仕掛けの投入後は、竿立てに置いてアタリを待つのがぶっこみ釣り・投げ釣りの置き竿スタイルです。
小さなアタリが取りたい場合や誘いを繰り返して行いたい場合などの手持ちスタイル以外は、竿立てに竿を置いてアタリを待ちます。
エサ交換や仕掛けの変更のときなども竿を置いて作業ができますから、必ず用意しておきたいアイテムのひとつですね。
釣り場ごとに使い分ける竿立て(竿掛け)
三脚式の竿立て
竿立ての中で広く利用されているのが三脚式です。
磯や堤防のように足元がしっかりとしていれば、これ一つで釣りが楽しめますね。
三脚式はこれひとつで通常1~3本の竿を並べることができますので、竿を多く出す投げ釣りには大変便利です。
三脚式の竿立ては、3本の脚を各々調整して使用しますので、勾配のあるところや段差があるところなども問題なく設置することができます。
注意点としては、3本の脚はなるべく広くとることと、中央にオモリをぶら下げることです。
仮にオモリをぶら下げずに使用すると、波や風の影響で簡単にバランスを崩し倒れてしまいます。
ぶら下げるオモリは、竿立てをしっかりと安定させることができれば何でもかまいません。
一般的なものとしては、ロープの付いた水汲みバケツに水をくんでぶら下げる方法で、手洗いに利用できる点がメリットです。
バケツが無かったり、忘れてしまったときは、ビニール袋に砂や石、水やオモリなどを入れてぶら下げたりすればOKです。
このときに、できることなら重しになる部分を地面に近くして重心を下げてあげるとより安定します!
釣り場によっては竿先を高く構えないといけない場合もありますので、用意するのであれば、少し大きめのものが良いと思います。
サーフ用の一脚スタンド(サーフスタンド)
砂浜の海岸から投げ釣りをするのであれば、サーフ用の一脚スタンドが便利です。
三脚式ですと脚の部分が埋まってしまい転倒や収納時に取りきれなかった砂により砂ガミの恐れがありますが、サーフ用にはその心配がありませんし、安定させるための重しも要りません。
また、堤防などの釣りと違い釣り場と水面の高低差が無いサーフでは、竿先を高くかまえることで道糸への波当たりを防ぐことができます。
サーフ用には、先が二股になっているものやポール型になっているものなどいくつか種類がありますが、僕のお気に入りはベルモントのアングルタイプのサーフスタンドです。
これは、アングルタイプなのでさほど深く差し込まなくても支持力が安定していますし、竿尻を受けるカップが付いていますので、竿が砂に触れることなく釣りができます。
アルミ製でとても軽量かつ鉄製のように錆びないことも魅力の一つです。
一番気に入っているところは、上部の竿受け部分がリング型ではなくU型になっているところです。
リング型のように竿を上から差し込むまたは抜き取る動作が不要なので、竿を置くことが容易でアタリがあったときにはそのまま竿を起こして合わせの動作ができます。
サーフと言っても、砂ではなく砂利浜やゴロタ浜などがあります。
目の細かい砂であればサーフスタンドを使用すれば良いのですが、表面が砂ですぐ下が石の場合やゴロタの場合にサーフスタンドを無理に差し込もうとすると破損してしまいます。
こういった釣り場は、脚が埋まりませんので三脚式の出番です。
このときに気を付ける点としては、三脚の脚をしっかりと安定するまで差し込んでから、脚の長さを調整することです。
また、石の上に脚が乗りますと滑る場合があるので、ずれない位置に置くことも重要です。
竿立てが不要な場所(柵や手すり、壁がある釣り場)
堤防に壁が上がっている釣り場、柵や手すりがあるような場合は、そのものに立て掛ければ竿立ては必要ありません。
上記の画像のような感じでしょうか?
継ぎ目のくぼみを利用して立て掛けます。
くぼみが無い場所や、複数本の竿を出すときなどは、横に滑ってキズが付いたり倒れて破損してしまうので、柵や手すりなら船用のホルダーを使うと確実ですが、それが設置できない場合は、竿置きマットのタテカケ君が便利です。
波型の形状が横滑りを防いでキズが付かないことはもちろんですが、ほとんどの場所でセットができて小型で軽量なので持ち運びに便利です。
投げ釣りだけでなく、サビキやルアー釣りなどの仕掛け交換などの際も大変重宝するおすすめしたいアイテムです。
コチラのアイテムも便利です。
ベルトで固定するので、手すりのパイプ部分に簡単に取り付けることができます。
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