乗っ込み真鯛は遠投が有利な理由|回遊ルートとエサ場から考える投げ釣り攻略

春の乗っ込みシーズンになると、真鯛は越冬していた深場から、産卵を意識して浅場へと回遊してきます。

このタイミングは、陸から真鯛を狙える数少ないチャンス。
投げ釣りや遠投カゴ釣りが有利と言われる理由も、まさにここにあります。

とはいえ、「遠投しなければ釣れない」というわけではありません。
釣り場の条件によっては、近投で近場を丁寧に攻めるぶっこみ釣りでも、十分に真鯛は狙えます。

ただし、

今回は、近投一択よりも釣り場によっては遠投ができる方が有利ですよってことについて整理します。

そもそも真鯛は、黒鯛のように常に沿岸に居着く魚ではありません。
基本的には、潮通しが良く水温が安定した沖の深場を生活圏としています。

その真鯛が、

  • 産卵行動
  • 越冬前後の荒食い

といった理由から一時的に浅場へ差してくることで、陸から狙えるターゲットになります。

つまり、乗っ込み期の真鯛は「エサを求めて浅場へ入ってくる回遊魚」
エサ場、もしくはその通過ルートを押さえることが釣果への近道になります。

多くの大物投げ釣り師が遠投を好むのも、そこに明確な理由があるからです。

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遠投が有利になる3つの理由

① 広い範囲を探れる

まず一つ目は、広範囲を探れること。

これは投げ釣りの代表格であるキス釣りを思い浮かべると分かりやすいですね。

シロギスは、濁り・波・水温によって、
沖にいる日もあれば、手前30m前後に溜まる日もあります。

キス釣りが上手い人が遠投できるのは事実ですが、
「遠投できる=釣れる」わけではありません。

魚の居場所を知り、探し、合わせているから釣れている。

遠投は、そのための選択肢のひとつに過ぎません。

ただし、飛距離が出せるということは、
状況に応じて探れる範囲が広がるということ。

結果として、回遊ルートや地形変化に仕掛けを届けられる確率が上がり、
釣果に結びつきやすくなります。

遠投が活きるかどうかは、釣り場の地形次第。

サーフでの地形の見方はこちらで詳しく解説しています。

▶ サーフ・堤防でのポイントの見方

② エサ取りに邪魔されにくい

二つ目は、エサ取りの影響を受けにくいことです。

エサ場は、当然ながら魚影が濃くなります。
小魚や甲殻類が多く、それを狙って様々な魚が集まる。

つまり、

エサ取りも多いということ。

一方、回遊ルートの途中はエサ場ほど魚影が濃くありません。
そのため、エサ取りにやられる確率が下がり、

エサを長く置いておける

という大きなメリットがあります。

本命が通過したときに、
そこにエサが残っているかどうか

これは、乗っ込み真鯛を狙う上で非常に重要なポイントです。

③ 回遊ルートは「往復」で狙える

三つ目は、回遊ルートがWチャンスになること。

魚の回遊ルートには、必ず何らかの変化があります。

  • かけ上がり
  • 潮のヨレ
  • 水深変化

真鯛のような魚は、こうした地形変化を利用して移動します。

毎年同じ場所で釣果が出るのは、回遊ルートが固定されているから。

その考え方をもう一段深掘りした記事がこちらです。

▶投げ・ぶっこみ釣りの実釣で見えた大型真鯛の3つの共通点

回遊ルートは、

  • エサ場へ向かう魚
  • 沖へ戻る魚

両方が通過する道

つまり、

沖目の回遊ルートを押さえることで、2回チャンスが生まれる

というわけです。

港の入口や堤防先端が好ポイントとされる理由も、
この考え方とまったく同じですね。

潮通しと地形変化が重なる場所には、魚が集まりやすい。

遠投は、その「通り道」に仕掛けを届けるための有効な手段なのです。

 

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