真鯛のぶっこみ釣りで、針のチモト蛍はどんな色が良いでしょうか?
コメント頂きました。ありがとうございました。
ここは、とても気になるところなので、話のネタにさせて頂きます!
結論から言いますと、難しいんですよ(笑)
そう言ってしまうと、話にならないので・・・
僕が良く使うところを含めて、後ほどお話します。
色については、なかなか難しいですね!
魚を釣るためなので、魚目線でないといけません。
「まぁそこまで深く考えんでもいいだろ?」って言う人もいると思いますが、色ってめちゃくちゃ大切なハズなんです!
それを感じることができるのが、ルアーフィッシング。
ルアー経験者なら、カラーバリエーションの大切さを知っていると思いますけど、魚って、ありえない色のルアーで釣れるんですよ。
自然界にはありえない・・・
もし実在したら、完全に毒魚ですよ!猛毒魚!
「マットタイガー」
知らない人は、「何この色?」ってなりません?
初心者ならお金を出して買わないんじゃないですか?
でもこれ、バス釣りではド定番のカラーです!釣れますよ。ほんと
ちなみに、紹介したルアー(VISION ONETEN)は、Megabassさんの製品です。僕も大ファンです!
ちゃんとリアル系のカラーもあります(アユカラー)
リアル系は、本物に近い感じがありますよね。
このルアー(VISION ONETEN)のカラーバリエーションは全25色。
リアル系のカラーでしか釣れないときもあれば、マットタイガーのようにド派手なルアーにしか反応しないときもあり、色の違いひとつで釣果を大きく左右します。
ただ、魚は人間が見えているようには見えていません・・・
ブラックバスは、人間に比べて色覚能力が低いとされています。
最近は使いづらい言葉ですが、いわゆる「色盲」ってやつです。
色によっては認識ができないので、人間のような感覚で色を捉えていないのです。
なので、「マットタイガー」みたいな人間には不思議な色が、バス釣りの大定番カラーになっているんですね。
バスの生態を詳しく知りたい方は、Drキース・ジョーンズ博士の研究室をご覧ください。
さて、真鯛の話に戻します
ブラックバスは、人間より色覚が劣っているようですが、真鯛はどうなんでしょうか?
以前、僕が書いた「ケイムラ」に関しての記事に、
そもそもの話ですが、ケイムラとは紫外線を反射して光る蛍光塗料のことで、紫外線は字のごとく紫色。
この色は人間には見えませんが、魚には見えているそうです!?
すべての魚が対象ではないですが、真鯛はこれに当たります。
ちなみにチヌ(黒鯛)は紫色が見えないそうです・・・
人間の色覚は赤と緑と青の3色。この3色の組み合わせで他の色を認識しています。
魚はこれに紫が加わり4色を認識しています。言ってみれば紫外線を色として見ることが出来るってことです。
それがどんな世界になるのかわかりませんが、これを応用して魚にアピールしています。
とあります。(参考:Red wave)
真鯛は、人間より色覚が優れているんですよ。
そうなると、どんな風に見えているか想像がつかないわけですが、逆に人間が見えている色は全てしっかりと認識していることになります。
真鯛に効果がある夜光色
過去使ってきた夜光玉(発光玉)の中で、感覚的にですが、効果があると感じた色は、
「黄緑色」「青色」「ピンク色」
ちなみに、他にも色はありますが、3色のうちのいずれかと「同色」と捉えています。
例えば、「黄色」は「黄緑色」と同色。「オレンジ色」や「赤色」はピンク色と同色といった感じ。
大定番の黄緑色系の「蛍光色」は、まず間違いないです。
釣りでは定番として使われていますが、定番になるだけあって強い!かなり強い!
たぶん・・・色の波長が関係しているのではないでしょうか?
この色の強さは、電気ウキを使っていると気が付きます。
電気ウキが水中に沈んだとき、黄緑や青色のライトは、光が広く拡散します(水中がモワ~っとなる感じ)
反対に、赤色のライトは光があまり広がらない。
蛍光系は、光の広がり方を見ても、アピール効果が高いと言えます。
他には、スズキ(シーバス)や黒鯛(チヌ)狙いで好んで使う「青色」は、真鯛でも効果があります。
個人的に、根魚でよく使う色が、「ピンク色」です。
これは、全て感覚的なことです。人によっては、違った感じ方があるかもしれません。
ただし、赤いオモリや食紅で染めたイカタンが一定の効果があるように、必ず色の意味は存在しますよね。
感覚的には、魚の心理!
これは、
その色を好んで魚が寄ってきて、違和感なく(ストレスなく)エサを食べてくれる、
または、
その色により攻撃的(興奮状態)になり、見境なくエサを食べることなのではないのかな?
って妄想してます。
ここが難しい
僕の夜光玉の使用率は、50パーセントくらいです。
状況によりますけど・・・
これだけ、色の話をして「おかしいだろっ」て怒られそうですが・・・
なので、ちゃんと説明します。
夜光玉って、アピールするんです。それもけっこう。
だから、エサ取りも寄せちゃうんですよね。
何度も書いていることなんですが、
大物釣りっていかにエサ取りを回避して、本命が来るまでエサをそこに置いておけるか!
が、勝負なんです。
アピールし過ぎてエサ取りを寄せたら、エサを食べられてしまうじゃないですか・・・
針にエサが付いていないのに、近くで真鯛がうろうろしていたら、機会損失でしかありません。
で、基本は付けない。あくまで基本です。
じゃ付けるタイミングですが
これは、エサ取りがいないときです。エサが取られない時間帯がありますよね?・・・あるんです。
僕の持論(妄想)で、エサ取りのアタリが無いときは、「そこに大型の魚がいる説」というものがあるのですが、
ようは、大型の魚が回遊してきてエサ取りが影を潜めても、時合いと重ならないと大型の魚はエサを食ってこないっていう考えです。
コレ、わかりますか?
あっ、これ妄想ですからね。信じないでください(笑)
で、そんなエサ取りがヒヨッているタイミングでは、積極的に夜光玉付けてガンガンアピールします。フラッシュを5、6回たいて(笑)
もしかしたら、食うかも的な期待して。
それともう一つのタイミングは、本命の活性が高いとき!時合いです!
これはもうアピールした方がいいです。活性が高いときほど夜光玉のアピールは効きます。
・・・ただ、断言はしません。できません。
これは冒頭でも話しましたが、ここが難しいところなんです。
経験したこと
時合いのタイミングで、夜光玉を付けていない竿に本命が掛かり、釣り上げた後すぐに、アピールするために夜光玉を付けて投げ入れたんですが、シーン・・・
で、時合いが終わってしまったと考えて、再び夜光玉を取り(その日はエサ取りが多かったので)再投入すると、すぐに
ウィ~~~~~~~ン
その他にも、アタリがあっても食込まないときやアタリがすぐに止まるときなど、付けてあった夜光玉を外すと、これまたすんなり走ってくれたりする。
・・・ってなれば、夜光玉を警戒していたのかなって思いますよね?
ここら辺が、難しくて悩みですね。
テキトーに考えていることを書いていたら、当初の質問とズレてきてしまいましたので、話を戻します。
赤波流の使い方(良い大人はマネしないでください)
「色は何色が良いでしょう?」ってことなので、実際の使い方を説明します。
僕が夜光玉を付けるときの一番多い使い方は、2個付け!
夜光玉2個付けしている人いますか・・・?
なんで、2個付けるかってことなんですが・・・
アジを釣るときに使う「アミエビ」って夜光るの知っていますか?
青白く光るんですが、どこが光っていると思います?
目なんですよ。
蛍とかは別ですけど、野生動物って目が光るじゃないですが、
・・・で、ネタバレしてますが、
生き物の目って、必ず2つありますから、
そこを意識してます。
2つの方がアピール力が高い、生き物の「目」を意識して2つ。
これって反応するんじゃないかと・・・
ハイ、これも妄想ですから信じないでください。
で、その二つの色を組み合わせで使うんです。もちろん同色使いもあります。
「黄緑色」+「黄緑色」
この同色が一番多いのですね。基本形というところです(魚種を問わず使います)
真鯛狙いは、これが多いですね。
あとは、
「黄緑色」+「ピンク色」
根魚狙いで良く使います。
ちょっと画像があったので、フグですが・・・
あっでも、この画像は、夜光玉とクリスタルビーズかもしれませんね・・・
もう一つ、
「黄緑色」+「青色」
これは、スズキ(シーバス)や黒鯛(チヌ)狙いで、良く使いますね。
僕の使用頻度が高い、「見たままの色で光る」という売りの発光玉は、釣具屋さんにありますから、是非チェックしてみて下さい。
ちなみに、ルミコちゃんもあります。これはアピール最上級じゃないですか?
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