以前から気になっていた釣り場なのですが、いつ見ても釣り人はいない人気のない釣り場です。
知り合いに聞いても、「あそこは釣りにならないから行っても無駄だよ」と言われるところ。
実際、水深は浅いし、根もすごい!そりゃそうですよね・・・でも魚いっぱいいるでしょーって、気になって・・・
困ったことに、自分でやってみないと気が済まない性格なので、とりあえず万能エサのアオイソメを持って、その釣り場に向かってしまいました。
薄暗くなってきた頃に、釣り場に到着。明るいうちにと状況を確認して、準備を開始。竿は2本。
捨てオモリ式の胴付き仕掛けも考えましたが、水深が浅く仕掛けが立たないので、遊動式のL型天秤の1本バリ仕掛け。天秤は、オモリを交換できるものを用意。
オモリを軽くすることで比較的根掛かりを回避できるので、状況に応じて簡単にオモリを交換できる天秤は、とても便利です。
釣行開始
竿を2本とも用意して、意気込んで投入。
根掛かり具合が分からない釣り場なので、とりあえず投げっぱなしの放置プレイ。
暗くなってしまったので、スタートから竿先ライトを装着。
で、
・・・5分後
ゴン・・・ゴン・・・ゴゴン
根魚はいれば勝負が早い。
やっぱりいるよね~って、意気込んで合わせると、ゴンっと竿が止まる・・・?
根魚が根に入ったのかと思いましたが、フツーに根掛かりです。
遊動天秤は、オモリが根掛かりしてもアタリは出るのであきらめきれないところですが、粘っても無駄と判断しあきらめて糸を切ろうとしたとき
ジィ、ジィ、ジジジ・・・
もう一本の竿から、ちょっと弱めなドラグ音(-_-;)
今度こそと、合わせるも根掛かり・・・
気を取り直し、2本とも軽いオモリに変更して再び投入。
1本目の竿を投げ入れ2本目の竿を投げたあと、悪いことにクセで、仕掛け着底後にサビいてしまいました・・・またしても根掛かり
1投目はすぐにアタリがあったのに、2投目からは根掛かりばかりで、3投目でほぼ戦意喪失
他の釣り場に行けば良かったと後悔の波が押し寄せる・・・
釣り場を、上から眺めた感じではここまでとは思わなかったので、天秤しか用意してないのが仇に。
すでに後悔
繰り返し仕掛けを作り直しているときには、ほとんど意地です(笑)
そのうち、イライラしながら「もっと軽いオモリを持ってくれば良かった」なんて意味不明なことを考えてました。
そもそも投げ釣りでは、狙えない釣り場なのに。
・・・・ふとあることを思い付く。
オモリが軽ければ!?
ありえないのですが、「オモリの比重が水より軽ければ、浮いて根掛かりしないのに」
もう完全にネタバレしてますが・・・
ハイ・・・オチです。
電気ウキに交換
以前の釣行で使用した電気ウキの予備が運よくバッグにひとつ入っていたので、天秤のオモリを外して電気ウキに交換。
※ポイントは、半遊動(固定)にするためにハリス側にフロート玉を通すこと(仕掛け図参照)
ウキが一つしかないので、アオイソメをたっぷり房掛けして、投入!
ウキが浮いていることを確認して、もう一本の竿を片付けようと動き出したところで、
ジィィィ~~~~~~~~~
釣れるときは、こういうものですかね?
あっさりスズキ(シーバス)が釣れました。
しかも、連続してもう1本!
2本釣り上げてから、アタリが遠のき、釣れなくなったので納竿。
底~表層
最近はその釣り場には行ってませんが、それからスズキ(シーバス)のシーズンになると、電気ウキの用意をして投げ釣りに行きます。
いつも通り投げ釣りをして底を釣って、竿先ライトを見ることが疲れたら、オモリを軽くして表層を狙います。
そうそう上手くいくことではないですが、ウキを流すと色々な魚が釣れますし気分転換にもなるので、ひとつの楽しみ方ではないかと思いますよ。
天秤のオモリをめちゃ軽くしたら、底から一気に表層が狙える釣り方でした。
オモリを軽くするだけですから、とても簡単です。
用意するのも、電気ウキだけ・・・もし良かったら、試してみてください。
そういえば、この釣り方で・・・数回、真鯛が釣れましたけど・・・
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