寄せた魚が、目の前でバレる……。
釣りをしていると、必ずと言っていいほど経験する「釣りあるある」です。
おそらく、多くの方が一度は体験しているのではないでしょうか。
小さなサイズの魚ならまだしも、めったに出会えない大物だったとしたら……。

だいたい、逃げていった魚ほど大きいものです。
「なぜ、目の前まで寄せた魚がバレるのか?」
この理由を知るだけでも、バラシの回数は少し減るかもしれません。
ということで、今回は僕なりの考えを書いてみます。
「なぜ魚は目の前で逃げていくのか?」について考えようと、過去の記事を探していたところ……。
すでに書いていました。
しかも、かなりしっかりと伝えたいことが書いてある……。
うーん、軽いボケが始まっているのかもしれません。
気を取り直して。
一般的に「魚がバレる」と言われる原因は、だいたい次のようなものです。
① フッキング(針掛かり)が甘かった
合わせがしっかり入っていなかったり、ライトタックルで太軸の針を使うと、針掛かりが浅くなりやすくなります。
② ライン(糸)が切れてしまった
タックルバランスが悪い、ドラグ設定が強すぎる、ラインにキズが入っていた、そもそも細すぎたなどが原因です。
③ ライン(糸)が緩んだ
ロッド操作やリールの巻き取りが不十分だと、テンションが抜けて針外れにつながります。
④ 身切れ・口切れが起きた
魚の活性が低かったり、早合わせやタイミングが悪いと、口の皮一枚で掛かっていることもあります。
ざっくり言えば、こんな感じでしょうか。
ただし、今回は「魚を寄せてきた段階でバレる理由」にフォーカスします。
遠くではバレにくいのに、なぜ足元でバレるのか。
この点について掘り下げていきます。
ナイロンラインは、なぜバラシが少ないのか
以下は、過去記事からの抜粋です。
ナイロンが伸びると言われても、「実際どれくらい?」とピンとこない人も多いと思います。
そこで、分かりやすく「ゴム」で考えてみます。
片側を固定(魚の口だと思ってください)して、もう一方を思いきり引っ張ります。
いっぱいに引っ張った状態から少し戻しても、テンションはまだ掛かったままです。
テンションが残っているので、魚はバレません。
次に、伸びのないヒモを想像してください。
同じように引っ張って、そこから少し戻したらどうなるでしょうか。
すぐにテンションが抜けて、たるんでしまいます。
これでは魚がバレてしまいますよね。
程度の差はありますが、ナイロンラインでも同じことが起きています。
伸びがあることは、ラインテンションを保つ大きな助けになるのです。
※この続きとして、「遠くで掛けた魚が足元でバレる理由」について詳しく書いています。
ナイロンラインの伸びとバラシの関係
「ポンピング」もバラしやすい?
大きな魚を掛けたときによく使われる方法に「ポンピング」があります。
竿を立てて魚を寄せ、竿を倒しながらリールを巻き取る方法ですね。
ただし、
竿を立てたときは大きく曲がっているのに、倒しながら巻くと竿が真っすぐになってしまう人
を、意外と多く見かけます。
この状態では、竿を倒す瞬間にテンションが抜けてしまい、バラシの原因になります。
ポンピングを行う場合は、竿を倒すときもテンションが抜けないよう意識することが大切です。
もし、過去に何度もバラした経験がある、ポンピングに自信がないという方は、
竿を立てたまま、テンションを感じながら巻き取る
という方法を試してみてください。
根に巻かれる心配がない釣り場であれば、この方がリスクは少なくなります。
ちなみに、このポンピングの話も、以前どこかで書いたような……。
やっぱり、ちょっと記憶が怪しいですね。
釣りラインの耐摩耗テストの記事です。

