そう頻繁にはチャンスが訪れない「投げの大物釣り」
そのチャンスをものにできるか?できないか?は、釣果を大きく左右します!
僕自身が失敗してきた経験の中で、自然と身に付き、当たり前のように行っている
「後悔しないための5つのチェック手順」
を紹介します。
後悔しないための5つのチェック手順
先程も言いましたが、
大物釣りはチャンスが極めて少ないので、そのチャンスをものにできるか?できないか?は、ある意味「天国と地獄」みたいなものです。
せっかくチャンスが訪れたのに、ちょっとしたミスで取り逃がしたとなれば、悔しすぎる!もし、今まで感じたことのないほどの魚であれば、直後に放心状態(実体験・・・)は免れません。
仕掛けが絡んでいてアタリが止まってしまった・・・
針先が甘くなっていてしっかりと針が刺さらず、バラしてしまった・・・
ハリスに傷が入っていて、切れてしまった・・・
などの悔やみきれないミスをしないためにも、是非参考にしてみてください。
5つのチェック項目
僕の場合は、エサ交換のタイミングで
餌 → 針 → ハリス → テンビン → 力糸
と確認するようにしています。
当たり前なことですが、おろそかにしないことが大切ですよ。
餌
まずは、餌の状態を確認。
そのまま使えるのか?交換しなければいけないのか?を確認します。
かじられた様子がないのであればそのままでも問題はないですが、餌のストックに余裕があれば新鮮なものに交換することは、釣果を上げるコツでもあります。
また、餌の状態によって、その後の対応も変わってきます。
例えば、アタリが無いような状況では別のエサを試してみることや、エサ交換のタイミングを調整することも考えられます。
仮に、頻繁にアタリが出ていても、ハリスにキズが入る(フグなど)場合は、ハリスの確認は必須ですね。
針
続いては、釣り針の状態を確認。
釣り針に関しては、針先(フックポイント)の確認だけで良いと思います。
チェック方法は、針先(フックポイント)を爪に軽く当ててずらす。
このときに、針先が食い込み引っ掛かるようなら問題なし。
反対に、針先が引っ掛からず滑るようなら交換の合図です。
針先は製品によって差があるので、そもそも爪に食い込まない針はNGです!
置き竿スタイルでは基本向こう合わせなので、信頼できるものを選びましょう。
また、針先が極めて鋭いものは、針先が甘くなりやすいことが多いのでこのチェックも非常に重要ですね。
ハリス
道糸とハリスは魚との命綱です。
ハリスは、絡みやヨレ、キズをチェックしていきます。
針のチモト(結び目)からハリスを指でつまみながらスライドすると、違和感があるので見つけやすい。
これは見て確認するよりも確実で、おすすめです。
途中で違和感があれば再度確認をして、キズなどは致命傷になるので即交換します。
ハリスの絡みやヨレなどは程度を確認して、引っ張るなどして直しましょう。
もし不安であれば、コレも交換します。
天秤
天秤は、絡みを確認。
天秤が致命的なミスになることはあまりありませんが、絡みなどは解消しておきましょう。
見た目で分かるラインの絡みや海藻やゴミが付いていないか?をチェックします。
取り除くことで、解消するのでサッとでOK!
力糸
力糸もハリスと同様に。
ハリスと同じようにチェックしていきます。
これもやはりヨレやキズ確認がメインになりますね。
これら一連の動作は身に付けると10秒もあれば出来ますし、ほぼ指先の感覚だけで確認できますので、夜釣りの暗い場合でもライトを照らすことなく出来ることがポイントです!
問題がなければ、餌を付け替えて(場合によってはそのまま)再投入します。
大物の釣りなので数少ないチャンスをものに出来ない悔しさを考えると・・・とても大事なことでおろそかにしないことが大切です!
また、本命の大物が釣れたらハリスは毎回交換をしましょう!
聞くところによると、3号のハリスで1キロクラスの真鯛を5枚釣り上げると結び目の強度が限界になるそうです。
僕は釣り上げると必ずハリスを交換していますのでチモト(結び目)の限界は感じたことがないのですが、結び目は強く締めこめば締めこむほど強度が低下していきますので、大物釣りとしてはとても重要なことだと思います。
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