釣った魚を「どう持ち帰るか」「どう食べるか」で、味は驚くほど変わります。
締め方や血抜きにこだわる人は多いですが、意外と見落とされがちなのが“余分な水分”です。
実はこの水分、臭みやドリップの原因になり、せっかくの魚の旨さを逃がしてしまう要素でもあります。
魚の味を一段上げる「脱水」という考え方
魚の身は、水分を多く含んでいます。
この水分が多すぎると、
- 焼いたときにベチャッとする
- 揚げ物の衣が水っぽくなる
- 臭みが残りやすい
といった状態になりがちです。
逆に、余分な水分だけをコントロールできれば、旨みは濃く、食感も良くなる。
そこで使われるのが、プロの現場でも使用されるアイテム。
ピチットシートとは?
ピチットシートは、食品専用の浸透圧脱水シートです。
塩や風を使わずに、素材の中から余分な水分と臭みだけを引き出すことができます。
使い方はとてもシンプル。
- 下処理した魚をシートで包む
- 冷蔵庫に入れる
- 時間を置くだけ
これだけで、
- ドリップが減る
- 臭みが出にくくなる
- 焼き・揚げ・干物すべてが美味しくなる
という効果が得られます。

実は「見た目はほとんど変わらない」
ピチットシートを使ったあと、
「あれ?見た目あまり変わらない?」
と感じる人も多いと思います。
それで正解です。
このアイテムは見た目を変える道具ではありません。
変わるのは、
- 焼いたときの香り
- 噛んだときの身の締まり
- 後味の良さ
つまり、食べた瞬間に違いが分かる系の道具です。
こんな人に向いている
- 釣った魚をできるだけ美味しく食べたい
- 一夜干し・焼き魚・唐揚げをよく作る
- 臭みが気になる魚を扱うことが多い
- 冷蔵保存・下処理をラクにしたい
逆に、脂が多く水分の少ない食材には向かない場合もあります。
「万能」ではありませんが、ハマると手放せなくなる系のアイテムです。
結論|ピチットシートは「味を底上げする道具」
ピチットシートは、派手な変化はありません。
ですが、
「いつもの魚料理が、なぜか美味い」
そんな状態を安定して作れる道具です。
魚を扱う機会が多い人ほど、効果を実感しやすいはず。
一度使ってみて、「あ、これか」と感じたら、もう戻れなくなるかも


