どっちが強い?「ナイロン12lb・フロロ14lb」意外と知らない事実

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「ナイロンライン」と「フロロカーボンライン」

どちらが強度的に強いか?という質問に、多くの人はフロロカーボンの方が強い!と答えるのではないでしょうか。

おそらくこれは、キズやコスレに強い「フロロカーボンライン」の特徴である「耐摩耗性」が定着していることが大きいです。

 

耐摩耗性に関しては、間違いないことだと認識していますが、

「強度」となると・・・ナイロンラインの方が強い!!

 

・・・・いやいや、そんなことないだろー!っと思った人は読んでみてください。

 

※ラインの結束に興味がある人はコチラの記事もご覧ください。

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ライン(釣り糸)の号数とlb(ポンド)、太さ

とりあえず、ライン(釣り糸)の号数とlb(ポンド)、太さの目安となる表を作ってみました。

※ご参考までに

号数lb(ポンド)強度(kg)標準直径(mm)
0.8号3lb1.4kg0.15mm
1号4lb1.8kg0.17mm
1.5号6lb2.7kg0.21mm
2号8lb3.6kg0.24mm
3号12lb5.4kg0.29mm
4号16lb7.2kg0.33mm
5号20lb9.1kg0.37mm
8号30lb13.6kg0.47mm
10号35lb15.9kg0.52mm

 

ライン強度を表すメジャーな単位(号数)と、ルアーフィッシングでメジャーな単位(lb)の関係性が分かりますか?

単純に比例しているわけではありませんが、ザックリと覚えるには

1号につき4lb(ポンド)が分かりやすいですね。

個人的にも、そう頭に入れています(大まかな数値ですが・・・)

 

正確には、「1lb= 0.4535923kg」なので、1号で「4lb= 1.814369kg」

1号=4lb(ポンド)=約1.8kg

となります。

 

これを踏まえて・・・

 

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ナイロンラインとフロロカーボンラインの強度

単純な話、ラインは太くなると強度が上がっていきます。

これは当たり前のことですが、逆を言うと

同じ太さであれば、強度が高いラインの方が優れているということになります!

 

「強度」となると・・・ナイロンラインの方が強い!!と、断言をしてしまいましたが、

厳密に言うと、製品によって差が大きい!

という点が大切で、製品によっては優れているものもあり、そうでないものもあります。

 

大切なことは、「lb(ポンド)数値」と「ライン径(太さ)」の関係性です。

それを証明するために、まずは・・・・

【フロロカーボンライン】

フロロカーボンライン、5lbでライン径(太さ)は、0.200mm

 

次は・・・

【ナイロンライン】

ナイロンライン、6lbでライン径(太さ)は、0.205mm

 

「フロロカーボンライン(0.200mm)」「ナイロンライン(0.205mm)」

ふたつのラインは、同等の太さでありながら、lb数値には差があります。

 

ここらへんが、「ナイロン12lbとフロロ14lbの強さは同じ」と言われる理由ですね。

今回取り上げた製品は、あくまでひとつの例で、同じ太さで同じ強度のナイロン・フロロもありますから、

あくまで、製品によっては差がある!と認識してください。

 

個人的に「フロロカーボンライン」は、ナイロンラインよりも「耐摩耗性」が高く、根ズレによるキズには強いと感じています。

あまり神経質になる部分ではありませんが、ライン選定のひとつの基準になるのではないでしょうか?

 

ここら辺の詳しい内容は、シマノさんなどのフィールドテスターをやられている

村田基(通称ミラクルジム)さんも、アツく語っていますから、良かったらご覧になってください。

動画内で強度テストをしているサンヨーナイロンの「GTRウルトラ」

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