「ぶっこみ釣りの仕掛けの作り方を教えてください」
と少し前にコメントを頂きまして・・・・
「インターネットで検索すると色々出てきますよー」
って、コメントを返信しようと思いましたが、実際には画像と説明文なので初心者にはちょっと分かりづらいかも。
検索すれば色々と画像はヒットするのですが、どこもこんな感じ・・・
(Red wave)
釣りをやられている人には、これで十分理解してくれるはずですが、全く知識のない人には無理な話ですよね。
もう少し初心者にやさしいページを作らねば!
仕掛けの作り方を細かく撮影して・・・分かりやすい説明文を書いて・・・順を追っていけば・・・・
いや、ここは、百聞は一見に如かずでしょ・・・・
で、YouTubeで検索したら、世の中には優しい人がたくさんいますね~
丸オモリを使った夜釣りブッコミ仕掛け
内容を確認するため再生・・・
やっぱり動画が分かりやすいですね!!
堤防やサーフ(砂浜)など、一般的な釣り場ならどこでも通用するセッティング(投げ竿を使ったシンプルな丸オモリ仕掛け)です。
「ぶっこみ釣り仕掛けの作り方」
タックル(竿・リール・道糸)
投げ竿 25号
リール 8000番
道糸(ナイロン) 8号
【投げ竿 25号】
投げ竿は25号と、初心者にも扱いやすいところで紹介されています。
釣具メーカーでも、25号(ダイワ、その他)もしくはEX(シマノ)と表記してあり、これは使用できるオモリの負荷を表したものです。
単純に、25号のオモリを中心に使いたいということであれば、25号の投げ竿を選択すればOKということです。
ただし、25号の投げ竿で20号のオモリ(負荷数値よりも軽いもの)は投げることが可能ですが、33号などのオモリ(負荷数値よりも重いもの)は、破損の恐れがありますから注意が必要です。
(メーカースペック表に、使用できるオモリ負荷数値が表記されているので確認できます)
【参考】
「プライムサーフT」はカーボン含有率が92%と高く、リーズナブルでありながら本格仕様の投げ竿です。
メーカー説明
プライムサーフT
「投げ釣りの醍醐味を十分に味わえる本格仕様」
本格的な投げ釣りが体感できる一竿。
振出投竿に求められる張りと粘り、機動性や携行性等を追求。
堤防、砂浜からのキス・カレイ釣りから急流の大物まで幅広いステージで投げ釣りの醍醐味が味わえる。
長尺の450ローシート仕様を初め、あらゆるシチュエーションと釣り人の飽くなき探究心とモチベーションに応えるラインナップ。
引用(ダイワHPより)
【スピニングリール 8000番】
リールは、8000番が紹介されています。
リールを選ぶ基準はいくつかありますが、最低限の部分で言えば、「何号の道糸を何メートル巻きたいか?」ということになります。
ぶっこみ釣りは、投げ釣りのように沖のポイントを狙っていませんので、投げてもせいぜい50メートル程度です。
となると、100メートル以上巻いておけば良いので、8号の道糸を100メートル以上巻けるリールを選択します。
色々な釣りに使える汎用タイプのスピニングリールでも問題はありませんが、できれば「投げ、遠投用の専用リール」をお勧めします。
動画の中では、8000番と紹介されていますが、ダイワさんの遠投用リールでは5000番クラスで8号を200メートル巻けることができるので、4500~5000番が丁度いいですね。
【参考】
「ショアキャスト」は、強力ナイロンライン付きで、買ってすぐに釣りができるモデル
メーカー説明
ショアキャスト
「強力ナイロンライン付き大型スピニングリール」
カゴ釣りや投げ釣り、ぶっこみ釣りなど幅広い用途で活躍する大型スピニングリール。
ダイワ独自のリール用特殊強化素材「DS4」、糸絡みトラブルを防ぐクロスラップを採用。
4号用は4号-270m、6号用は6号-200m、8号用は8号-140mのライン付きで買ってすぐに使用できる点もうれしい。
引用(ダイワHP)
【道糸(ナイロン)8号】
道糸は、ナイロン製のライン8号が紹介されています。
一般的な釣りからすると、ナイロン8号とは少し太い気もしますが、力糸が不要になるため実は一番楽なセッティング(初心者にやさしい)ですね。
通常、投げ釣りでは遠投するために「PEライン」という道糸を使用します。
PEラインは強度に優れ、同じ強度のナイロンよりも細いものを選択できますから、仕掛けをより遠投することが可能になるのですが、キャスト時の負荷で道糸が切れてしまいます。
そこで、投げ釣りではキャスト時のラインブレイク(糸切れ)を防ぐ為に「力糸」というものを使用します。
道糸にナイロン8号を使用すると、この「力糸」が不要になるので、初心者におすすめのセッティングです。
(ぶっこみ釣りは、投げ釣りのように超遠投をしませんのでこれでOK)
オモリ
動画の中で、丸玉オモリ10号が紹介されています。
オモリに関しては、とくにこだわる必要はありません。
オモリの中に道糸を通せる中通しタイプのオモリであれば、どんなタイプのものでもOKです。
しいて言えば、オモリの中に通している道糸にキズが入りにくいゴム管タイプがおすすめ。
オモリの使い分けとしては、投げ入れる距離が近い・水深が浅い場合は軽く、反対に距離が遠い・水深が深い場合は重くします。
(10号~20号あたりを用意すれば、対応できます)
【参考】
道糸が痛まないゴム管仕様で、海底で安定する「ブッコミオモリ」
その他の小物
【クッションゴム】
サルカンの結び目が、オモリと擦れて切れないようにするためのものです。
安く売られているゴム管を、切って使用しても同じ効果があります。
(ゴム管タイプのオモリであれば不要)
【サルカン】
道糸とハリスの接続に使います(糸ヨレも解消する役割があります)
とくにコレ!とこだわることはありませんが、強度と回転性能が高い「パワーステンスイベル」がおすすめです。
【丸セイゴ鈎】
使用する針は、「丸セイゴ」がおすすめです。
虫エサ(イソメ・マムシなど)と相性が良く、食い込みも良いことからぶっこみ釣りでは定番の釣り針です。
動画の中では、管付の丸セイゴ鈎を紹介しています。
管付はすっぽ抜けがしにくく初心者でも安心ですが、釣り針を「外掛け結び」で結ばなければいけません。
一度覚えてしまうと難しいことはありませんが、「結ぶのは苦手・・・」という人には、糸付きの丸セイゴ鈎が便利です。
ササメさんの「投釣セイゴ」は、丸セイゴ鈎を使用した2本バリ仕掛け(完成品)
完成仕掛けなら簡単に!さらに2本針で釣果アップ?
【ゆらぎ玉】
浮きやすくして魚にエサをアピールするためのものです。
流れが複雑なポイントですと、ハリス絡みの可能性がありますが、釣果アップのひとつの方法です。
(使用しなくても問題はありません)
同じ効果を持つフロート玉でもOKです。
光を当てると発光してくれる夜光タイプもありますから、夜釣りであれば試す価値あり。
糸の結び方
動画の中で使用されている結び方(ノット)は、スイベルを結ぶ「クリンチノット」と釣り針を結ぶ「外掛け結び」の二つ。
実際に結んでいる様子が動画内にありましたが、図解で確認したい人は下記のリンクへ。
サルカンやルアーなど金具の輪に結ぶ一般的な結び方です。
一般的な釣り針の結び方です。
タックルと仕掛けが分かったところで、「じゃ~ぶっこみ釣りって何が釣れるの???」
日本各地に棲息している黒鯛(チヌ)は、ぶっこみ釣りでも定番のターゲットです。
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