ユムシをエサに大型の魚を釣り上げたことのある人ならご存知だと思いますが、釣り上げた魚の口に付いているユムシは、ほぼそのままの状態です!
画像がないのがちょっと残念ですが、「ほとんど」もしくは「全く」かじられていないんですね。
これを応用することで、竿先にアタリがあったが食い込まない場合や、仕掛けを回収した場合にエサの状態を確認することで大型の魚の喰い方かを判断することができます。
ユムシの状態で分かる「真鯛」の判別方法
大型の魚を狙うことができる「釣りエサ」はたくさんありますが、回収してきたときにまるっきりエサが無くなってることがほとんど無いユムシは、まさに「今を知る」ことができます!
エサ取りの正体を判別する方法のひとつに、針のサイズを小さくして釣り上げてしまうやり方があります。
僕自身は、いつ本命が来てもいいように常に大きめの釣り針を使用していますが、これだと小さな魚の顔を見ることができないので、回収したエサの状態で想像しています。
※口が大きな根魚は、真鯛狙いでも良く掛かってくる。
ユムシが喰われている
ユムシが喰われている場合は、その喰われ方や噛み口の大きさを確認します。
まず、針のチモト側にユムシがわずかに残っているような状態は、エサ取りです。
また、あちこち喰われて穴だらけになっているような状態も、エサ取りです。
真鯛はそこまで細かく喰いつくことはありませんし、釣り針が見えた時点で警戒することが多いですね。
ユムシをかじった噛み口が比較的小さい場合もエサ取りの仕業です。
真鯛の口はかなり大きいので、ひと口でスパッとかじられているようだと真鯛の可能性が出てきます。
ユムシが喰われてない
回収したユムシがそのままの状態(無傷)であれば、考えられるのは2つ。
近くに本命がいるか?もしくは全く魚がいないか?ですが、真鯛の実績場であれば、本命がいる可能性が高いですね。
もし本命がいるとすれば、アピールが足らないか?警戒されているか?なので、少し変化を加えて同じポイントに再投入することが良い結果に繋がりやすいです。
例えばシンプルな仕掛けであれば、夜光玉やビーズを付けたり集魚ライト(例えばルミコ)を取り付けエサをアピールしてみましょう。
反対に、発光体(夜光玉や蓄光タイプのオモリなど)を使用している場合は、アピールし過ぎていて警戒されていることが考えられますので、取り外すか発光させずに打ち返すことで良い結果が出やすいですね。
他には、回収したユムシが
縮んで硬くなっている!
嚙みちぎられてはいないが嚙み跡が残っている!
または、その両方の条件が合わさっている場合は、極めて真鯛の可能性が高い!
※個人的な経験の中で、一番真鯛の可能性が高い
釣り上げた魚の口に付いているユムシは、ほぼそのままの状態
ということなので、時合いであれば別の竿か投げ直した竿にアタリがでる期待が高まります。
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