「今日は真鯛が釣れるタイミングなのか?」
真鯛釣りで結果を分けるのは、ポイント選びだけではありません。
同じ場所、同じ仕掛けでも、 釣れる日と釣れない日があります。
さらに1日の中でも、釣れる・釣れないタイミングがあり、その大きな要因が、次の4つの要素です。
- 朝マズメ
- 夕マズメ
- 潮回り
- 変化
この4つを意識することで、 「たまたま釣れた」から「狙って釣る」真鯛釣りに近づいていきます。
朝マズメ|真鯛が動き出す時間帯
朝マズメとは、夜明け前後から日の出直後までの時間帯を指します。
この時間帯は、真鯛にとって一日の中でも 行動を開始しやすいタイミングです。
夜の間、沖や深場で過ごしていた真鯛が、 明るくなるのに合わせてエサを求めて動き始めます。
特に春の乗っ込みシーズンは、 浅場へ差してくる個体も多く、 投げ釣りやぶっこみ釣りで狙いやすい時間帯のひとつになります。
理想は、夜明け前から仕掛けを入れておくこと。
明るくなってきた瞬間にアタリが出ることが多く、 朝マズメは短時間でも集中して狙う価値があります。
夕マズメ|警戒心が薄れる時間帯
夕マズメは、日が傾き始めてから暗くなるまでの時間帯です。
朝マズメと並んで、真鯛の活性が上がりやすいタイミングです。
日中は人影や光の影響で警戒心が強くなっていた真鯛も、 暗くなるにつれて行動範囲が広がります。
特に夕マズメは、 大型の真鯛が動きやすい時間帯とも言われています。
日中は無反応だったポイントでも、 夕方になると突然アタリが出るのは珍しいことではありません。
これも暗くなってきた瞬間にアタリがでることが多く、暗くなる前から仕掛けを投入しておくことが大切です。
潮回り|真鯛の行動スイッチ
真鯛の行動に大きく影響するのが潮回りで、潮が動いている時間帯は、 エサも動きやすく、同様に真鯛も活発になります。
個人的にはあまり気にしていませんが、大潮が良いと言われる理由も、 潮の動きが大きくなりやすいからです。
ただし、重要なのは潮の大きさそのものよりも、 潮が動くタイミングです。
干潮・満潮など潮が止まる直前や再び動き出すタイミングは、 真鯛の反応が出やすくなります。
真鯛狙いでは(特に大型)、 この潮止まりを強く意識して釣りをしてもらいたい です。
個人的な流れとしては、 可能な限り潮止まりをまたぐ時間帯に釣行し、 エサ取りの状況にもよりますが、 潮止まりの30分前と15分前に餌の交換を行います。
釣り場によって潮止まりのタイミングが若干ズレるため、 地域の潮止まり前後1時間を目安にすると良いでしょう。
潮止まりから1時間が経過し、 アタリが止まる、もしくはエサ取りの反応が出始めたら、 ひとつの納竿タイミングと考えています。
変化|真鯛が口を使うきっかけ
最後に重要なのが、海の「変化」です。
ここで言う変化とは、
- 潮が動き始めた
- 天候・風向きが変わった
- 波が立ち始めた・落ち着いた
- 明るさが変わった
といった、環境の変化を指します。
真鯛は、こうした変化をきっかけに 行動を切り替えることがあります。
朝マズメ・夕マズメ・潮回りも、 突き詰めればこの「変化」の一部です。
天候や海況の変化も含めて、 時合を作る要因になります。
待つ時間のある置き竿スタイルであれば、 仕掛けだけでなく周囲の変化にも目を向けてみてください。
▶大潮なのに釣れない?魚の活性を判断する基準は「変化」だった
まとめ|真鯛が釣れるタイミングを組み立てる
- 朝マズメは真鯛が動き出す時間帯
- 夕マズメは警戒心が薄れ大型が動きやすい
- 潮回りは行動スイッチを入れる要素
- 小さな変化が時合いの引き金になる
もちろん、これ以外の時間帯が釣れないわけではありません。
ただし、これらのタイミングを意識して釣行することで、 真鯛に出会える確率を大きく高めることができます。
例えば、エサ取りのアタリもない昼の12時に 80cmクラスの大真鯛が単発で釣れたことを、 後から調べてみたら潮止まりだった、 というケースもあります。
あらためて振り返ると、 「なぜ釣れたのか」が理解できるはずです。
最後に付け加えると、 特に大型の真鯛は夜に警戒心が薄れやすい傾向があります。
魚は時計を持っていないため、 時間そのものよりも「変化」が重なるタイミングが、 大きなチャンスになります。
僕自身は、夕マズメから潮止まり後1時間までを ひとつの狙い目として釣りをすることが多い「夜釣り派」です。
大型の真鯛についての考え方や狙い方について
別の記事で詳しくまとめています。

