大物狙いでメジャーな釣りスタイルのひとつにドラグフリー釣法があります。
「これって、どんな釣り方なの?」と知らない人もいると思うので、ドラグフリーについて説明しておきます。
ドラグフリー釣法
ドラグフリーとは?
ドラグフリーとは、魚のアタリに対してスプールが逆転し、道糸(ライン)を送り出すことで、竿を海に持っていかれるトラブルに対応、さらには道糸(ライン)を送ることで違和感を減らし食い込みを良くする釣り方のことです。
上記のように置き竿でアタリを待っているときにドラグが締まっていると、大きなアタリ一発で竿立てを倒し竿が海に飛んでいくことがありますが、ドラグフリー釣法であれば魚に引っ張られた分だけ道糸を送るので竿が飛ばされる心配がありません。
また、このときに鳴り響くドラグ音(ジィィーーーーー)が魅力の釣法でもあります。
大物狙いなら、竿先を見ていなくてもいいメリットも大きいですけど、このドラグの逆転音(魚のアタリ)を聞きたいがために「ドラグフリー」で釣りをしている人も少なくないハズ!
ドラグフリー対応の専用リール
ドラグフリー対応のリールが、ダイワ・シマノさんから発売されています。
ドラグノブを半回転~1回転するだけで開放(フリー)締め込み(ロック)を瞬時に切り替えることができ、通常ドラグのように時間が掛からず合わせまでを迅速に行うことができる専用リールです。
ダイワさんがQD(クイックドラグ)、シマノさんがTD(ツインドラグ)もしくはSD(スピードドラグ)という名称の機能で、構造はどれもほぼ一緒。
自重やテクノロジー、ベアリング数などを考慮すると・・・・現時点でコスパ最強は、大物対応で軽量モデル「パワーサーフSS QD」でしょうね。
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