釣りというと、「竿」と「リール」と「糸」と「釣り針」を使ってするもの!
と考えていましたが、よくよく考えてみたら、いわゆる「手釣り」が存在しますから、「糸」と「釣り針」が正解なんでしょうか(調べたわけではないので・・・)
ご存知の方も多いと思いますが、釣りの歴史は古く、縄文時代には盛んに行われていたと言われていて、動物の骨や角などを削って作られた「釣り針」を使っていました。
※世界最古の釣り針は後期石器時代
その基本的な形状は、現代のものと全く同じで、掛けた魚をバラしにくくする「返し」や糸の抜けを防止する「耳・たたき」、さらには糸を通す穴「カン付」のものまであったそうですから驚きです。
引用元(今日もこれから)
では・・・釣り糸は?というと、地域によって異なりますが、「大麻(麻)」や「綿」、「絹」などが使われていたと言われています。
現代では、ナイロンライン、フロロカーボンライン(ポリフッ化ビニリデン)、ポリエステル、PEライン(ポリエチレン)、ワイヤーライン(金属)などがあり日々進化しているのですが、素材とは別の進化がカモフラージュラインですね。
魚から見えにくい釣り糸!ということなんですが、これって永遠のテーマですよね・・・
見えにくい、もしくは見えない釣り糸って・・・こればかりは魚に聞いてみないと分からないでしょ(笑)
とは言っても、ラインメーカーは日々研究しているわけなんですよね。
もちろん、専門に研究している博士もいるわけで・・・・
以前に書いた「【魚の視力】近視なの?ラインが細ければ良く釣れる!は思い込み?」という記事で、ワールド博士の実験を分かりやすくしたものを載せました。
その内容は以下の通りです。
①透明なナイロンを、水中で縦(水面と垂直)に張るとほとんど見えない。
横(水面と平行)あるいは、斜めに張るとラインが光って鮮明に見える。
縦張りでも結び目だけは、宝石のように光って見える。
②青に染めた糸は、横に張ると輝きがほとんど消えて見えにくく、縦に張ると横張りより見えやすい。
③黄色と緑のナイロンは、縦に張っても横に張っても見えにくい。
④縦に張っても横に張っても変わらず見えやすいものは、黒色、赤色、濃い緑、濃い青、灰褐色のナイロンライン。しかし横張では輝くような光はなくなる。
このワードル博士たちの説明が正しいのであれば、水の屈折率に近く、水中で見えにくいとされるフロロカーボンラインは、水中で横に張るとナイロンラインより光って見えやすいことになってしまいます。
で、この実験結果に基づき判断をした個人的な考えがこちらです。
この結果を、投げ釣りに当てはめると、
道糸は黄色、もしくは緑色に染色(色付け)したラインが良い。
ハリスは、海底で横に這っているので、青色に染色(色付け)したものが良い。
ということになる。
海藻ハリス
以前からすごーーーく気になっているハリスが「海藻ハリス」というものです。
「よつあみ」さんから発売されているフロロカーボン製のカモフラージュハリスなんですが、気になるのはその商品説明です。
魚が警戒心を持たず見えにくい色は、緑と青という結論から導き出した。
喰いが立つ“海藻グリーン”。
耐摩耗性抜群の超高強力フロロハリスでありながら特殊樹脂加工により、驚くほどしなやかで潮にスッとなじみます。
違いを実感してください。
ワードル博士の実験結果と同じこと言っているではありませんか。。。
で、試しに使ってみたいのですが、このハリスの発売されている規格が、0.6号~3号なんです(-_-;)
大物釣りで使いたいので、ちょっと細いかな・・・的な。
よつあみさん・・・もっと太いハリスのラインナップを!!!
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