行くことも一つの手です。
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