おそらく、専門に狙っている人を除けば、ほとんどの釣り人が「厄介者」と感じているはずです。
釣りにエサ盗りはつきもの――と言ってしまえばそれまでですが、
中でもフグは本当にやっかい。
ハリスをカミカミされてキズだらけにされたり、気付かないうちに飛ばされていたり。

特に大物狙いの投げ釣り(ぶっこみ釣り)では、
キズに気付かずアワセ一発でラインブレイクなんてことも。
これはもう、完全にリスクでしかありません。
とはいえ、頻繁に結び直すのも正直めんどう。
ということで、誰でも簡単にできるフグ対策を紹介します。
ハリスのフグ対策
仕掛け用チューブ(パイプ)を使う
フグ対策で一番ポピュラーなのが、
仕掛け用チューブ(パイプ)をチモトに付ける方法です。
サイズや色もいろいろ出ていますが、
やることは単純で、ハリスの針元を保護するだけ。
フグに一番かじられやすい部分を守れるので、
取付け簡単・安い・効果高いの三拍子。
……と言いたいところですが、大物狙いでは少し注意点もあります。
大型の魚は、エサを吸い込んで食うことが多いので、
チューブが硬いと、ハリスの動きが悪くなり食い込みが落ちることがあります。
なので、個人的にはこんな使い方がおすすめ。
① やわらかいタイプを使う
張りの強い硬いチューブではなく、
なるべく柔らかいものを選びます。
② 短めにセットする
長すぎると動きが悪くなるので、
5〜10cmくらいがちょうどいい印象。
短くすると噛まれるリスクは残りますが、
その分、食い込みは良くなります。
③ フグが多い時だけ使う
フグがいなければ、そもそも必要ありません。
最初はチューブなしで釣り始めて、
キズが入り始めたら結び直すタイミングで付ける。
このくらいが、ちょうどいいと思っています。
夜釣りなら、夜光タイプもおすすめ。
保護+ちょっとしたアピールにもなります。
▶毒を持つクサフグ(エサ盗り)も大物から隠れる。その場所とは?
黒シリーズってどうなの?
黒ハリスや黒天秤など、
いわゆる「黒シリーズ」もフグ対策としてよく聞きます。
で、実際どうなのか?
正直、効果を感じたことはありません。
あくまで個人的な感想ですが、
これ以上は荒れそうなので、この話はここまで。
根付け(ケプラー)で本気対策
チューブが気になる人向けの、もう一段階上の対策です。
使うのはポリアリレート(ケプラー)素材。
針元を補強する方法で、
イシダイ釣りでは定番のフグ対策です。
強いだけでなく、
虫エサの縫い刺しやチモトまで寄せやすいのもメリット。
ケプラー根付けのざっくり手順
① ケプラーに針を通す
② セキ糸をしっかり巻く
③ 接着剤などで固定
……文字だけだと分かりづらいですよね。
詳しくは、こちらの記事が分かりやすいです。
完成品という選択肢
「作るのは正直めんどう…」
「強度が不安…」
そんな人向けに、完成品もあります。
ササメ 特選 達人直伝 投激マダイ仕掛け
投げ釣りのスペシャリスト、中本嗣通さん考案の仕掛けで、
ケプラー根付け仕様。
大物狙いでも安心して使えます。
個人的に一番しっくりきた方法
ここからは、完全に個人的な話です。
ある日、暇すぎてポケットを整理していたら、
ジギング用のアシストフックが出てきました。
「これ、もともと根付けされてるよな?」
試しに使ってみたら……普通に釣れます。
次の釣行では複数用意して再チャレンジ。
結果、問題なし。
中でも使いやすかったのが、
shout(シャウト)のジャコフック。
フグに強く、値段も手頃。
実際に真鯛も何度も釣れています。
なので、釣り鈎メーカーさん。
大物投げ釣り用アシストフック、出しません?
フグ対策として、普通に売れると思います。
大型の真鯛を専門に狙えるか?実績から見えた共通点

