コメントをいただきました。
投げ真鯛の仕掛けを図で知りたい。
ありがとうございます。
ターゲットが「真鯛」というと少し難しく感じそうですが、通常の投げ釣りのタックルで狙うことができます。
今回は、真鯛を専門に狙う基本となるタックル(仕掛け)を紹介します。
※実際の釣果はコチラ
投げ釣り(真鯛)タックル
投げ竿
使用する竿は、投げ竿4m~4.2mクラスです。
長さに関しては、遠投性や魚とのやり取り(釣り場状況)を考えるとやや長めの方がオススメ。
ただし、投げ竿の長さは慣れという部分が非常に大きいので、好みの長さがある場合はそちらを優先した方が良いですね。
オモリ負荷(号数)は、30号(CX)が一つの基準です。
大型の真鯛(80cmクラス)となると、30号クラスまたはCXクラスを揃えたいところです。
で、オモリ負荷(号数)が30号であればどんな竿でも良いか?というと、そうではありません。
引きの強い魚とやり取りをしないといけませんから、ある程度以上の価格帯の投げ竿をおすすめします。
同じ30号クラスでも低価格帯のモデルはトルク(粘り)が足りないために、魚を浮かせるために時間が掛かってしまいます。
これが全てではありませんが、ひとつの基準がカーボン含有率90%以上!
ハイスペックモデル
投げ釣りで大物を狙うなら・・・ダイワさんの定番「トーナメントサーフT パワートルク」
並継ぎロッドに近い3本継の振出しロッドなので、大物釣り師に人気のモデル
シマノさんが遠投置き竿の理想を追求し誕生したハイスペック振出モデル「プロセレクト」
スピンパワー(振出)を継承し優れた遠投性能、ナイロン5号以上、PE3号以上の太糸にも対応した大物ガイドセッティング
おすすめモデル
遊動Kガイド装着で、PEライン・ナイロンラインを問わないモデル
置き竿スタイルで揃えるのであれば、ダイワさんの最新モデル「ロングビームT」
置き竿の大物釣りと言ったら、シマノさんの「プロサーフ」
食い込みの良い穂先とナイロンラインの太糸にも対応したガイドで置き竿の不動の人気モデル
エントリーモデル
これから始める!タックルを揃えたい!という人におすすめがこちら。
コスパも高く、確立を上げるためにタックルを増やしたい人にも
リール
リールは、投げ専用の大口径スピニングリール(ドラグ付き)です。
そして、ドラグフリー機能(クイックドラグ、ツインドラグ、スピードドラグ)の備わった大物に対応する投げ専用のリールがオススメです。
メーカーで多少異なりますが、4000番クラスが必要。
使用する道糸が、200メートル巻けるものが選択の基準となります。
ダイワさんの最新投げ専用リール
シマノさんのツインドラグモデル
ドラグフリー投げ専用リールはコチラから
道糸・力糸
道糸は、ナイロンラインなら5号以上、PEラインなら2号~3号、プラス力糸を結びます。
(岩礁帯や根が多い釣り場などでナイロンラインの8号以上なら、力糸は不要)
糸巻き量は、200メートルを基準とします。
遠投で仕掛けを投げ入れる距離と万が一真鯛のアタリに気が付かず走られた距離を合わせると、楽に100メートル以上道糸を失うので、遠投する場合は200メートル、近投でも150メートルは確保したいところです。
天秤
定番は、L型の遊動天秤です。
メーカーはこだわりませんが、おすすめは定番の海草天秤(富士工業)
オモリ号数は、27号前後が使いやすい(近投なら20号~、遠投なら~33号程度)
ただし、遠投するために投げ竿の負荷以上のオモリを使ったり、オモリが重たすぎて釣り人の筋力の限界を超えた場合は、むしろ飛距離が落ちることになるので、十分に注意が必要です。
ハリス
ハリスは、フロロカーボンの8号以上が基準です。
投げ釣りでは仕掛けが海底に張っているので、太くすることで食いが落ちることはほとんどありません。
やや太めのハリスの方が安心してやり取りができます。
ただし、12号を超えるようなハリスを使用すると針への締め込みが甘くなってしまい、抜けの原因にもなります。
極端な太ハリスを使用するときは、管付の針もありますからそちらを使用すると良いでしょう。
大物狙いでは、トラブルが少ない1本針がおすすめです。
長さは1.5メートルを基準にハリス絡みや根掛かりがある場合は1メートル程度、食い込みを重視したい場合は最大2メートル程度取ります。
針のチモトには夜光玉を付けることで、エサをアピールすることができます。
釣り針
使用する針は、エサ(大きさ)によって変更します。
各メーカーから種類別の専用針が市販されているので、エサに合ったものを選んでください。
丸セイゴ針は、エサの種類を問いませんので、大物投げ釣り全般におすすめです。
エサ
真鯛の定番エサは、タイムシ・マムシ・ユムシ(コウジ)です。
ただし、地域によって釣果に差がありますから、釣り場近くの釣具屋さんで聞いてみることが一番です。
海釣りの定番エサのアオイソメや海老も実績があります。
釣り方
定番のポイントは、砂地に点在する岩礁周りや沖のかけ上がりなどの地形変化です。
広範囲を探るために仕掛けは遠近のポイントに投げ分け、竿立てに竿を掛けリールのドラグを開放(ドラグフリー)してアタリを待ちます。
真鯛を掛けたときのトラブルを避けるために、ひとつの竿立てに竿は2本までとし、夜間の釣行では竿先ライトを装着します。
真鯛は、一気に走り出すことが多くドラグの逆転音でアタリを知らせてくれます。
この場合は、すかさずドラグを締めこみ合わせを入れます(ただしあわてずに・・・)
竿先を叩く前アタリは出るがなかなか竿が入らないときは、ドラグを締めこみ聞き合わせをすると走り出すことが多いのでそこで合わせを入れるとほぼ針掛かりするハズです。
走り出さない場合は、外道の可能性が多いので一応聞き合わせを入れて仕掛けを回収します。
アタリが多い時間帯
大物全般に言えることですが、警戒心が緩む夜間は釣果が上がりやすいです(もちろん日中も釣れますが)
その日の潮回りによりますが、夕まずめから数時間と深夜、そして朝まずめはチャンスです。
参考にして頂けたら、幸いです!
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