陸から真鯛を狙う釣りは、どんな釣りスタイルであっても、誰でも簡単に釣れる日もあれば、どうやっても釣れない難しい日もあります。
そもそも真鯛は、そんなに簡単な魚ではありません。
だからこそ、難しい日にどうするか。何がいけなかったのか。どうすれば、もう一歩近づけたのか。
そうやって考え、試行錯誤を重ねた先で手にした一枚は、思わず手が震えるほどの価値があります。
それは技術でもなく、道具が間違っていたわけでもない。
ただ、何かが足りなかっただけ。
「釣れない」「アタリがない」——。
そんな状況に悩みながらも、それでも真鯛を釣りたいと強く想う人へ。
この記事では、真鯛が近づくための「10の条件」を整理してお伝えします。
釣りの答えは、ひとつではありません。
それでも、これがより良い答えになると信じています。
真鯛は「釣り方」ではなく「条件」で近づく魚
真鯛は、仕掛けやテクニックだけで釣れる魚ではありません。
釣れる条件が揃ったときに、現れる魚です。
逆に言えば、釣れない・アタリがないという状況は、失敗ではありません。
条件のどれか、または複数が噛み合っていないだけです。
その「噛み合っていない部分」を分解して考えるための指標が、これから紹介する10の条件です。
真鯛を釣るための10の条件
① 時期
時期が合っていなければ、どんな釣り方でも成立しません。
重要なのは漠然としたシーズンではなく、真鯛が狙いやすいタイミングはいつなのか?それはどういう状況なのか?です。
▶ 真鯛が、数・サイズ共に最も狙いやすい時期は、こちらの記事で詳しく整理しています。
② 釣り場
まずは、雑誌や釣果情報を確認して、実際に地元の釣具屋さんでメジャーな真鯛実績のある釣り場を教えてもらうことです。
難しいなら、地形・シモリ・潮通し・地域実績(地域で釣れていることが必要)をもとに、釣り場を選ぶことが大切です。
▶ 投げ・ぶっこみ釣りで真鯛を狙う釣り場の考え方は、こちらの記事で解説しています。
③ 投入点
釣り場が合っていても、投入点が違えば真鯛は釣れません。
投入点は「点」ではありませんが、やはりポイントは存在します。
なぜそこに投げるのかを説明できる投入点かどうかが重要です。
▶ 投入点をどう考えるかについては、こちらの記事をご覧ください。
④ 餌
エサの選択も重要ではありますが、
今その餌が真鯛狙いで成立しているかが、とても重要になります。
これが解決すると、ブレずに自信をもって待つことができます。
▶ 真鯛狙いの餌選びと使い分けについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
⑤ 手間(管理)
仕掛けや餌の確認をしないという選択は、条件を放棄しているのと同じです。
トラブルは機会損失につながり、気づかないまま釣果を遠ざけます。
▶ 仕掛け管理や確認の重要性については、こちらの記事で解説しています。
⑥ タイミング
潮回り、時間帯、入り直す判断。
同じ釣り場でも、タイミングが違えば成立しません。
今なのか、まだなのかを考えることが重要です。
▶ 潮や時間帯の考え方については、こちらの記事をご覧ください。
⑦ 合わせ
アタリが出たから成功ではありません。
合わせのタイミングはいつなのか、合わせ方はどうすれば良いのか。
しっかりとカエシまで刺し、安心してやり取りができることも、この段階で重要になります。
▶ アタリと合わせの判断については、こちらの記事で詳しく解説しています。
⑧ タックル
高価かどうかではなく、条件を満たしているかどうか。
釣り場やスタイルに合わせた竿とリールの選定、状況に合わせた竿の本数など、それらの条件が満たされているかが重要になります。
▶ 条件に合わせたタックル選びについては、こちらの記事をご覧ください。
⑨ 仕掛け
仕掛けは釣果を生む主役ではありません。
トラブルがなく自然体であることが仕掛けの基本になりますが、そこに強弱をつけたり、違和感を減らしたりすることが、とても重要だと考えています。
あくまで、ひとつの条件であって、同じものを使えば釣れるというほど要素としては強くありません。
▶ ぶっこみ釣りで真鯛を狙う仕掛けの考え方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
⑩ 諦めないメンタル
真鯛を始めたばかりで運よく釣れた人は、次の年に見かけなくなることもしばしばあります。
反対に、釣れない時間が長くてもひたむきに続けてきた人は、毎年釣果を伸ばしていきます。
僕自身も何年も釣れず悩んできましたが、あきらめず続けてきたら、いつの間にか釣れるようになりました。
簡単だと感じることより、難しいと悔しく考えてきた時間が長い方が、成長するのではないでしょうか。
▶なぜ投げ釣りで大真鯛が出続けるのか|3年連続80cmオーバーの3つの再現性(考え方と行動)
「釣れない」「アタリがない」の正体
釣れない理由は、ひとつではありません。
- 時期と釣り場が合っていない
- 釣り場と投入点は合っているが、餌や手間が足りない
- 条件は良さそうでも、タイミングが違う
- アタリはあるが、合わせが噛み合っていない
こうした惜しい状態の積み重ねが、結果として「釣れない」につながります。
最後に
真鯛は、努力しただけで釣れる魚ではありません。
条件を揃えた者にだけ、近づいてくる魚です。
だからこそ、悔しい想いをしている人に釣ってもらいたい。
この記事が、あなた自身の釣りを振り返り、何が足りなかったのかを見つける手助けになれば幸いです。
